◆得意分野が自分を救ってくれる◆マツリダゴッホ 有馬記念(GI)
◆『得意分野が自分を救ってくれる』◆
欠点というのは気になるものだ。
コンプレックスを感じている状態は不快だ。
だから欠点は努力して少しでも改善したい。
それ自体はすばらしいことだ。
ただ将来的に自分を助けてくれるのは
マイナスをゼロに戻した分野よりも
プラスをもっとプラスにした分野だったりする。
10R 第54回 有馬記念(GI)
1着 ドリームジャーニー(牡5、2人気)
2着 ブエナビスタ
3着 エアシェイディ
:
7着 マツリダゴッホ(牡6、3人気)
~有馬記念の数日前 お食事処にて~
ドリームジャーニー
「いよいよ有馬が近づいてきましたね!ゴッホさん!」
マツリダゴッホ
「うむ、緊張感も高まってきたマツリダ」
ドリームジャーニー
「あ、あいかわらず語尾にはマツリダってつけるんですね 汗」
マツリダゴッホ
「あたりまえだマツリダ」
ドリームジャーニー
「ち、調子はどうっすか?ボクはこの秋一番のデキですよ!
ゴッホさんも好調っすか?」
マツリダゴッホ
「太め残りだマツリダ」
ドリームジャーニー
「そ、そうなんすか 汗
じゃあ、こんなとこであんま飯食わない方がいいんじゃないっすか?」
マツリダゴッホ
「腹が減っては戦がマツリダ」
ドリームジャーニー
「そ、それは文章がおかしくないっすか? 汗
だってマツリダは語尾なんでしょ?」
マツリダゴッホ
「マツリダ」
ドリームジャーニー
「そのマツリダは、”そうだ” っていう意味ですか? 汗」
マツリダゴッホ
「もちろんマツリダ」
ドリームジャーニー
「それは”もちろん” なのか ”もちろんそうだ”
なのかどっちですか? 汗」
マツリダゴッホ
「どっちでもマツリダ」
ドリームジャーニー
「い、いやーそれにしてもグランプリってゆうのは
やっぱり雰囲気が違いますよねー」
マツリダゴッホ
「有馬記念は祭りだマツリダ」
ドリームジャーニー
「や、ややこしいっすね 汗
ところで筆者がいちいち”マツリダ”って打つの
面倒だと言ってるんですが」
マツリダゴッホ
「コピペしろマツリダ」
ドリームジャーニー
「どうやら”マツリダゴッホ”をコピペに使ってるので
”マツリダ”をコピーしてしまうと
”マツリダゴッホ”の時に”ゴッホ”っていちいち打たなきゃいけないから
意味ないと筆者は言ってます」
マツリダゴッホ
「じゃあ”マツリダゴッホ”で貼りつけて
”ゴッホ”を消せマツリダ」
ドリームジャーニー
「なんか本格的にわけがわからなくなってきたので
まじめにレースの話でもしましょうか 汗
1番人気はブエナビスタですか・・・。
3歳牝馬ですがどう思いますか?」
マツリダゴッホ
「ブエナビスタは中山コースは初めてだ。
対してオレは中山マイスター。
その差は歴然だ」
ドリームジャーニー
「あれ?今、”マツリダ”ってつけるの忘れたんじゃないっすか?」
マツリダゴッホ
「・・・・マツリダ」
ドリームジャーニー
「と、取ってつけたようにつけ足しましたね 汗
いやしかしやっぱりコース適性っていうのは重要なんですかね?」
マツリダゴッホ
「オレもおまえも左回りはさっぱり走らん。
しかし中山コースでは別馬のように変わる。
欠点を直すことも大事だが
最後に自分を救ってくれるのは
絶対的な得意分野なのだマツリダ」
ドリームジャーニー
「なるほどー。ゴッホ先輩の話はやっぱり勉強になります!
さて、食事にしましょうか。
定食は肉と魚がありますけど肉でいいっすか?」
マツリダゴッホ
「マツリダ」
ドリームジャーニー
「それは肉でいいってことですか?」
マツリダゴッホ
「サカナダ」
ドリームジャーニー
「語尾がないですけど?」
マツリダゴッホ
「サカナダマツリダ」
このあと二人のトークは深夜にまで及んだという・・・
完