◆レーヴドリアン◆きさらぎ賞 成功の下、久しく居るべからず



◆『成功の下、久しく居るべからず』◆






うまくいった時や、結果が出た時は

次も同じ方法でやってしまいがちだ。


結果が出ているので

方法的には間違っていないが

永続的な成功を望む場合

ワンパターンにならないように

試行錯誤しておくことが重要になってくる。


また、精神的にも

過去の成功に浮かれていると

足元をすくわれる可能性が高くなるので

成功は早めに忘れて

危機感を持って次に備えるのがいいだろう。








11R 第50回 きさらぎ賞(G3)




1着 ネオヴァンドーム
2着 レーヴドリアン
3着 ステージプレゼンス






ローズキングダム
「おっせーなードリアンのヤツ。
 おまえちゃんと連絡したのか?」


ヴィクトワールピサ
「オ、オレのせいじゃねーっつうの。
 オレはちゃーんと昨日メールで連絡したし!
 ほらこのアドレス。
 durian&durian@ezweb.ne・・・・・」



ローズキングダム
「ドリアン&ドリアンって 笑」


ヴィクトワールピサ
「てゆうか英語じゃなくてフランス語じゃねーの?
   Reve d’Orient
 ”東洋の夢” だし。」


ローズキングダム
「でもドリアンの方がおもしろいよな」


ヴィクトワールピサ
「だな。」


レーヴドリアン
「ご、ごめんごめん 汗
 遅くなっちゃった!」



ヴィクトワールピサ
「遅いよ~ドリアン~。
 なにやってたんだよー」



レーヴドリアン
「・・・・・・・
 ・・・・・・・
 い、いやちゃんと約束の時間に着くように
 計算して行動してたんだけど
 気づいたらなぜか遅れてて 汗」



ヴィクトワールピサ
「なんだそりゃー。若いのにボケてんじゃねーよ。
 おまえは競馬スタイルといっしょで
 何事も遅れてくるのかっつーの」



ローズキングダム
「う、うまい!」



レーヴドリアン
「・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・
 そんなことないよ~」



ヴィクトワールピサ
「お、おそっ!
 会話の返答も遅れてくるのかよっ!」



ローズキングダム
「とりあえず腹減ったから
 なんか食おうぜー」



ヴィクトワールピサ
「だな。」



レーヴドリアン
「・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・そうだね。」



ヴィクトワールピサ
「お、おそっ!」



===============================



    ~すき屋 にて~





ローズキングダム
「えーと、じゃあオレは3種のチーズ牛丼」


店員
「はい」


ヴィクトワールピサ
「じゃあオレは、牛丼特盛りで」


店員
「はい」



ヴィクトワールピサ
「ドリアン、おまえはどうする?」



レーヴドリアン
「・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・」



ヴィクトワールピサ
「お、おそっ!」



レーヴドリアン
「じ、じゃあ・・・ドリアンひとつ」


店員
「申し訳ございませんが・・・ 失笑」



ローズキングダム
「すべったな」


ヴィクトワールピサ
「やっちゃったな」



店員
「ではカレーでよろしいですか?」


レーヴドリアン
「あ、・・・はい・・・」



ローズキングダム
「店員に勝手に決められたぞ?」


ヴィクトワールピサ
「これは悲惨だな。しかもカレーって。」




レーヴドリアン
「ああ~それにしても
 きさらぎ賞はやっちゃったよ~~ 涙」



ヴィクトワールピサ
「まあ、あれはしょうがないっちゃーしょうがないよ。
 前半全然エンジンかかってなかったもんなー。
 直線は鬼脚だったけどな。
 遅れて来すぎたな」



レーヴドリアン
「エンジンかけたくてもかからなかったんだ・・・泣」



ローズキングダム
「まああれだな。
 追い込んで2連勝してしまったが故に
 イメージが固定観念に変わったっつーかな。
 自分の形を決めすぎてたのかもな。」



ヴィクトワールピサ
「それもあるけど
 ずっと後ろから行ってたから
 前半エンジンかからないクセみたいなのが
 ついてしまったのかもな。
 そのへんはどうだ?ドリアン」



レーヴドリアン
「・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・そうかも」



ヴィクトワールピサ
「お、おそっ!
 まあとりあえずさー、
 追い込んで勝つってのはカッコイイけどな、
 いったんその成功は忘れてだな、
 初心に帰って考えてみた方がいいかもな。
 だよな、キングダム」



ローズキングダム
「・・・・・・・」



ヴィクトワールピサ
「”成功の呪縛”ってゆうのは
 次の失敗の要因になるしな。
 キングダムも負けなしだから気をつけんとな」



ローズキングダム
「・・・・・・・」



ヴィクトワールピサ
「おまえはチャンプだから心配いらんってか?」



ローズキングダム
「・・・・・・・
 3種のチーズが口の中でハーモニーを奏で・・・・
 ・・・・・・・
 え? なんか言った?」



ヴィクトワールピサ
「・・・・ 怒
 そうか忘れてた・・・
 こいつにはコレがあったんだ・・・ 怒
 ドリアンも気をつけろよ。
 こいつは人の話を聞かないからな」



レーヴドリアン
「・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・気をつける」



ヴィクトワールピサ
「お、おそっ! 怒」






         完

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