◆ジャパンカップダート2011予想⇒テスタマッタ⇒10兎を追う者は、1兎くらいは得る



【テスタマッタ】

○Testa Matta
○馬名 意味由来⇒ クリエイティブな意味合いでクレイジー
○5歳 男性 鹿毛
○父 Tapit
○レース間隔 : 3週
○調教師2011順位:56位
○阪神ダ 2-0-1-0
○全成績 5-2-3-10
○単勝回収率 408%
○複勝回収率 151%
○3歳のジャパンダートダービー優勝。4歳のフェブラリーSはエスポの2着。意外と結構エリート。
○人気でコケて、人気落ちで来る。ひねくれ気味。
○阪神は得意。前走惨敗で人気落ちなら怖い。



◆10兎を追う者は、1兎くらいは得る



≪焼き鳥シゲにて≫



♪しみじみ~飲めば~しみじみと~ぉぉぉ~♪



オウケンブルースリ
「・・シゲさん・・今回はオレ、全力でがんばったよ・・」


焼き鳥屋 店主シゲ
「ああ。わかってやすぜ」



オウケンブルースリ
「・・悔いはないです。でも・・できれば日本代表として、オレも上位争いしたかったです・・」


焼き鳥屋 店主シゲ
「そうですねえ」



ガラガラッ



テスタマッタ
「マッタ!!」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「まだボクが残っているっ!!」


オウケンブルースリ
「・・あ、シゲさん、ビールおかわりね」


焼き鳥屋 店主シゲ
「あいよ」



テスタマッタ
「マッタ!!」


オウケンブルースリ
「なんだよ」


テスタマッタ
「無視せんといて」



オウケンブルースリ
「・・ああ、そういやーおまえ今週ジャパンカップダートだっけ」


テスタマッタ
「そう!日本代表としてがんばる! 喜」



オウケンブルースリ
「・・日本代表つっても、外国馬はいねぇだろバカ。 ボソッ」


テスタマッタ
「マッタ!!」



オウケンブルースリ
「なんだよ」


テスタマッタ
「ユッタ!!」


オウケンブルースリ
「は?」


テスタマッタ
「バカってユッタ!!泣」



オウケンブルースリ
「ゆってねえよバカ」


テスタマッタ
「ユッタ!!またユッタ!!泣」


オウケンブルースリ
「うるせえバカ」



テスタマッタ
「キック!!」


オウケンブルースリ
「い、いてぇな!何すんだコラ! 怒」



テスタマッタ
「ケッタ!! 笑」


オウケンブルースリ
「な、なんで蹴るんだコラァー!!怒」



テスタマッタ
「キック!キック!!ケンカキック!!喜」


オウケンブルースリ
「いててて!やめろって!痛てえって!!怒」



テスタマッタ
「あ!!」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「・・ツッタ!! 泣」


オウケンブルースリ
「あ、脚つってんじゃねえかっ!どんだけ運動不足だよっ!!」


テスタマッタ
「・・イタイ 泣」



オウケンブルースリ
「バカはほっとこう。・・・いやー、シゲさん、オレも歳ですかね?」


焼き鳥屋 店主シゲ
「そんなことねえぜ」



オウケンブルースリ
「若くありたいとは思ってるんですけどね・・。シゲさんも、いい歳なんだから健康には気をつけた方がいいっすよ」


焼き鳥屋 店主シゲ
「そうですねえ」



オウケンブルースリ
「ずっと焼き鳥焼いてるから、肩こったんじゃないっすか?」


テスタマッタ
「コッタ!!」


オウケンブルースリ
「おまえじゃねえよっ!怒」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」



オウケンブルースリ
「食事とかもちゃんと食べないとダメっすよ。シゲさん今日の晩ごはん、もう食べましたか?」


テスタマッタ
「クッタ!!」


オウケンブルースリ
「お、おまえじゃねえって言ってるだろがぁー!!怒」


テスタマッタ
「のり弁クッタ! 笑」



オウケンブルースリ
「知らねぇよっ!おまえの晩ごはんなんて誰も興味ねえよっ! 怒」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」



テスタマッタ
「あ」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「オウケン、焼き鳥1本残してる。ボク食べる。パクッ。モグモグ」


オウケンブルースリ
「あぁーー!!ラスイチ残しといたんだぞコラァー!怒」



テスタマッタ
「・・モグモグ・・ゴックン」


オウケンブルースリ
「テ、テメー・・食いやがったな・・ 怒」


テスタマッタ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「・・ボコボコにされる前に、言い残すことはあるか・・ 怒」


テスタマッタ
「・・・・」


オウケンブルースリ
「・・・・」



テスタマッタ
「・・モット!!」


オウケンブルースリ
「もうねぇよっ!おまえがラスイチ食っちまったからなぁぁーー!!怒」



テスタマッタ
「モットくれ」


オウケンブルースリ
「もうねえっつってんだろがぁー!!怒 つーかテメー、のり弁食ったのに何で腹減ってんだコラァー! 怒」



テスタマッタ
「キック!!」


オウケンブルースリ
「い、痛てぇなコラァー!逆ギレかよっ! 怒」


テスタマッタ
「あ」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「これ以上ケッタら、脚つるからやめとく」


オウケンブルースリ
「・・が、学習してんじゃねえか 汗」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」



オウケンブルースリ
「・・はぁー。そんなことより、シゲさぁーん。オレこの先どーすりゃいいんすかねえ・・ 落」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「・・オレの人生、失敗ばっかりだ・・」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「・・これ以上、生きてたって、この先いいことなんか、もうないっすよ・・ 落」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「何かをやっても失敗するなら、何もしない方が傷つかなくてすむのかなぁ・・ 落」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「ねえシゲさん・・きっとそうっスよね・・ 落」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」


オウケンブルースリ
「・・・・ 落」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・二兎を追う者は一兎をも得ず・・」


オウケンブルースリ
「え?」



焼き鳥屋 店主シゲ
「同時に二つの事をする者は、どちらも失敗するということわざだ」


オウケンブルースリ
「ええ。知ってます」



焼き鳥屋 店主シゲ
「たしかに、パワーを1点に集中した方がいい場合もある」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「だがよ、逆もまた真なりだぜ」


オウケンブルースリ
「え?」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・10兎を追う者は、1兎くらいは得る」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・人生は失敗だらけだ。どんな成功者であっても、成功をつかむ前には、とてつもない数の失敗を繰り返している」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「最初から一兎しか狙ってなければ、それが失敗したら終わりだ」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「だが10兎くらい追えば、1兎くらいは得るもんだ」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「なぜなら、失敗を繰り返す中で、自己成長があることと、自分の適正に合うステージと出会えるからだ」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「失敗は成功までの通過点にすぎねえ。それがわかっていれば、ひとつの失敗に、いちいち落ち込んでるヒマはなくなるもんだぜ」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・すまねえオウケンさん。えらそうに言っちまって」


オウケンブルースリ
「いえ・・」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「・・心に響きました」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「いつも励ましてくれてありがとう・・シゲさん・・ 泣」


焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ。オレは何もしてねえぜ」



オウケンブルースリ
「いえ、すごくいいお話でした。なあ、マッタ」


テスタマッタ
「うん!」



オウケンブルースリ
「おまえも勉強になっただろ?」


テスタマッタ
「ナッタ!! 喜」


オウケンブルースリ
「・・・・汗」



テスタマッタ
「でも!」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「・・コッタ!!」


オウケンブルースリ
「な、なんで肩こってんだコラァー!!シゲさんに失礼だろがぁー!!怒」


テスタマッタ
「コッタ。肩イタイ」



オウケンブルースリ
「・・はぁー。じゃあストレッチみたいに、伸ばせよ。のびのび~って」


テスタマッタ
「うん!やる!・・のびのび~!」



オウケンブルースリ
「・・どうだ?楽になったか?」


テスタマッタ
「・・あ!」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「ツッタ!! 泣」


オウケンブルースリ
「テ、テメーはどんだけ運動不足だコラァァーー!!怒」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」



– つづく –

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