◆ローズキングダム◆青葉賞 また燃える


◆『また燃える』◆







11R 第17回 テレビ東京杯青葉賞(G2)




1着 ペルーサ
2着 トゥザグローリー
3着 ハートビートソング








ペルーサ
「ワシに手ぇ出すとはいい度胸だ・・
 オメーらどうなるかわかってんだろうな・・」



ローズキングダム
(こ、こいつはヤバそうだ・・どうする?)



ヒルノダムール
「キ、キングダム!
 そいつはやめとけ!」


ローズキングダム
「ダムール・・?」



ペルーサ
「あ?
 おまえどっかで見た顔だと思ったら
 若葉ステークスでワシの横を
 チョロチョロ走ってたヤツじゃねえか・・
 フッ 
 馬にも格があるよなあ・・
 並んだ瞬間わかっただろう?
 ビビッてたもんなあ、オマエ 笑」


ヒルノダムール
「くっ・・」


ペルーサ
「こんな奴が皐月賞2着だもんなあ・・
 現チャンピオンのヴィクトワールナントカいうヤツも
 たかが知れたもんだぜ」



    ジュッ



ペルーサ
「あーちぃーーー!! 泣」


ローズキングダム
「天誅でござる」


ヒルノダムール
「バ、バカ! キングダム!
 そいつはヤバイって!
 おまえも見ただろ?
 青葉賞の・・・・」



ローズキングダム
「そんなん知るか。
 コイツの暴言が悪いだろう?」


ヒルノダムール
「い、いくらキングダムでも
 そいつだけはやめとけ!」


ローズキングダム
「青葉賞なら見たよ。
 皐月賞に比べたら
 ゆる~いレースでしたなあ。
 でしょ?
 勝馬の、チョリースくんよぉ」



ペルーサ
「ペルーサだっ!! 怒」


ローズキングダム
「まあでも
 ヴィクトワールナントカいうヤツが
 たいしたことないっていうのは賛成だぜ、ペ・ヨンジュンくんよ」


ペルーサ
「ペ しか合ってねえよっ!! 怒」


ローズキングダム
「前髪、燃えてるぞ、ペンペン草くん」


ペルーサ
「ペルーサだって言ってんのが・・・
 う、うわぁ~!
 前髪がぁ~~!!
 あちぃ~~!!」



ローズキングダム
「ぷぷぷぷ~~ 笑」


ヒルノダムール
「ああ・・・キングダム・・なんてことを・・」






        - つづく –


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