◆ヴィクトワールピサ◆ダービーウィーク特別編4



◆『ダービーウィーク特別編4』◆








ヴィクトワールピサ
「ダダダ、ダービーまであと何日だっけ・・
 緊張しすぎてわからなくなってきた・・ 泣
 て、天気はどうなんだ?
 馬場状態は?
 ああ・・・ 怖いなあ・・ 泣
 と、とにかく!
 泥だらけになろうが
 傷だらけになろうが
 全力で勝ちにいくぞ! 汗」



ローズキングダム
「力入りすぎだろ 笑」


ヴィクトワールピサ
「キ、キングダム!
 おまえ出走できるのか?」



ローズキングダム
「うむ。
 右前脚のザ石がどうかというところだったが
 なんとか行けそうだ」


ヴィクトワールピサ
「そ、そうか!
 よかったな!! 喜」



ローズキングダム
「人のことでそんなに喜べるオマエは
 アホだな 笑」


ヴィクトワールピサ
「な、なんだと! 怒」



ローズキングダム
「・・・でもいいヤツだな・・・ ボソッ」


ヴィクトワールピサ
「あ? なんだって?
 聞こえねえよ」


ローズキングダム
「なんでもねえよ」



ヴィクトワールピサ
「とにかくオレは泥だらけになっても
 勝つからな!!」


ローズキングダム
「はいはい。がんばろうぜ」




    キキーー! ドンッ!!




ヴィクトワールピサ
「ぐわぁ~!
 く、車にひかれた~!」


ローズキングダム
「な、なんだこのベンツは?
 だれかおりてくるぞ・・?」




    ガチャッ




エアグルーヴ
「さあ、ルーラーちゃん、
 降りなさい。 下の泥で、お服が汚れないように気をつけるのよ」


ルーラーシップ
「はーい! ママー!」



ヴィクトワールピサ
「な、なんだあのおぼっちゃまくんは・・?」



ローズキングダム
「あいつがプリンシパルSのルーラーシップだろう」


ヴィクトワールピサ
「あ、あいつが・・・」




    キキーー! ドカーンッ!!




ヴィクトワールピサ
「どわぁ~!
 また車にひかれた~!! 泣」




    ガチャッ




トゥザヴィクトリー
「グローリー。
 着いたわよ。
 脚をくじかないように
 そっと降りるのよ?」



トゥザグローリー
「わかってるよー! ママ!」



ヴィクトワールピサ
「ま、また違うおぼっちゃまくんが・・・」



ローズキングダム
「あいつは浅いキャリアながら
 青葉賞でペルーサの2着だったトゥザグローリーだな・・」



ルーラーシップ
「ママー! おなかすいちゃったよぉー」


エアグルーヴ
「はいはい。
 今からグローリーくん達と一緒に
 フランス料理を食べに行きますからね」


ルーラーシップ
「やったー! 喜」



トゥザヴィクトリー
「グルーヴさん、お久しぶりね、オホホッホホホ」


エアグルーヴ
「そうね。
 今日はフレンチでよかったかしら?」


トゥザヴィクトリー
「そうね。
 子供たちもフレンチがいいって言ってるし。
 オホホ」




ヴィクトワールピサ
「な、なんだこの異様な雰囲気は・・・ 汗
 上流階級のカベを感じる・・。
 ”泥がつかないように”
 だと?
 泥だらけになっても勝つとか言ってたオレは
 いったい何なんだ? 怒
 あんなおぼっちゃまくんには絶対勝とうぜ!
 なあ! キングダムよ!」



ローズキングダム
「どーもお久しぶりですー。
 母のローズバドがお世話になりましたー。」



トゥザヴィクトリー
「あらー。キングダムくんー」


ローズキングダム
「どもですー。」



トゥザヴィクトリー
「キングダムくんも一緒に
 フランス料理、食べに行かない?
 おばさんがごちそうするから」


ローズキングダム
「いいんですかぁー。
 ありがとうございますー。でへ」



エアグルーヴ
「じゃあ行きましょうか。
 みんなー、ベンツに乗りなさい」



ルーラーシップ
「はーい」


トゥザグローリー
「はーい」


ローズキングダム
「はーーい!!!」




    ~ヴィクトワールひとり、ポツン~




ヴィクトワールピサ
「フ、フランス料理・・・ 泣」







        - つづく –

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