◆日本一かつニホンピロ ニホンピロレガーロ 小倉記念
◆日本一かつニホンピロ
小倉記念(G3)
1着ニホンピロレガーロ
2着バトルバニヤン
3着スマートギア
ニホンピロレガーロ
「ヒャーッハッハ!
ついに重賞制覇だぜ!
ここからオレの時代の始まりじゃね?」
周りの馬たち
「そうっすね!
マジそうっす!」
ニホンピロレガーロ
「だろ?
このまま一気にジーワンまで制して
ついでにダート界も制圧しちゃったりなんかして
まさにオレこそが、日本一でありニホンピロでもあるのだ!
ギャーハッハハ!」
周りの馬たち
「ついて行くっす!」
ニホンピロレガーロ
「フフフッ。
まあ野郎ばっかりでこんな話しててもつまらんな。
この勢いで女でも引っ掛けるか。
・・ん?
コンビニから美女が出てくるな。ニヤリ」
~コンビニにて~
レッドディザイア
「ええっとぉ~
大根と~はんぺんと~それからええっと~
大根ください♪
・・・・
・・って大根2個かよっ! とか一人つっこみしちゃうの~えへ」
店員
「ありがとうございましたー」
レッドディザイア
「えへへー
今日はおでんだじょー♪ おいしそうだにゃー♪」
ニホンピロレガーロ
「すいませーん、ちょっといいですかぁ~ヒャッハハww」
レッドディザイア
「え?
えと・・誰ですかぁ? 汗」
ニホンピロレガーロ
「ねえねえお姉さん、カワイイね~」
レッドディザイア
「あらま 喜
そうかしら? 喜」
ニホンピロレガーロ
「これからさあー
遊び行こうよぉ~ww」
レッドディザイア
「あ、ごめんなさい。
アタシはこれからおうちで、おでんを食べるのです」
ニホンピロレガーロ
「じゃあ一緒にメシ食おうぜ~w
さっさと来いよコラ
グイッ」
バシャッ
レッドディザイア
「ああ~~!!泣
お、おでんがぁ~!
全部こぼれちゃったよぉ~ 涙」
ニホンピロレガーロ
「おでんぐらい買ってやるからよ~w
早く行くぞコラ」
レッドディザイア
「エーン 泣」
ニホンピロレガーロ
「なあ、姉ちゃんよ。
オレはな?
これから有馬記念とフェブラリーSを制して
日本一かつニホンピロになる男だ。
オレと付き合っとけば友達に自慢できるぜ?
ヒャーッハハハwww」
レッドディザイア
「だ、大根がぁ~ 泣」
ニホンピロレガーロ
「チッ。
めんどくせえな 怒
ホラ来いよオメー」
謎の声
「聞き捨てならんな・・・」
ニホンピロレガーロ
「あ?
なんだテメー!怒」
エスポワールシチー
「フェブラリーSでオレに勝てるのか?」
ニホンピロレガーロ
「あ、あの筋肉・・
おまえは・・」
レッドディザイア
「あー!
エスポさんだー 喜」
エスポワールシチー
「レッドさん、ただならぬ様子だったので話しかけてみたが
どうした?」
レッドディザイア
「お、おでんが~ 泣」
ニホンピロレガーロ
「レ、レッドって・・汗
まさかこの女が・・」
エスポワールシチー
「・・・・
状況はわからんが・・
レッドさんを泣かせたことは事実だ。
このまま帰すわけにはいかんな・・」
ニホンピロレガーロ
「ぬ、ぬう・・・汗」
- つづく –