◆男ならバーボン アーネストリー 札幌記念


◆男ならバーボン


札幌記念(G2)

1着アーネストリー
2着ロジユニヴァース
3着アクシオン



【前回までのあらすじ】
エスポ、オウケン、アーネストは
喫茶店で待ち合わせ。
しかしアーネストの過剰な男気にオウケンくんピンチ。



アーネストリー
「まず待ち合わせに遅れたことを謝れ」



オウケンブルースリ
「ス、スミマセンでした・・」


アーネストリー
「・・・・」


オウケンブルースリ
「ごめんなさい・・」



アーネストリー
「オマエはそんな簡単に人に頭を下げるのか? 怒」


オウケンブルースリ
「えぇ~!? 汗汗」



アーネストリー
「それでも男か? 怒」


オウケンブルースリ
「は、はあ・・。
 じゃあ謝るのやめるよ・・」


アーネストリー
「オマエは遅刻したのに謝りもせんのか? 怒」



オウケンブルースリ
「・・くっ・・
 こ、この野郎・・
 ネチネチと・・
 単なるいやがらせじゃねえか・・ボソッ」


アーネストリー
「何か言ったか? 怒」


オウケンブルースリ
「い、いやいや! 汗
 ありがたいお説教だなーと! 汗」


アーネストリー
「フン」



オウケンブルースリ
「あ、そういやオレ、飲み物たのんでなかったな。
 すいませーん!」


店員
「はい」


オウケンブルースリ
「ミルクティーをひとつ」


店員
「かしこまりました」



アーネストリー
「・・・・怒」


オウケンブルースリ
「ん?」



アーネストリー
「・・・・
 ・・オマエはオカマか? 怒」


オウケンブルースリ
「な、なぜ? 汗」


アーネストリー
「男がミルクティーなんか頼んでんじゃねえ 怒」


オウケンブルースリ
「マ、マジっすか? 汗
 そこまで? 汗」


アーネストリー
「男ならバーボンだろうが 怒」


オウケンブルースリ
「い、いや、まだ午前中だし、ここは喫茶店なんだけど 汗」


アーネストリー
「じゃあコーヒーだ」


オウケンブルースリ
「なるほどね。
 アーネストもコーヒー飲んでるもんな」


アーネストリー
「オレは5杯目だ。
 キサマが二時間半も遅刻してきたおかげでな」


オウケンブルースリ
「だ、だからそのうちの2時間は、チミが勝手に早く来ただけでしょ? 汗」


アーネストリー
「胃がチクチクする 怒
 オマエが遅れてきたおかげでな 怒」


オウケンブルースリ
「おかわりしたのもチミの意思ですよね? 汗」



アーネストリー
「とにかくさっきのミルクティーを撤回して
 コーヒーにしてもらえ。男ならな」



オウケンブルースリ
「そ、それが男かどうかはわからんが・・汗
 まあいいけど。
 ・・・・
 すいませーん!」


店員
「はい」


オウケンブルースリ
「ごめんなさい、さっきのミルクティーやめて
 コーヒーにしてもらってもいいですか?」


店員
「かしこまりました」



アーネストリー
「・・・・怒」


オウケンブルースリ
「コーヒーにしたぞ。
 これでオレも男だろ?
 ・・ん?」



アーネストリー
「オマエはそんな簡単に注文を撤回するのか? 怒」


オウケンブルースリ
「えぇ~?! 汗」


アーネストリー
「店員さんに迷惑がかかるだろうが! 怒
 男なら自分の注文に責任と誇りを持て! 怒」


オウケンブルースリ
「か、完全にいやがらせだ・・ 泣」



  - つづく –

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