◆こけちゃいました ワンカラット キーンランドカップ


◆こけちゃいました


キーンランドカップ(G3)

1着ワンカラット
2着ジェイケイセラヴィ
3着ベストロケーション
4着ビービーガルダン



【前回までのあらすじ】
借金の返済のため
オウケンくんは拾ったサイフをネコババしようと試みるが
ガルダンに見つかってしまうのだった



ビービーガルダン
「なぜキサマのポケットに
 ワンカラット嬢の財布が入っているんだ? 怒」



オウケンブルースリ
「い、いやそれは、あのーそのー 汗」


ビービーガルダン
「・・・・」



オウケンブルースリ
「・・ごめん・・」


ビービーガルダン
「・・ふぅ・・
 ごめんで済んだら法律はいらんが
 反省の気持ちはわかった。
 とにかくワンカラット嬢にサイフを返しに行くぞ。
 まだその辺にいるハズ・・・
 ・・・・
 オーイ!!
 ワンちゃーん!!」



ワンカラット
「?!
 あ!
 ガルダンさん!
 どうしたんですか?」


ビービーガルダン
「これ、キミのサイフだろう?」


ワンカラット
「あーー!! 喜
 ずっと探してたんですー!!
 どこにあったんですかぁー?!」



オウケンブルースリ
「・・あ、あのー
 ご、ごめんなさ・・・」


ビービーガルダン
「そこに落ちてたのを
 たまたまオレが見つけたんだ」



オウケンブルースリ
「え・・・
 PPさん・・・
 どうして・・ボソッ」


ビービーガルダン
「BBだ ボソッ」



ワンカラット
「とにかくありがとうございました!! 喜
 超うれしいですー!!」



ビービーガルダン
「それはそうと
 ワンちゃん、キーンランドカップは強かったな!」


ワンカラット
「ありがとうございますー。
 てゆうかその、ワンちゃんってやめてもらっていいですか 汗
 犬みたいなんで」


オウケンブルースリ
「もしくは王貞治な」



ビービーガルダン
「落鉄してたらしいじゃないか。
 しかも前脚と後脚、両方とも 汗」


オウケンブルースリ
「マ、マジ・・? 汗
 クツ脱げても勝つの? 汗」



ワンカラット
「えへへー 照
 脱げちゃいました」


オウケンブルースリ
「マ、マラソンの谷口選手みたいだな 汗」



ワンカラット
「えへ。
 こけちゃいました」


ビービーガルダン
「こけてはいないだろ」


ワンカラット
「えへ」



  - つづく –

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