◆牛丼なのに肉が乗ってないでござる シゲルシャチョウ 小倉2歳S
◆牛丼なのに肉が乗ってないでござる
小倉2歳S(G3)
1着ブラウンワイルド
2着シゲルキョクチョウ
3着スギノエンデバー
:
7着シゲルシャチョウ
【前回までのあらすじ】
松屋に食事に来た3頭は
社長が食券を買おうとするも、買い方がわからないのだった。
~引き続き、松屋にて~
シゲルシャチョウ
「100万円の束を入れても肉が出てこんでござるっ!怒
どうなっとるんじゃあ!!怒」
シゲルキョクチョウ
「も、申し訳ございませぬ 汗
早急に本社の方に問い合わせて・・・」
ブラウンワイルド
「ハァー・・・
社長さんよお、その100万の束から1万だけ取り出してくれ」
シゲルシャチョウ
「むむっ!
たった1万でどうするつもりじゃ!
秘策があるでござるかっ?
・・・・
ホレ、1万」
ブラウンワイルド
「まず1万を入れるだろ?
で、3人分の食券ボタンを押す。
ピッ
パサッ
はい。
これでOK
さあ行くぞ、バカ殿」
シゲルシャチョウ
「おおっ!!
いとも簡単に食券を! 驚
すごいでござる!」
ブラウンワイルド
「だろ?
早く食おうぜ」
シゲルシャチョウ
「・・・・
ワイルドくん・・」
ブラウンワイルド
「ん?」
シゲルシャチョウ
「お釣りを返すでござる」
ブラウンワイルド
「よ、よく見てるんだな 汗
はいはい。
これお釣りな」
シゲルシャチョウ
「うむ。
・・・・
ワイルドくん・・」
ブラウンワイルド
「まだ何か? 汗」
シゲルシャチョウ
「どさくさに紛れて、自分の分の食券も買ったな」
ブラウンワイルド
「よ、よく見てるのね 汗
いいじゃんそれくらいー
さあ食おうぜー 汗」
シゲルシャチョウ
「・・・局長
わが社の経理担当者に連絡して
今の食券代を
貸付金として処理させておけ」
シゲルキョクチョウ
「はいっ!!」
ブラウンワイルド
「こ、細かいっ!汗
さすが社長業だなっ!汗」
~店内にて~
ブラウンワイルド
「さあ社長さんよ
牛丼だぜ。
遠慮なく食ってくれ」
シゲルシャチョウ
「遠慮なく・・?
ワシの自腹で買ったでござる」
ブラウンワイルド
「御社の経費で買ってましたよね? 汗」
シゲルシャチョウ
「ほほう。
これが牛丼でござるか
むむっ!!
肝心の牛肉が乗っておらんでござるっ!!怒」
ブラウンワイルド
「乗ってるじゃん 汗」
シゲルシャチョウ
「ん?
この小さい肉のことでござるか? 汗
小さすぎて、そぼろかと思ったでござる・・・」
ブラウンワイルド
「ふ、普段どんだけデカイ肉を食ってんだよ 汗」
- つづく –