◆ふるさとに帰りたいでござる シゲルシャチョウ 小倉2歳S
◆ふるさとに帰りたいでござる
小倉2歳S(G3)
1着ブラウンワイルド
2着シゲルキョクチョウ
3着スギノエンデバー
:
7着シゲルシャチョウ
【前回までのあらすじ】
松屋に食事に来た3頭は
食券を買うのに苦戦するも、なんとか牛丼までたどり着いたのだった
~引き続き、松屋にて~
シゲルシャチョウ
「むう。
こんなに小さい牛肉は初めて見たでござる」
ブラウンワイルド
「ふ、普通だろ 汗
やっぱ社長はデカイ肉を食ってんだな 汗」
シゲルシャチョウ
「まあとりあえず、頂いてみることにするでござる。
モグモグ
・・・・
・・・・」
シゲルキョクチョウ
「社長!
いかがですかっ!」
ブラウンワイルド
「まあ松屋の牛丼だからな
社長様のお口には合わんかもしれんなあ」
シゲルシャチョウ
「モグモグ・・
・・・・」
ブラウンワイルド
「どうだ?
イマイチ?」
シゲルシャチョウ
「・・・・涙」
ブラウンワイルド
「な、なんで泣いてんの? 汗」
シゲルシャチョウ
「・・・懐かしい味でござる・・泣
戦後の復興期・・・
食べるものが無かった極貧の時代に、仕方なく食べた牛肉の味でござるっ・・泣」
ブラウンワイルド
「戦後復興期に牛肉とか食ってたのか 汗
しかもイヤイヤ食ってたのか? 汗」
シゲルシャチョウ
「ワシにもそんなストイックで貧乏な時代があったのでござる 泣」
ブラウンワイルド
「ス、ストイック・・? 汗」
シゲルシャチョウ
「ああ、故郷の母上・・
わがふるさと・・・
帰りたい・・・
帰れない・・・泣」
ブラウンワイルド
「帰りたいなら帰れよ 笑」
- つづく –