◆国のために戦った若者への敬意でござる シゲルシャチョウ 小倉2歳S


◆国のために戦った若者への敬意でござる



小倉2歳S(G3)

1着ブラウンワイルド
2着シゲルキョクチョウ
3着スギノエンデバー
    :
7着シゲルシャチョウ



【前回までのあらすじ】
松屋に食事に来た3頭は
食券を買うのに苦戦するも、なんとか牛丼までたどり着く。
牛丼を食べた社長は、昔を思い出し、センチになるのだった



~引き続き、松屋にて~



シゲルシャチョウ
「ううっ 泣
 この牛丼の味は
 まさに戦後復興期に食べた味でござる 泣」



ブラウンワイルド
「そ、そうか 汗
 贅沢な戦後だな 汗」


シゲルキョクチョウ
「社長!!
 心中お察し致しまするっ!!号泣」


ブラウンワイルド
「号泣すんなよ 笑」



シゲルシャチョウ
「・・・ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム・・・」


ブラウンワイルド
「は?」


シゲルシャチョウ
「戦後、戦勝国のアメリカは、原爆を落としまくったり
 大都市への無差別爆撃を行ったことを正当化するために
 日本国民への洗脳を行ったのだ・・・泣」



ブラウンワイルド
「はい? 汗」


シゲルシャチョウ
「つまり、この戦争の原因はアメリカにはなく
 一部の日本人の軍国主義が招いたのだ!!と
 アメリカ人は日本国民を洗脳したのだ・・・泣」


ブラウンワイルド
「へ、へぇー 汗」



シゲルシャチョウ
「War Guilt Information Program
 略して、WGIP
 忘れてはならんのだ・・・泣」


ブラウンワイルド
「は、はぁ・・ 汗」



シゲルシャチョウ
「そんな理不尽な戦後を生き抜き、ワシはここまでの財を築いた・・・
 しかし、きっと失ったものも多かったのだな・・・」



ブラウンワイルド
「よ、よくわからないけど
 い、いい話だなあ 汗
 なあ、局長! 汗」



シゲルキョクチョウ
「・・・Zzzz・・・」


ブラウンワイルド
「寝とる! 汗」



シゲルシャチョウ
「国のために命をかけて戦った日本人を
 悪者にしてはならんでござるっ!!泣
 ならんのでござるっ!!泣」



ブラウンワイルド
「お、おい・・・
 局長!
 起きろって! 汗
 クビになるぞっ!汗」



  - つづく –

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