◆私がそこに存在する理由 エイシンフラッシュ ローズステークス
◆私がそこに存在する理由
ローズステークス(G2)
1着アニメイトバイオ
2着ワイルドラズベリー
3着エーシンリターンズ
4着アパパネ
アパパネ
「エラソーに語ってるけど、アンタはどうなのよ。
今週、神戸新聞杯でしょ?」
ローズキングダム
「フッ。
余裕だろ」
アパパネ
「へー。
アンタ2400mを走りきるスタミナあるわけ?」
ローズキングダム
「バカ言ってんじゃねえ
ダービーの激走を見なかったのか?」
アパパネ
「・・・上がり32.9」
ローズキングダム
「うっ 汗」
アパパネ
「アンタの長所の瞬発力が最大限に生かせる馬場と展開。
あれで距離はOKだなんて、思ってないんでしょ?」
ローズキングダム
「・・・・」
アパパネ
「いつも強がっちゃってさ」
ローズキングダム
「キングは泣き言など言わんのだ」
アパパネ
「・・・たまには言ってよ・・・」
ローズキングダム
「え?」
カシャッ!!
ローズキングダム
「うっ!!
ま、まぶしい!!
なんだ?? 汗」
エイシンフラッシュ
「スクープ!!
2冠女王と2歳チャンプが密会!!
カシャッ!
カシャッ!」
アパパネ
「フラッシュくん、久しぶりー」
エイシンフラッシュ
「でへ。
どもー」
ローズキングダム
「・・・おまえさあ、フラッシュはやめろよ。
まぶしいんだよ 怒」
エイシンフラッシュ
「これは私の存在理由。
リーズンデートルなのだ!!
カシャッ!」
ローズキングダム
「ま、まぶしいっ!!」
- つづく –