◆焼き鳥屋のオヤジの夢 オウケンブルースリ 京都大賞典



◆焼き鳥屋のオヤジの夢



京都大賞典(G2)

1着メイショウベルーガ
2着オウケンブルースリ
3着プロヴィナージュ



【前回までのあらすじ】
オウケンとエスポは共に2着に負けるが
その言い訳を聞いていた焼き鳥屋のオヤジがキレるのだった



焼き鳥屋のオヤジ
「確かに、世界の舞台で壮大な夢を描くことは
 男のロマンだ。
 だがその前に、いつも自分を支えてくれる、ささやかで温かな存在を
 ぞんざいに扱っちゃいけねえだろう?」


オウケンブルースリ
「・・・そ、存在とぞんざいが絶妙なハーモニーっすね 汗」



焼き鳥屋のオヤジ
「あ? 怒
 テメーマジメに聞く気あんのか? あ? 怒」


オウケンブルースリ
「あ、ありますです 汗」



焼き鳥屋のオヤジ
「馬券を買ってくれるファンを、ぞんざいに扱うようなレースをするな」


オウケンブルースリ
「はい 汗」



焼き鳥屋のオヤジ
「確かに、BCクラシックとか凱旋門賞に比べたら
 馬券ファンの気持ちなんてよ、つまらねえものかもしれねえよ」


オウケンブルースリ
「い、いえ 汗」



焼き鳥屋のオヤジ
「でもよ。
 身近な、ささやかな存在に感謝できねえヤツが
 世界なんか獲れねえと、オレは思うんだよ!!」


オウケンブルースリ
「そ、そうですね 汗」



焼き鳥屋のオヤジ
「・・・・
 ・・・言い過ぎた・・
 スマンかったな・・」


オウケンブルースリ
「い、いえ・・・」



エスポワールシチー
「・・・店主・・・
 この件に関しては、全面的にこちらに非がある。
 申し訳なかった。
 この通りだ」


焼き鳥屋のオヤジ
「いや、もういいってことよ。
 ゆっくりオレの自慢の焼き鳥、食っていってくれや。
 フッ」



エスポワールシチー
「はい。頂きます」


オウケンブルースリ
「いただきまーす!
 モグモグ・・・
 ・・・・
 ・・・・
 ・・ん?
 なんかこの焼き鳥さ
 焼けてなくない? 汗」



エスポワールシチー
「うむ。
 確かにちょっと赤いな」


オウケンブルースリ
「すんませーん!
 おっちゃん!
 この焼き鳥、ちゃんと焼けてないんだけどー」


焼き鳥屋のオヤジ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「おーい!
 おっちゃん!」


焼き鳥屋のオヤジ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「オッサン!!」


焼き鳥屋のオヤジ
「・・・なんだよ。
 今、忙しいんだよ」


オウケンブルースリ
「い、忙しいって 汗
 こっちを優先しろよ! 汗」



焼き鳥屋のオヤジ
「・・・・
 あのなあ。
 オレは今、この焼き鳥屋をチェーン展開しようとしてるんだぜ?」


オウケンブルースリ
「知るかっ!!」


焼き鳥屋のオヤジ
「チェーン展開して、世界と勝負するんだぜ!!
 だから、こんな日本の小さい店の客に
 いちいち、かまってるヒマはねえんだぜ!!」



オウケンブルースリ
「テ、テメー!!
 いつも自分を支えてくれる、ささやかで温かな存在を
 ぞんざいに扱うんじゃねえよっ!!怒」


焼き鳥屋のオヤジ
「存在とぞんざいを、絶妙なハーモニーにしてんじゃねえ!!」



オウケンブルースリ
「オレのコメントをパクってんじゃねえっ!!怒」



エスポワールシチー
「・・・・汗」



  - つづく –

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