◆必勝パターンを伝授する ローズキングダム 菊花賞(GI)


◆必勝パターンを伝授する



菊花賞(GI)

1着ビッグウィーク
2着ローズキングダム
3着ビートブラック



【前回までのあらすじ】
アパパとキングダムの煮え切らないラブコメ状態に
百戦錬磨のアニメはアドバイスをするのだった



~キングダム家にて~



ローズキングダム
「まあ見ての通り、おまえは秋華賞を取ったのに
 オレはまた2着・・・
 奇跡は起こらなかったってことで 落」


アパパネ
「そ、それはさ!
 しょうがないよ! 汗
 前残りの展開で、2着まで追い込んできたんだから
 すごいじゃん! 汗」



ローズキングダム
「・・・母さんも(ローズバド)
 オークス・秋華賞は2着・・・
 オレも、ダービー・菊花賞2着・・・
 競馬はブラッドスポーツだ。
 血には逆らえないってことさ。
 ハハッ 苦笑」


アパパネ
「て、展開が向かなかっただけだよ! 汗
 だってアンタは、3000mを走って
 上がり33秒台だったんだから!
 能力が1番っていうのは見せたでしょ?汗」



ローズキングダム
「・・・・
 まあクォークスターも33秒台だったが・・・
 それにしても・・・
 なんかおまえ・・・
 今日、妙に優しくない? 汗」


アパパネ
「そ、そうかなー 汗
 普通だよ! 汗」



~回想シーン~



アニメイトバイオ
「いい?アパパ。
 キングダム君は1番人気で菊花賞を勝てなかったんだから
 当然キズついて落ち込んでるわ」


アパパネ
「うん」



アニメイトバイオ
「男は繊細だからね
 そのキズを癒すような言葉をかけてあげるわけ」


アパパネ
「ふむ」



アニメイトバイオ
「そこで男の信頼を得れば
 次にコーヒーを自分にこぼすのよ!」


アパパネ
「な、なぜ・・・? 汗」



アニメイトバイオ
「『やだぁ~!
 コーヒーこぼしちゃった~
 あつーい!!泣』
 ・・・・
 とか言えば、男は
 大丈夫かっ!!
 ヤケドしなかったかっ!!
 とか言って
 拭いてくれたりするわけだから」


アパパネ
「ふむふむ」



アニメイトバイオ
「そのあと
 『私・・・ちょっと酔っちゃたみたい・・・』
 とか言って
 カレの肩にもたれるのね」


アパパネ
「ほう 汗」



アニメイトバイオ
「あとは雰囲気にまかせて、寝技にもちこめば必勝よ」


アパパネ
「ほほう 汗汗」



アニメイトバイオ
「グッドラック、アパパ。
 幸運を祈る」



~回想シーン終わり~



アパパネ
「・・・・
 むむむ、無理~~! 泣」


ローズキングダム
「は?」



アパパネ
「い、いやあきらめるな!
 アタシは4冠牝馬アパパネ!
 どんなときも勝負してきたんだから!!」


ローズキングダム
「な、なに・・・? 汗」



  - つづく –

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