◆コーラの砂糖含有量と添加物 トランセンド みやこステークス
◆コーラの砂糖含有量と添加物
みやこステークス(G3)
1着トランセンド
2着キングスエンブレム
3着サクラロミオ
【前回までのあらすじ】
佐伯に借りた裏DVDをデッキに残したまま
レッドが帰宅。見つかれば大惨事の状況で
オウケンの運命やいかに
≪オウケン宅≫
レッドディザイア
「あ、オウケンくん
アタシ、着替えてくるね」
オウケンブルースリ
「おおっ!!
そうだな!!
着替えてリフレッシュした方がいいぜっ!!」
レッドディザイア
「うん」
オウケン心の声
(ここしかないっ!!
ソッコーAVを取り出して隠してしまえば
万事解決!!
今だっ!!)
ピンポーン
オウケンブルースリ
「はううっ!!汗汗」
レッドディザイア
「はーーい!
オウケンくん、誰か来たみたいだね」
オウケンブルースリ
「う、うん・・・泣」
ガチャ
トランセンド
「こんにちは」
レッドディザイア
「あらー!
トラオくん!
どうしたのー?」
トランセンド
「うん。
ちょっと近くまで寄ったもので」
レッドディザイア
「そうなんだー。
上がって~」
トランセンド
「では遠慮無く。
おじゃましまーす」
オウケンブルースリ
「・・・ああ、トラオか・・・」
トランセンド
「な、なんか元気ないっすね、オウケンさん 汗」
オウケンブルースリ
「ああ。
おまえのおかげでな 落」
トランセンド
「な、なぜ? 汗」
レッドディザイア
「ねえ、トラオ君、何か飲む?」
トランセンド
「ああ、すいません。
ではヤクルトを」
レッドディザイア
「・・・ヤクルトは乳酸菌のメリットより
砂糖の害が・・・」
オウケンブルースリ
「レ、レッド!!
それは昨日も聞いたよっ!!汗
危険トークやめろっつーのっ!!汗」
トランセンド
「ではコーラください」
レッドディザイア
「・・・コーラの砂糖含有量は、500mlで約60g・・・
角砂糖1個が4gだから、簡単に言うと
角砂糖を 15個イッキ食いした後に、水を500ml飲む感じ・・・」
オウケンブルースリ
「レ、レッドちゃん・・・?汗汗」
レッドディザイア
「・・・いや・・・
コーラの添加物を加味して考えれば
角砂糖を15個イッキ食いの方が、まだマシ・・・」
オウケンブルースリ
「レ、レッドちゃん!!
黙りなさいっ!!汗」
トランセンド
「レ、レッドさん、健康マニアなんですね 汗
えーっとじゃあ、レッドさんのオススメをください 汗」
レッドディザイア
「・・・そうね。
柿の葉茶がいいと思うよ」
トランセンド
「柿・・・ですか」
レッドディザイア
「うん。
ビタミンCやミネラルが豊富なお茶で
ノンカフェインなので子供も安心して飲めるよ」
トランセンド
「ぼ、ぼくは子供ではないですが 汗
じゃ、じゃあそれ頂けますか? 汗」
レッドディザイア
「はーい。
今、入れるね」
トランセンド
「ありがとうございまーす」
オウケン心の声
(・・・・
待てよ・・・
レッドが柿の葉茶を入れてるスキを突いて
AVをデッキから取り出せば・・・
ふ・・・
ふはははー!
助かったぜっ!!
ナイス柿の葉茶っ!!
よし!
行くぜっ!!)
オウケンブルースリ
「あ、ちょっとゴメン、トラオ。
番組予約されてるか確認したいから
前通してくれる?」
トランセンド
「・・・・」
オウケンブルースリ
「ん?
ちょっと前通らせて?」
トランセンド
「・・・せんど・・・」
オウケンブルースリ
「ん?
なに?」
トランセンド
「とおらせんどっ!!」
オウケンブルースリ
「ほう。
トランセンドだから、とおらせんど・・・
・・・って、今はそんなことやってる場合じゃねえんだ!!怒
通らせろやー!!怒」
トランセンド
「とおらせんどー!!」
オウケンブルースリ
「テメー!ぶっ殺すぞコラァー!!怒」
レッドディザイア
「あらあら。
二人とも仲良しね。
はい、トラオ君、柿の葉茶、お待たせ~」
トランセンド
「あ、どうも~」
オウケンブルースリ
「ま、またしてもチャンスを逃した・・・泣」
– つづく –