◆シルクロードS予想 ジョーカプチーノ衝撃の豆



【ジョーカプチーノ】

・父マンハッタンカフェ
・牡5
・NHKマイルは、前残りの展開とは言え、10番人気でジーワン制覇
・ダービー大差でビリ。その後1年5ヶ月もの休養
・復帰戦のスワンSで、いきなり3着。また10番人気
・マイルCSは先行馬には厳しい流れを、そこそこ踏ん張る
・今回、1200&ハンデ戦&58キロは厳しいが、もし勝つようなら・・・



≪焼き鳥屋シゲにて≫



コスモファントム
「くっそー!あそこから伸びる予定だったのにー!」


ジョーカプチーノ
「よくやっただろ。もうちょっと仕掛けが早くてもよかったかな?」



コスモファントム
「今日はヤケ酒っすよ!シゲさん!ビールね!」

焼き鳥屋店主シゲ
「あいよ」



ジョーカプチーノ
「じゃあボクは、カプチーノを」


コスモファントム
「い、いやジョーさん!汗 焼き鳥屋にコーヒーはないでしょ 汗」



焼き鳥屋店主シゲ
「・・・あるぜ?」


コスモファントム
「あ、あんのかいっ!汗」



ジョーカプチーノ
「じゃあお願いします」


焼き鳥屋店主シゲ
「あいよ」



コスモファントム
「ところでショーさん、今回はハンデ戦の58キロですが、勝算はあるんすか?」


ジョーカプチーノ
「うーん、重いよねえ」



コスモファントム
「斤量は短距離ほど響きますからね」


ジョーカプチーノ
「そうだねえ」



焼き鳥屋店主シゲ
「ビールとカプチーノお待ち」



コスモファントム
「どーもー」


ジョーカプチーノ
「ども」



コスモファントム
「・・・焼き鳥屋のカプチーノは期待できなさそうっすね 汗」


ジョーカプチーノ
「うん・・・しかもボクは世界中のカプチーノを飲み歩いているからね」


コスモファントム
「ほ、ほう 汗」



ジョーカプチーノ
「まずくてもいいんだ。飲み比べたいだけだし」


コスモファントム
「そうっすか」



ジョーカプチーノ
「まあコンビニのミルクコーヒーみたいなもんだろうけど」


コスモファントム
「ですね」



ジョーカプチーノ
「・・・ズズッ」


コスモファントム
「マズイっすか?」



ジョーカプチーノ
「・・・・」


コスモファントム
「ん?」



ジョーカプチーノ
「・・・こ、これは・・・」


コスモファントム
「げ、激マズっすか?汗」



ジョーカプチーノ
「・・・シゲさん・・・この豆は一体・・・?」


焼き鳥屋店主シゲ
「フッ」



コスモファントム
「そ、そんなにマズイんすか?汗」


ジョーカプチーノ
「・・・衝撃のうまさだ・・・」



コスモファントム
「えぇ~!?汗汗」


ジョーカプチーノ
「シ、シゲさん・・・この豆はどこの国から輸入したんですか?驚」


焼き鳥屋店主シゲ
「豆?」



ジョーカプチーノ
「ええ!こんな豆は国内にはないでしょ?!」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・ただの豆だぜ?」



ジョーカプチーノ
「た、単なるコーヒー豆だって言うんですか?!」


焼き鳥屋店主シゲ
「いや・・・」


ジョーカプチーノ
「・・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「単なる、えんどう豆だ」


ジョーカプチーノ
「は?」



焼き鳥屋店主シゲ
「えんどう豆と、インスタントのネスカフェで作ったんだぜ」


ジョーカプチーノ
「そ、そんなバカな!じゃあミルクが最高級なんでしょ!?」



焼き鳥屋店主シゲ
「・・・冷蔵庫の奥に入ってた、賞味期限切れの牛乳ですけど?」


ジョーカプチーノ
「はぁ~?!」


焼き鳥屋店主シゲ
「フッ」



ジョーカプチーノ
「・・・そんなことがあるワケない・・・ボクは世界中のカプチーノを飲み比べて・・・」


焼き鳥屋店主シゲ
「ジョーさんな・・・」


ジョーカプチーノ
「・・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「弘法筆を選ばず・・・って知ってるかい?」


ジョーカプチーノ
「そりゃー知ってますよ・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「技量が優れていれば道具に左右されないという意味だぜ」


ジョーカプチーノ
「ええ」



焼き鳥屋店主シゲ
「そこからもう一歩踏み込むんだぜ」


ジョーカプチーノ
「は?」



焼き鳥屋店主シゲ
「自分の技量の不足を道具のせいにしてはならない」


ジョーカプチーノ
「・・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「さらにもう一歩踏み込んでみるぜ」


ジョーカプチーノ
「・・・・汗」



焼き鳥屋店主シゲ
「ジョーさんは、今回好走しても凡走しても、ハンデ差のせいにしてはならない」


ジョーカプチーノ
「・・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「フッ。余計なことしゃべっちまったな。スマン」


ジョーカプチーノ
「いえ・・・大変勉強になりました!」



焼き鳥屋店主シゲ
「オレはただ、うまいモンをお客さんに食ってもらえれば、それでいいんだぜ」


ジョーカプチーノ
「いえ!焼き鳥シゲは、うまいだけじゃなく、人生に迷った者を救う場所ですっ!」



焼き鳥屋店主シゲ
「やめておくんなせえ」


ジョーカプチーノ
「そう思うんですっ!」



焼き鳥屋店主シゲ
「・・・オレはそんなガラじゃねえからよ、ジョーさん、今週のレースが終わって疲れたら、またカプチーノ飲みに来たらいいぜ」


ジョーカプチーノ
「はい!必ず!」



– つづく –

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