◆京都牝馬S予想 小柄なアプリコットフィズは・・・


【アプリコットフィズ】

・父ジャングルポケット
・小柄な牝4
・3歳春のクイーンCを楽勝してクラシックへ
・桜花賞は2番人気も輸送で力出せず5着
・オークスは馬場の悪い内々を走らされ6着
・夏の札幌クイーンSで復活の圧勝。4角先頭押し切り
・秋華賞は先行馬総崩れの中、唯一粘って3着
・マイル戦は得意
・今回、別定とはいえ斤量差と輸送を克服できるか



≪オカマバーにて≫



アパパネ
「フィズちゃん、こんな店知ってたんだ 汗」


アプリコットフィズ
「私は大人の女だからね」


アパパネ
「へ、へぇー 汗」



アプリコットフィズ
「あ、マツコさん久しぶり~」


ニューハーフ マツコ
「・・・よく来たわね」



アプリコットフィズ
「マツコさん、アプリコットフィズひとつ!」


ニューハーフ マツコ
「フン」



アパパネ
「・・・な、なんかあの人、怒ってない?汗」


アプリコットフィズ
「マツコさんは、いつもあんな感じなのよ」


アパパネ
「へ、へぇー 汗」



アプリコットフィズ
「アパパもアプリコットフィズ飲む?」


アパパネ
「や、ややこしい会話だね 汗」



アプリコットフィズ
「あれ、レモン系カクテルは嫌い?」


アパパネ
「い、いや~アタシはお酒は得意じゃないから、ウーロン茶で!汗」


アプリコットフィズ
「ふーん。おこちゃまね」



アパパネ
「そ、それよりどう?フィズちゃん京都牝馬Sは1番人気かな?」


アプリコットフィズ
「・・・・」


アパパネ
「ん?」



アプリコットフィズ
「・・・ずいぶんと差をつけられたものよね・・・」


アパパネ
「え 汗」



アプリコットフィズ
「桜花賞の時は、ライバルだったのに、今やアンタは歴史に名を残す3冠馬ですか・・・」


アパパネ
「い、言い方にトゲがあるねえ 汗」



アプリコットフィズ
「でもヴィクトリアマイルは、私、勝つから」


アパパネ
「おおー!ジーワン勝利宣言?」



アプリコットフィズ
「東京マイルはクイーンCを楽勝した舞台だから」


アパパネ
「そうだね!」



アプリコットフィズ
「そのためにはこんなところで転ぶわけにはいかない」


アパパネ
「そうだ!」


アプリコットフィズ
「・・・・」



アパパネ
「それにフィズちゃんはスレンダー美人だもんね!」


アプリコットフィズ
「・・・まあね」



アパパネ
「アタシはガッチリしちゃってるから、羨ましいなー」


アプリコットフィズ
「でしょ?スレンダー最強でしょ?」


アパパネ
「うんうん!」



ニューハーフ マツコ
「・・・フン。幼稚な発想ね・・・」


アパパネ
「マツコさん?」



ニューハーフ マツコ
「”女はやせてガリガリが美しい”なんていうのは、マスコミの誘導という面があるでしょうが 怒」


アパパネ
「は、はぁ・・・汗」



ニューハーフ マツコ
「ダイエット市場は大きいからね。企業がそこを狙わないわけがないのよっ!怒」


アパパネ
「な、なんか怒ってますね、マツコさん 汗」



ニューハーフ マツコ
「企業の戦略に踊らされてんじゃないわよっ!!怒」


アパパネ
「マ、マツコさん・・・落ち着いて・・・汗」



ニューハーフ マツコ
「ガリガリなんて不健康よっ!!怒 女は普通でいいのよっ!!怒」


アパパネ
「あ、マツコさんも、ふくよかですもんね」



ニューハーフ マツコ
「・・・あ? 怒」


アパパネ
「な、なんでもないです!汗」



ニューハーフ マツコ
「いい?アンタたち。自己肯定感を高めるために、自らをストイックに管理するのは賛成よ」


アパパネ
「・・・・」



ニューハーフ マツコ
「でもTV番組でタレントが言ってたからとか、そんな理由で自らの方向性を決めてんじゃないわよっ!!怒」


アパパネ
「な、なるほど 汗」



ニューハーフ マツコ
「それに男は、ガリガリ女より、ふっくら女の方が大概、好きなものよっ!!怒」


アパパネ
「そ、そうなんですか?汗」



ニューハーフ マツコ
「あったりまえでしょ!このブスっ!!怒」


アパパネ
「ブ!?・・・汗」



ニューハーフ マツコ
「わかったら早く帰れ!このドブスコンビがっ!!怒」


アパパネ
「は、はい 汗 フィズちゃん、帰ろっか?汗」


アプリコットフィズ
「そ、そうね 汗」



ニューハーフ マツコ
「・・・あ、アパパちゃん!」


アパパネ
「は、はい 汗」



ニューハーフ マツコ
「今度キングダム連れてきてよ~。アタシああいうのタイプなの♪かわいがっちゃうから♪」


アパパネ
「・・・・汗」


アプリコットフィズ
「・・・・汗」



– つづく –

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