◆東京新聞杯予想 ダノンヨーヨーの位置取り相談


【ダノンヨーヨー】

○父ダンスインザダーク
○牡5
○連対率83%の安定感
○昨秋、ポートアイランドS⇒富士Sと余裕の連勝
○勝負をかけたマイルCSは、スミヨン得意の出遅れで後方から届かず2着まで
○東京の芝は先行有利だが、追込み一手の馬ではなく、ベストポジションを取れるかがカギ



≪オウケン宅にて≫



レッドディザイア
「ちょっとー!オウケンくん、掃除機かけるのジャマだからゴロゴロしないでよー!怒」


オウケンブルースリ
「むっ!人を粗大ゴミ扱いしやがって。一家の大黒柱に向かって!」



レッドディザイア
「最近稼いでないじゃん」


オウケンブルースリ
「う・・・汗」



レッドディザイア
「まあ誰にでも、いい時と悪い時はあるよ」


オウケンブルースリ
「うん・・・汗」



レッドディザイア
「それを責めてるんじゃなくて、掃除機のジャマだっつってんの」


オウケンブルースリ
「は、はい・・・どけます 汗」



ピンポーン



レッドディザイア
「あ!オウケンくん、お客さんだよ!ちょっと出て!」


オウケンブルースリ
「・・・めんどくせえなぁ・・・誰だよ・・・チッ・・・はいはい、どなたですかー」



ダノンヨーヨー
「どうもです!」


オウケンブルースリ
「おお。ヨーヨーじゃん。どした?」



ダノンヨーヨー
「ボク今週レースなんで、レースプランをオウケンさん達に相談しようと思ったんだYO!YO!」


オウケンブルースリ
「・・・・汗 そ、そうか。まあ入れよ 汗」


ダノンヨーヨー
「おじゃましますYO!YO!」



レッドディザイア
「あー!ヨーヨー君じゃん!久しぶりー」


ダノンヨーヨー
「レッドさんに、ちょっと早いけど、逆バレンタインの、逆プレゼントだYO!YO!」


オウケンブルースリ
「・・・逆が2回だと、逆ではなくなるんじゃないか? 汗」



レッドディザイア
「あになとぉー♪ガサガサ・・・」


ダノンヨーヨー
「高級ロゼワイン、アウスレーゼ。1本\9,880 だYO!YO!」



レッドディザイア
「わぁー!すごーい!」


オウケンブルースリ
「ケッ」



ダノンヨーヨー
「喜んでもらえて光栄だYO」


オウケンブルースリ
「・・・それよりヨーヨーさぁ、今回は後方から行くのか?」


ダノンヨーヨー
「・・・それが問題YO」



オウケンブルースリ
「東京の芝は、追込み届かなそうじゃね?」


ダノンヨーヨー
「じゃあどーするYO?」



オウケンブルースリ
「だからオマエに聞いてんだよ 怒」


ダノンヨーヨー
「しらねえYO?」



オウケンブルースリ
「テ、テメーさりげなくタメ口になってきてんぞコラ 怒」


ダノンヨーヨー
「なってねぇYO?」



オウケンブルースリ
「なってるぞコラァー!怒」


レッドディザイア
「オウケンくん、うるさい 怒」


オウケンブルースリ
「う・・・スンマソン 汗」



レッドディザイア
「・・・でもホント、位置取りが悩みどころよねぇ」


ダノンヨーヨー
「そうなんだYO」



レッドディザイア
「困ったねぇ・・・」


ダノンヨーヨー
「うーん・・・」



レッドディザイア
「・・・・」


ダノンヨーヨー
「・・・・」



オウケンブルースリ
「・・・信号が青でも左右を見て渡れ・・・」


レッドディザイア
「は?」


ダノンヨーヨー
「YO?」



オウケンブルースリ
「芝が先行有利とか、マイルCSは後ろ過ぎたとか、そーゆー外部情報に左右されんなよ」


レッドディザイア
「・・・・」


ダノンヨーヨー
「・・・・」



オウケンブルースリ
「たとえ信号が青でも、自分の目で左右を見てから渡れよ」


ダノンヨーヨー
「・・・・」



オウケンブルースリ
「判断基準を他者に依存するんじゃねえっつーの」


ダノンヨーヨー
「・・・判断・・・」



オウケンブルースリ
「情報を入れることは重要だ。だが判断は自分の頭でしなきゃダメだ」


ダノンヨーヨー
「・・・オウケンさん・・・」



オウケンブルースリ
「わかったなヨーヨー。自分の責任の元に、自分で判断するんだぜ!」


ダノンヨーヨー
「・・・ありがとうオウケンさん!」



オウケンブルースリ
「いつでも相談に来い」


ダノンヨーヨー
「はい!!・・・・ん?」


オウケンブルースリ
「フッ」



ダノンヨーヨー
「・・・オウケンさん、ツタヤでなんかレンタルしたのかYO?」


オウケンブルースリ
「え?」



ダノンヨーヨー
「ツタヤの袋があるYO」


オウケンブルースリ
「そ、それは・・・汗」



ダノンヨーヨー
「えーとタイトル『美人女医SAYAKA・深夜の密室診療』」


オウケンブルースリ
「はうっ!!!汗汗」



レッドディザイア
「・・・ほう・・・」


オウケンブルースリ
「ち、ちが・・・レッド!!違うんだっ!!汗汗」



レッドディザイア
「・・・アンタ・・・そのDVDも、もちろん自分の頭で考え、自分で判断して借りたってことだな・・・?怒」


オウケンブルースリ
「こ、これには深い事情がっ!!汗」



レッドディザイア
「・・・ちょっとこっち来いや・・・怒」


オウケンブルースリ
「た、たぁすけてぇ~~!!泣 ヨーヨー!!泣」



ダノンヨーヨー
「しらねぇYO」



– つづく –

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