◆東京新聞杯予想 ショウワモダン60キロ!昭和の男の生きざま


【ショウワモダン】

○父エアジハード
○牡7
○昨年春は、すべて人気薄で3連勝という偉業でジーワンホースに
○しかしその後は4戦4惨敗という極端ぶり
○勝ち星はほぼすべて、中山か東京の1600か1800
○馬体重が大幅に増減しても好走する謎の馬
○今回、衝撃の60キロで出走。常識を覆すことができるか?



≪焼き鳥屋シゲにて≫



♪しみじみ~飲めばしみじみと~おぉぉぉ~思い出だけが行き過ぎるぅぅぅ~♪



ショウワモダン
「やっぱり八代亜紀はサイコーじゃなぁ!喜」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」



ショウワモダン
「ワシは昭和の人間だから、最近の歌はよくわからん」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」



ショウワモダン
「ホレ、あの~・・・PKO48だったっけ?」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・PKOは自衛隊派遣ですぜ」



ショウワモダン
「あーそうだったか。・・・で、正解はなんじゃったか?」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・PTA48・・・だったような・・・」



ショウワモダン
「PTAは保護者じゃろうに 笑 シゲも昭和の人間じゃのう 笑」


焼き鳥屋店主シゲ
「お恥ずかしい限りですぜ」


ショウワモダン
「ガッハッハ 笑」



焼き鳥屋店主シゲ
「モダンさん、肴はどうしやすか」


ショウワモダン
「うん。肴はあぶったイカでいい」


焼き鳥屋店主シゲ
「あいよ」



ショウワモダン
「女は無口な人がいい」


焼き鳥屋店主シゲ
「女はいませんぜ」



ショウワモダン
「ケッ。しけとるのう」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」


ショウワモダン
「・・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「・・・モダンさん・・・」


ショウワモダン
「ん?」



焼き鳥屋店主シゲ
「今回のレース・・・60キロと聞きやしたが・・・」


ショウワモダン
「・・・うん」



焼き鳥屋店主シゲ
「本当に出走するおつもりですか?」


ショウワモダン
「・・・出るよ」



焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」


ショウワモダン
「・・・なんで?」



焼き鳥屋店主シゲ
「・・・危険では・・・」


ショウワモダン
「ケッ。昔は60キロでの出走なんて、めずらしくもなかったわい!」



焼き鳥屋店主シゲ
「時代が違いやすぜ」


ショウワモダン
「・・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「モダンさんの体が心配でさあ」


ショウワモダン
「・・・・」



焼き鳥屋店主シゲ
「・・・ところでさっきから気になってたんですが、背中に何しょってるんですかい?」


ショウワモダン
「・・・・」


焼き鳥屋店主シゲ
「?」



ショウワモダン
「地蔵じゃ」


焼き鳥屋店主シゲ
「じ、地蔵・・・?」



ショウワモダン
「うむ。今回60キロを克服するためのトレーニングじゃ」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・汗」



ショウワモダン
「・・・シゲな・・・」


焼き鳥屋店主シゲ
「はい」



ショウワモダン
「古きを訪ねて新しきを知る、じゃ」


焼き鳥屋店主シゲ
「温故知新ですかい」



ショウワモダン
「そうじゃ。新しいものはすばらしい。じゃが、新しきものはすべて、古きものを土台として生まれてきたのじゃ」


焼き鳥屋店主シゲ
「おっしゃるとおりですぜ」



ショウワモダン
「古きものへの感謝を忘れてはならん。昭和の古さをバカにすべきではない」


焼き鳥屋店主シゲ
「同感ですぜ」



ショウワモダン
「・・・・」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」



ショウワモダン
「・・・ちょっとしゃべりすぎたな。そろそろ帰るとしようかのう」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」



ショウワモダン
「ではな、シゲ。また来るぞい」


焼き鳥屋店主シゲ
「ごひいきに」



ショウワモダン
「・・・シゲ・・・」


焼き鳥屋店主シゲ
「はい」



ショウワモダン
「・・・昭和の男の生きざま見とけ」


焼き鳥屋店主シゲ
「・・・目に焼付けますぜ」



ショウワモダン
「フッ。じゃあな」



– つづく –

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