◆中山牝馬ステークス2011予想⇒ヒカルアマランサス⇒相手のせいするより、変化を許容できない自分の心を見つめる
【ヒカルアマランサス】
○5歳 女性
○父アグネスタキオン
○馬名 意味由来⇒ 冠名ヒカル+アマランサスという花の名前より
○食用のアマランサスは、栄養成分が豊富で健康によいと注目されている
○クラシックには縁がなかったが、4歳の京都牝馬Sでシンガリ一気のゴボウ抜きで重賞初制覇
○ヴィクトリアマイル(G1)ではブエナ不調とはいえ、クビ差まで追い詰めた
○連覇を狙った前走、京都牝馬Sでは、大外を追い込むも2着まで
○今回、中山1800は追込み超不利だが・・先行する?
○池江郎師の定年引退により、先週厩舎を開業したばかりの新人厩舎に転厩。はたして?
○ハンデ56キロも厳しいが、他の有力馬も56なので・・・
◆相手のせいするより、変化を許容できない自分の心を見つめる
≪焼き鳥屋シゲにて≫
ヒカルアマランサス
「クラシックが近いってことで、最近は若い子の登場が多いわよねぇ」
プロヴィナージュ
「そうねえ」
ヒカルアマランサス
「熟女の魅力を知らないのよね。ケッ」
プロヴィナージュ
「そ、そうね 汗」
ヒカルアマランサス
「3歳なんて、渋柿よ。シブガキ」
プロヴィナージュ
「・・・・汗」
ヒカルアマランサス
「すいませーん!ビールおかわり~!」
焼き鳥屋店主シゲ
「あいよ」
プロヴィナージュ
「・・・ところでさあ、最近、一緒に住んでるカレがさー」
ヒカルアマランサス
「うん」
プロヴィナージュ
「アタシが、バラエティ番組見ようとしてたら、プロ野球ニュースに変えちゃうの~」
ヒカルアマランサス
「あぁ~。わかるわかる~」
プロヴィナージュ
「わかるでしょ~?」
ヒカルアマランサス
「そうそう!アタシのカレなんか、アタシが韓国ドラマを1日8時間くらい見てたら・・・」
『ちょ、ちょっとだけテレビ見てもいいかな 汗汗』
ヒカルアマランサス
「・・・とか言いやがるのよ~!!怒」
プロヴィナージュ
「そ、それは見せてあげようよ 汗」
焼き鳥屋店主シゲ
「ビールおまち」
プロヴィナージュ
「あ、それからさー、アタシのカレったら、食べたあとの食器をキッチンまで運んでくれないの~」
ヒカルアマランサス
「あぁ~。わかるわぁ~」
プロヴィナージュ
「でしょー?」
ヒカルアマランサス
「・・・アタシのカレなんて、アタシが5日くらい食器を洗わないで、台所が山のようになったとき・・・」
『そ、そろそろ食器洗おっか 汗 ボクも手伝うから 汗汗』
ヒカルアマランサス
「とか、ぬかしやがるのよ~!!怒」
プロヴィナージュ
「そ、それは洗おうね 汗」
ヒカルアマランサス
「まったくもー」
プロヴィナージュ
「あ、それからさー、こないだ、ごはんが残ったから冷凍しといたんだけど、冷凍ごはんはマズイからイヤだって言うのよ~」
ヒカルアマランサス
「あぁ~。わかる~」
プロヴィナージュ
「でしょ~?」
ヒカルアマランサス
「・・・アタシもこないだ、ごはんが余ったから、炊飯器ごと冷凍したら・・・」
『ど、どうやって解凍すればいいかな 汗汗』
ヒカルアマランサス
「とか言いやがるのよ~!!怒」
プロヴィナージュ
「ヒ、ヒカル家の冷凍庫は大きいんだね 汗」
ヒカルアマランサス
「ハァ~・・・なんで男って、一緒に住むとウザいのかしら」
プロヴィナージュ
「うーん・・・」
ヒカルアマランサス
「ねえ!オジサン!そう思うでしょ?」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・フッ。オレはバツイチですから。何も言えやしません」
ヒカルアマランサス
「ふーん。・・・なんで別れたの~~?」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」
ヒカルアマランサス
「・・・まあ・・・言いたくないこともあるよね~~~」
プロヴィナージュ
「ちょ、ちょっとヒカル、飲みすぎじゃない? 汗」
ヒカルアマランサス
「あぁ~~!!も~~!!」
プロヴィナージュ
「・・・・汗」
ヒカルアマランサス
「なんで男は一緒に暮らしたら、変わってしまうのぉぉ~~!!誰か教えてぇぇ~~!!」
プロヴィナージュ
「・・・・汗」
ヒカルアマランサス
「誰かぁぁ~~!!」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・変わるのは男ではなく、あなた自身の心の方なのかもしれねぇな・・・」
ヒカルアマランサス
「・・・は?」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・一緒に暮らせば、どんな完璧な相手を選んでも不満は出てくるんだぜ」
ヒカルアマランサス
「・・・・」
焼き鳥屋店主シゲ
「『憧れ』が『生活』に変われば、当然に心も変わるんだぜ」
ヒカルアマランサス
「じゃあど~すればいいのぉぉ~~?その都度、男を変えていけばいいのぉぉ~~?」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・相手の心を変えようとしたり、相手を別の人に変えたりするより・・・」
ヒカルアマランサス
「・・・・」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・変化を許容できない自分自身の心を、少しだけ変えてやる方がいいのかもしれねぇな」
ヒカルアマランサス
「・・・自分の心を・・・」
焼き鳥屋店主シゲ
「フッ。バツイチが偉そうなことを・・・スミマセン。聞かなかったことにしてくだせぇ」
ヒカルアマランサス
「・・・・」
プロヴィナージュ
「えー、でもスゴーイ!喜 シゲさんって、なんかスゴイですね!アタシ感動しました!」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・オレにそんな価値はないんでさぁ」
プロヴィナージュ
「そんなことないですよ!アタシたち、なんでもカレのせいにしてたんですね・・・」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・・」
プロヴィナージュ
「相手を変えるのではなく、変われない自分の心に気付くこと・・・感動しました!喜 ね?ヒカル!!」
ヒカルアマランサス
「・・・ねぇねぇシゲたぁ~~ん♪今日お仕事、何時までなんねすかぁ~~?」
プロヴィナージュ
「ヒ、ヒカル? 汗」
ヒカルアマランサス
「もうお仕事やめてぇ~、アタシと二次会いこぉ~よ~♪」
焼き鳥屋店主シゲ
「・・・スミマセン。まだ仕事がありますんで」
ヒカルアマランサス
「そんなのど~でもいいじゃないねすかぁ~~♪うふっ♪」
プロヴィナージュ
「・・・・汗」
ヒカルアマランサス
「アタシ~今のカレはやめて~、シゲさんと付き合うのぉ~♪うふふ♪」
焼き鳥屋店主シゲ
「フッ。さっきのオレの話の意味が、全く無いんだぜ 汗」
プロヴィナージュ
「・・・・汗」
– つづく –