◆オークス2011予想⇒グルヴェイグ⇒無理かどうかを決めるのは自分ではない



【グルヴェイグ】

○3歳 女子
○父ディープインパクト・母エアグルーヴのスーパーお嬢さま
○馬名 意味由来⇒ 「北欧神話の女神」より
○祖母ダイナカール、母エアグルーヴは、ともにオークス馬
○キャリアまだ3戦で、データ的にはかなり厳しいが、オークス母子3代制覇を目指す



◆無理かどうかを決めるのは自分ではない



≪超高級料亭にて≫



ルーラーシップ
「天皇賞は残念だったねぇ。グローリー君」


トゥザグローリー
「うむ。ハンパなくひっかかったぜ 落」



ルーラーシップ
「次またがんばろうよ!」


トゥザグローリー
「ああ。でもピン子に申し訳なくてな 落」



ルーラーシップ
「これからがんばって、ピン子さんに喜んでもらえばいいんだよ!」


トゥザグローリー
「そうだな。ルーラー、サンキューな」



ルーラーシップ
「うん。僕ら、お坊ちゃま連合が負けるわけにはいかないからさ!」


トゥザグローリー
「そうだな」



トントン



料亭の若女将しほ
「失礼致します。ルーラー様、お連れの方が到着されました」


ルーラーシップ
「ああ。ここに呼んでくれる?女将」


料亭の若女将しほ
「かしこまりました」



トゥザグローリー
「・・・お連れ?」


ルーラーシップ
「うん。今日はちょっとゲストを、ね」



グルヴェイグ
「・・・お兄ちゃん」


ルーラーシップ
「おお!!喜 グル!よく来たな!ここに座りなさい」


グルヴェイグ
「・・・・」



トゥザグローリー
「・・・この子は確か・・・」


ルーラーシップ
「そう。ボクの妹のグルだよ 喜」



トゥザグローリー
「・・・なんか構成が、ジャーニーさんとオルに似てねえか? 汗」


ルーラーシップ
「そ、そんなことないよ! 汗」


グルヴェイグ
「・・・・」



トゥザグローリー
「あ。グルちゃん、なにか食べるかい?」


グルヴェイグ
「・・・別に」



トゥザグローリー
「お、おなかすいてないのかな? 汗」


グルヴェイグ
「・・・特に」


トゥザグローリー
「そ、そっか 汗」



ルーラーシップ
「ほ、ほら!グル!グローリー君にちゃんと挨拶しなさい 汗」


グルヴェイグ
「・・・どうも」


トゥザグローリー
「・・・・汗」



ルーラーシップ
「ご、ごめんね!グローリー君!汗 この子、ちょっと照れ屋なもんで! 汗」


トゥザグローリー
「い、いや大丈夫だよ 汗」


グルヴェイグ
「・・・・」



ルーラーシップ
「あ、グル。ここの料亭はおいしいんだぞ!」


グルヴェイグ
「・・・建物が古い」



ルーラーシップ
「こ、このクラシカルな感じが最高じゃないか! 汗」


グルヴェイグ
「・・・・」



ルーラーシップ
「座っただけで、80万円なんだぞ? 汗」


グルヴェイグ
「・・・普通じゃん」


トゥザグローリー
「・・・まあ普通だな」



ルーラーシップ
「グ、グローリー君まで! 汗 ほ、ほら!この栗きんとんは最高だから食べてごらん?」


グルヴェイグ
「・・・・」



ルーラーシップ
「さあさあ 喜」


グルヴェイグ
「・・・食べさせて」


ルーラーシップ
「え? 汗」



グルヴェイグ
「アタシ、ハシより重いもの、持てないの」


ルーラーシップ
「・・・ハ、ハシは持てるってことだろ? 汗」



グルヴェイグ
「ハァー・・・」


ルーラーシップ
「ち、違うの? 汗」



グルヴェイグ
「お兄ちゃん。あのね?下の図を見て」



■ハシは持てる ⇒ハシで栗きんとんを持つと、ハシより重い ⇒ゆえに栗きんとん食べれない



グルヴェイグ
「わかるかな?」


ルーラーシップ
「・・・・汗」



グルヴェイグ
「わかるでしょ?お兄ちゃん。はい。食べさせて」


ルーラーシップ
「・・・わ、わかったよ 汗 はい、アーン!」


グルヴェイグ
「・・・・」



ルーラーシップ
「はい、アーン!」


グルヴェイグ
「・・・・いらない」


ルーラーシップ
「い、いらないんかいっ!!汗」


トゥザグローリー
「・・・・汗」



ルーラーシップ
「ま、まあグルも、オークス直前ってことで、ナーバスになってるんだよな! 汗」


グルヴェイグ
「・・・別に」



ルーラーシップ
「超良血パワーで、オークスもバシッと獲っちゃおうな!!」


グルヴェイグ
「・・・・」



ルーラーシップ
「な!!」


グルヴェイグ
「・・・無理でしょ」


ルーラーシップ
「え? 汗」



グルヴェイグ
「オークスってのは前走、桜花賞組が相当に強くて、そこにトライアル組が挑む図式なのよ?」


ルーラーシップ
「・・・・」



グルヴェイグ
「アタシみたいに前走500万をやっと勝った馬が、オークスでいきなり勝つなんて、ありえないでしょ」


ルーラーシップ
「・・・そ、そんなことないって! 汗」



グルヴェイグ
「例年なら抽選で落っこちてるところよ」


ルーラーシップ
「・・・う、うーん 汗」



グルヴェイグ
「出れてラッキー。売上のために、参加することに意義があるってところね」


ルーラーシップ
「そ、そんなことは・・・汗」



グルヴェイグ
「まあ今年はスターホースの離脱で、メンツ的に寂しいから、アタシが花として出走することには意味があると思うわ」


ルーラーシップ
「う、うーん 汗」



トントン



料亭の若女将しほ
「失礼致します。灰皿をお取り替え致します」


グルヴェイグ
「・・・まあそんなとこよ。ムリってことよ」


ルーラーシップ
「う、うーん 汗」



グルヴェイグ
「・・・・」


ルーラーシップ
「・・・・」



料亭の若女将しほ
「・・・グル様・・・」


グルヴェイグ
「ん?」



料亭の若女将しほ
「無理かどうかは神様が決めることであって、グル様が決めることではございません」


グルヴェイグ
「はぁ?!」



料亭の若女将しほ
「やる前から無理だと決めつける者に、神様が微笑むとは、到底思えません」


グルヴェイグ
「な、なんなの?この人! 怒」



料亭の若女将しほ
「自分がやるべきことは、無理かどうかを決めつけることではなく、自分にできることを全力でやるということです」


グルヴェイグ
「うるさいなぁ・・・怒」



料亭の若女将しほ
「・・・そこにおられるグローリー様は、昨年の有馬記念3着でございます」


グルヴェイグ
「知ってますぅー! 怒」



料亭の若女将しほ
「・・・ですがグローリー様は、戦前は誰からも評価されていなかったのです」


グルヴェイグ
「・・・・」



料亭の若女将しほ
「15頭中14番人気。つまり誰からも相手にされていなかったのです」


トゥザグローリー
「・・・お、女将。言いすぎでは? 汗」


グルヴェイグ
「・・・・」



料亭の若女将しほ
「しかしグローリー様は、決してあきらめることなく、敢然と先行し、ご自分にできることをやって結果を出したのでございます」


グルヴェイグ
「・・・・」



料亭の若女将しほ
「厳しいことを言って申し訳ございません。ですがグル様・・・」


グルヴェイグ
「・・・・」



料亭の若女将しほ
「結果予測からものを考えるのではなく、今を全力で生きてほしいのです」


グルヴェイグ
「・・・・泣」



料亭の若女将しほ
「全力でやったなら、たとえダメでも明日につながります」


グルヴェイグ
「・・・はい・・・泣」



料亭の若女将しほ
「それだけお伝えしたくて、図々しく話をさせて頂きました」


グルヴェイグ
「・・・ありがとう・・・女将 泣」



料亭の若女将しほ
「・・・グル様」


グルヴェイグ
「・・・・」



料亭の若女将しほ
「本日は、そんなグル様のために、おみやを用意してございます」


グルヴェイグ
「おみや・・・?」


ルーラーシップ
「ま、まさか 汗」



料亭の若女将しほ
「イケメン3人衆でございます。お好きな男性をお持ち帰り頂いて構いません ニヤリ」


グルヴェイグ
「・・・・」


ルーラーシップ
「ちょ、ちょっと女将!!汗」



料亭の若女将しほ
「おまえたち!入りなさい!」


グルヴェイグ
「・・・・」



ゾロゾロ



料亭の若女将しほ
「・・・左から、福山・玉鉄・温水 でございます」


ルーラーシップ
「か、完全に2択だよ?女将・・・ 汗」



料亭の若女将しほ
「お好きな男性を。ニヤリ」


ルーラーシップ
「い、いやいや!!女将!!汗 グルは今週オークスなんだから!!遊んでる場合じゃないんですよ!!汗 な?そうだろ?グル?」



グルヴェイグ
「じゃあ、ぬくみずで」


ルーラーシップ
「えぇ~!? 汗汗」



グルヴェイグ
「じゃあねお兄ちゃん。日曜日、応援にきてね。・・・いこ?ぬくみず♪」


温水
「えへ」



ルーラーシップ
「ちょ、ちょっと待てーー!!お兄ちゃん、そんなの許さんぞぉーー!!怒」


トゥザグローリー
「・・・・汗」



– つづく –

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