◆マーメイドステークス2011予想⇒プロヴィナージュ⇒だまされやすい人の方が、人生トータルの幸福感は上



【プロヴィナージュ】

○6歳 女性
○父フレンチデピュティ
○馬名 意味由来⇒ 伝統的な葡萄の木の植樹法
○阪神芝  1-2-1-3
○芝2000m 2-2-1-1
○牝限芝  1-3-1-3
○阪神2000は朝日CCでキャプテントゥーレの2着だった舞台
○ハンデ差は厳しいがスローの前残りになれば。



◆だまされやすい人の方が、人生トータルの幸福感は上



≪美容室にて≫



プロヴィナージュ
「こんにちは~」


美容師トオル
「いらっしゃ~い♪あら♪初めてのお客さんね♪」



プロヴィナージュ
「予約してなかったんですけど、大丈夫ですか?」


美容師トオル
「そうね。たまたま今、お客さんいなかったから」



プロヴィナージュ
「そうですか。じゃあお願いします」


美容師トオル
「ど~ぞ~♪」



プロヴィナージュ
「あ、これブドウとワインです。よかったらどうぞ」


美容師トオル
「あら~♪わざわざ?悪いわねぇ~ 喜」



プロヴィナージュ
「プロヴィナージュといえばブドウ。そしてワインですから。おいしいですよー」


美容師トオル
「ありがと~♪じゃあ髪のほういきましょうか♪どんな感じにするぅ~?」



プロヴィナージュ
「えーと、やっぱりワインといえば川島なお美さんなんで、川島さんみたいにしてください」


美容師トオル
「わかったわ♪じゃあ川島ちゃんみたいにしてアゲル♪」


プロヴィナージュ
「お願いします」



美容師トオル
「なお美ちゃんみたいにしてあげる♪」


プロヴィナージュ
「はい」



美容師トオル
「ナオミ・キャンベルみたいにしてあげる♪」


プロヴィナージュ
「ま、まあ髪型的には近いっすね 汗」



美容師トオル
「キャンベルチャンみたいにしてあげる♪」


プロヴィナージュ
「チャンは、ひらがなでお願いします 汗」



美容師トオル
「アグネスチャンみたいにしてあげる♪」


プロヴィナージュ
「・・・・汗」



美容師トオル
「チャンカワイみたいにしてあげる♪」


プロヴィナージュ
「そ、それはやめてください 汗」



美容師トオル
「さて!じゃあカットからいくわよ♪・・・・えーとハサミは・・・」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「あれ?おっかしいわねえ。ハサミがない・・・さっき100円ショップで子供の散髪用のハサミ買ったんだけど・・・」


プロヴィナージュ
「い、いやトオルさん 汗 プロなんだから、プロ用のハサミでお願いします 汗」



美容師トオル
「あ!あったあった!さて・・・どんな髪型にするんだっけ?」


プロヴィナージュ
「さ、さっき言ったばっかりですよね? 汗」



美容師トオル
「あ。チャンカワイか」


プロヴィナージュ
「チャンカワイじゃねえよっ!!怒 川島なお美みたいにしろっつってんだろうがぁぁーー!!怒」



美容師トオル
「・・・プロヴィちゃん、怒っちゃダメ♪美人が台無しよ♪」


プロヴィナージュ
「び、美人すか? 照」



美容師トオル
「なに照れてんの?お世辞よ。プッ 笑」


プロヴィナージュ
「・・・(プルプル 怒)」



美容師トオル
「ところでプロヴィちゃん、日曜のレースはどうなのぉ~?勝てそう?」


プロヴィナージュ
「うーん。力は上だと思ってるんですが、ハンデ戦ですからね。軽量馬が怖いですね・・・」



美容師トオル
「あなたなら大丈夫よ!」


プロヴィナージュ
「そ、そうっすか? 照」



美容師トオル
「チャンカワイなら大丈夫よ!!」


プロヴィナージュ
「だ、誰がチャンカワイだコラァァーー!!怒」



美容師トオル
「さ、ムダ話はもうやめて、髪を切りましょう」


プロヴィナージュ
「お、おもにアンタのムダ話でしょうがっ!!怒」



美容師トオル
「えーと・・・チャンカワイってどんな髪型だっけ?」


プロヴィナージュ
「だ、だからチャンカワイじゃねえっつってんだろうがぁぁーー!!怒」



美容師トオル
「さあ!じゃあ切るわよ~♪・・・ゴクゴク」


プロヴィナージュ
「ん?トオルさん、なに飲んでんですか?」



美容師トオル
「あ。さっきアナタにもらったワインだけど?」


プロヴィナージュ
「い、いやいや!汗 酒のんでハサミ持たないでください!!汗」



美容師トオル
「Why?」


プロヴィナージュ
「ホワイ?じゃねえよっ!!怒 常識考えろやぁぁーー!!怒」



美容師トオル
「・・・わかったわ。じゃあ選択肢を与えましょう」


プロヴィナージュ
「選択肢?」



1,ワインは飲むが、川島なお美みたいな髪型にする
2,ワインは飲まないが、チャンカワイみたいな髪型にされる



美容師トオル
「さあ。どっち?」


プロヴィナージュ
「・・・くっ・・・じゃあ・・・1でお願いします・・・落」



美容師トオル
「了解♪じゃあ楽しくワインを飲みながら、チャンカワイにしましょう♪」


プロヴィナージュ
「そ、そんな選択肢、無かっただろうがぁぁーー!!怒」



美容師トオル
「うふ♪」


プロヴィナージュ
「うふ、じゃねえよっ!!怒 話が進まねえだろうが!テメーのせいで!!怒」



美容師トオル
「ところでプロヴィちゃん。日曜のレースはどう?」


プロヴィナージュ
「うーん、ハンデ戦なんで・・・ってさっきもこの話、しなかったか? 汗」



美容師トオル
「まあ確かに、50キロとか51キロとかいるものねえ」


プロヴィナージュ
「そうなんすよ。アタシはたぶん56ですから・・・」



美容師トオル
「ふーん」


プロヴィナージュ
「格下の馬たちが、アタシを虎視眈々と狙ってるんですよ!」


美容師トオル
「うんうん」



プロヴィナージュ
「どいつもこいつも信用できない!アタシの座を狙っているからっ!!」


美容師トオル
「・・・・」



プロヴィナージュ
「レース中、トリッキーな作戦でアタシをハメようとしてるに違いないっ!!」


美容師トオル
「・・・・」



プロヴィナージュ
「誰も信用できないの!キー!!怒」


美容師トオル
「・・・・」


プロヴィナージュ
「自分以外、信用できないっ!ねえ!そうでしょ?トオルさんっ!!」



美容師トオル
「・・・他人を疑うということは・・・」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「アナタ自身に、疑わしい要素があるということでもあるのよ」


プロヴィナージュ
「は?」



美容師トオル
「『他人は信用できない』と言う人の心にこそ、信用できない要因が潜んでいるってことよ」


プロヴィナージュ
「ムッ!怒 アタシにはそんな要素はありません!!怒」



美容師トオル
「ピュアで素直な人は、人を信じてダマされるからね」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「でもね・・・」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「人を疑って、人を信じなければ、ダマされるリスクは減るかもしれないけど、同時にチャンスも遠ざけてしまうのよ?」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「リスクだけを回避して、チャンスだけをつかもうなんて、そんな都合のいい話はない」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「それにね・・・」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「ピュアゆえに、だまされやすい人の方が、人生トータルで見れば、幸福感は圧倒的に上だと思うのよ」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「ピュアな人の周りには、ピュアな人が集まる。だから楽しく生きられる」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「疑う人の周りには、疑う人が集まる。そしてお互いに疑い合って、疑心暗鬼の中で人生を生きることになる」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「『おまえ!オレを騙してるんじゃないか!』『いや!おまえこそオレを騙してるんだろう!』・・・そんな人生楽しいかしら?」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「楽観的なばかりでは、資本主義では生きていけないけど、でも特に女の子はさ、ピュアでだまされやすいくらいのほうが、絶対幸せになれると思うよ」


プロヴィナージュ
「・・・・」



美容師トオル
「えらそうに言っちゃってごめんなさい。でもアナタには、ピュアでいてほしいな」


プロヴィナージュ
「はい・・・泣」



美容師トオル
「さあ、もう行きなさい。軽ハンデ馬を蹴散らしてくるのよ♪」


プロヴィナージュ
「う、うんっ!!泣 ありがとう!!トオルさん!!泣」



バタン



プロヴィナージュ
「うんうん!いいお話を聞けた!がんばろう!泣・・・あ、そういえば髪型はどうなったんだっけ・・・えーと、あそこのカガミで・・・」



チラッ



プロヴィナージュ
「・・・・はうっ!!汗 チ、チャンカワイになってるっ!!泣」



– つづく –

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