◆マーメイドステークス2011予想⇒アスカトップレディ⇒友情に家柄もお金も関係ない


【アスカトップレディ】

○Asuka Top Lady
○4歳 女性
○父アドマイヤボス
○馬名 意味由来⇒ 飛鳥の高貴な女性
○阪神芝  1-2-1-2
○芝2000m 2-0-1-2
○右回りの牝馬限定戦
3-1-0-0
○連勝中の上り馬の勢い&53キロなら重賞でも。



◆友情に家柄もお金も関係ない



≪ダンス一族 豪邸にて≫



ダンスファンタジア
「やなぎだぁぁぁぁーーーー!!!怒怒」


執事 柳田
「お、お嬢さまっ!!汗 屋敷中のパソコンのモニターにヒビが入って入っておりますっ!汗 大声を出さないでくださいっ!汗」



ダンスファンタジア
「アタシの携帯どこやったぁぁぁーーー!!怒怒」


執事 柳田
「け、携帯ならここにございます・・・あ! 汗」


ダンスファンタジア
「なんだぁぁーー!!怒」



執事 柳田
「い、今のお嬢様の怒鳴り声の衝撃で、携帯の画面にヒビが! 汗汗」


ダンスファンタジア
「・・・やなぎだぁ・・・」


執事 柳田
「は、はい? 汗」



ダンスファンタジア
「・・・キサマのしわざか・・・怒」


執事 柳田
「ち、ちが・・・汗 お嬢様の怒鳴り声の衝撃が・・・」



ダンスファンタジア
「やなぎだ・・・」


執事 柳田
「は、はい 汗」


ダンスファンタジア
「アタシのせいか・・・?」


執事 柳田
「い、いやあのー、たぶん、そのー・・・汗汗」


ダンスファンタジア
「わかった」


執事 柳田
「え?」



ダンスファンタジア
「確かにアタシのせいだ」


執事 柳田
「え? 汗」



ダンスファンタジア
「すまなかったな。柳田」


執事 柳田
「い、いえ!とんでもございません!お嬢さま! 喜」



ダンスファンタジア
「・・・お詫びと言っちゃなんだが、これを柳田にあげる」


執事 柳田
「こ、これは・・・」



ダンスファンタジア
「・・・日ハムの帽子よ」


執事 柳田
「お、お嬢さま・・・」



ダンスファンタジア
「おまえ最近、巨人ファンから、日ハムに乗りかえたんだろう?」


執事 柳田
「は、はい!知っててくださったんですねっ! 喜」



ダンスファンタジア
「当たり前よ。柳田はアタシの大切な人だから・・・照」


執事 柳田
「お、お嬢さま! 喜」



ダンスファンタジア
「柳田に似合うといいな♪日ハムの帽子・・・照」


執事 柳田
「お、お嬢さまにいただいた帽子なら似合うに決まっております! 喜」



カポッ



執事 柳田
「ホラッ!!喜 ピッタリでございますな!!喜」


ダンスファンタジア
「・・・く・・・」


執事 柳田
「ん?お嬢さま?」



ダンスファンタジア
「・・・くくく・・・ぎゃーーはははははーーー!!!笑笑」


執事 柳田
「お、お嬢さま?! 汗」



ダンスファンタジア
「アロンアルファよ・・・」


執事 柳田
「え? 汗」



ダンスファンタジア
「アロンアルファたっぷり帽子よ!!喜」


執事 柳田
「ま、まさかっ!汗 は、はうっ!!汗 ぬ、脱げません!お嬢さまっ!!汗汗」



ダンスファンタジア
「ぎゃーーはははははーーー!!!ハラいてーー!!笑泣」


執事 柳田
「くっ・・・」



ピンポーン



ダンスファンタジア
「ホラ。柳田。お客だよ」


執事 柳田
「く・・・ちょっと出てきます・・・」


ダンスファンタジア
「早く行け」



ガチャ



アスカトップレディ
「こ、こんにちは~ 汗」


執事 柳田
「おや。どちら様で?」



アスカトップレディ
「・・・あ、あれ?ここってファンタちゃんのおうちじゃないんですか?」


執事 柳田
「確かにファンタお嬢さまの屋敷ですが?なにか?」



アスカトップレディ
「・・・アナタは・・・」


執事 柳田
「フッ。私は、おっとこまえ執事のやなぎ・・・」



アスカトップレディ
「日ハムのコーチの方ですか?」


執事 柳田
「ち、違うわっ!!汗 どこをどう見たら、日ハムのコーチに見えんねんっ!!汗」



アスカトップレディ
「い、いやどっからどう見ても、日ハムのコーチにしか見えませんが 汗」


執事 柳田
「あ!汗 こ、この帽子か・・・くっ・・・お嬢さまのやつ・・・」



アスカトップレディ
「あのー・・・」


執事 柳田
「あ。はい?」



アスカトップレディ
「ファンタちゃんとお友達になりたいんです!!」


執事 柳田
「おや!そうでしたか! 喜 ではお部屋にどうぞ! 喜」


アスカトップレディ
「ありがとうございます! 喜」



トントン



ダンスファンタジア
「あ?」


執事 柳田
「お嬢さま!お友達希望の方がいらっしゃいました! 喜」



アスカトップレディ
「ここ、こんにちは~ 汗」


ダンスファンタジア
「あぁ?」



アスカトップレディ
「あ、あのー!わたし、アスカですっ!歳はファンタちゃんより、いっこ上ですー 汗」


ダンスファンタジア
「・・・・」



アスカトップレディ
「父アドマイヤボスは昨年限りで種牡馬をクビになり、現在ニートです」


ダンスファンタジア
「・・・・汗」



アスカトップレディ
「母タガノシャーディは現役時代20戦して、一度も勝てませんでした」


ダンスファンタジア
「・・・・汗汗」



アスカトップレディ
「兄姉8頭にも中央での勝ち鞍はなく、一番有名な親戚はダイワスペリアーおじさんです」


ダンスファンタジア
「・・・・汗汗汗」



アスカトップレディ
「わたし自身も、1歳の時にセリに出されたんだけど、誰も買ってくれなくて返品されました」


ダンスファンタジア
「・・・・汗汗汗」


アスカトップレディ
「結局、わたしは、100万円にも満たないような値段で売られ・・・」



ダンスファンタジア
「ちょちょちょちょ!!汗 さっきから、しんきくせえよっ!!汗」


アスカトップレディ
「ご、ごめんなさい・・・落」



ダンスファンタジア
「おい。柳田よぉ。この子とアタシがどうやって友達になるんだよ。全然違いすぎるだろーが 怒」


執事 柳田
「は、はぁ 汗」



ダンスファンタジア
「アスカさんさぁ。わりぃけどさ。友達ってのはムリだ」


アスカトップレディ
「え・・・」



ダンスファンタジア
「友達ってさ。お互いに共通する部分があったり、近い部分があるから、なれるもんだろ?」


アスカトップレディ
「・・・・」



ダンスファンタジア
「アンタとアタシは違いすぎる。経済力も血統も家柄も、なにもかもな」


アスカトップレディ
「・・・・」



ダンスファンタジア
「だから悪いけどさ。友達ってのはム・・・」


執事 柳田
「・・・お金ではございません・・・」



ダンスファンタジア
「は?」


執事 柳田
「友を友たらしめるのは、育った家柄とか、お金とか、そんなことではございません」


ダンスファンタジア
「・・・柳田?」



執事 柳田
「全然違う二人でも、お互いが別々の才能を持ち寄って、刺激しあい、成長し合うなら、友たりえるのでございます」


ダンスファンタジア
「・・・・」



執事 柳田
「どうかお嬢さま。良血じゃないから友達になれない、などと狭量なことを言うのはおやめください」


ダンスファンタジア
「柳田・・・」



執事 柳田
「家柄やお金など、どうでもいいことでございます。お嬢さま」


ダンスファンタジア
「・・・うん」


執事 柳田
「お嬢さま・・・」



ダンスファンタジア
「・・・わかった」


執事 柳田
「わ、わかってくださいましたか! 喜 お嬢さま! 喜」



ダンスファンタジア
「・・・アスカ・・・」


アスカトップレディ
「は、はい!」



ダンスファンタジア
「・・・アタシたちは、今日から友達だ」


アスカトップレディ
「う、うん!泣 ありがとう!ファンタちゃん!泣」


執事 柳田
「お嬢さま!泣 立派になられて!泣 一件落着ですな!(ウルウル)」



ダンスファンタジア
「・・・さて、ときに柳田」


執事 柳田
「はい! 喜」



ダンスファンタジア
「・・・柳田・・・」


執事 柳田
「はい!!」



ダンスファンタジア
「・・・柳田・・・」


執事 柳田
「はい?」



ダンスファンタジア
「・・・やなぎだ・・・」


執事 柳田
「は? 汗」



ダンスファンタジア
「・・・や、やなぎだぁぁぁ・・・」


執事 柳田
「え? 汗汗」



ダンスファンタジア
「・・・うちの屋敷には防犯用の、超小型高性能CCDカメラが528個設置してある」


執事 柳田
「は?」



ダンスファンタジア
「今日も、そのうちのひとつの映像を見てみよう」


執事 柳田
「え?」



ダンスファンタジア
「VTR、スタート!」



≪VTR再生≫



メイド翔子
「はぁー。メイドのお仕事もラクじゃないなー・・・」


執事 柳田
「だ、大丈夫?しょこたん?」



メイド翔子
「うん・・・。ねえねえ。やなぽんは何のために、このお仕事やってるのぉー?」


執事 柳田
「え」



メイド翔子
「やっぱり、主人への忠誠とかやりがいとか、そういう系~?」


執事 柳田
「いや、お金のためだおー」


メイド翔子
「へー」



執事 柳田
「そりゃーそうさー。あんなくされお嬢さまのワガママに、金もらわなかったら絶対つきあってらんないおー」


メイド翔子
「だよねー♪」



執事 柳田
「ここは家柄も良く、給料もいいからさー。金のためだおー」


メイド翔子
「そだねー♪」



執事 柳田
「金がすべてだおー」


メイド翔子
「おおっ♪やなぽん悪い男って感じで、す・て・き♪」



執事 柳田
「えへへー」


メイド翔子
「うふふー♪」



執事 柳田
「・・・翔子。オレ、いつかこの屋敷を乗っ取って、あのクサレファンタジアを、オレの前にひざまずかせるぜ!!・・・なんちゃって~~!!喜」


メイド翔子
「いや~ん♪やなぽんワイルド~♪」



執事 柳田
「そしてこの屋敷から金を奪ったら、一緒に沖縄の海で泳ごうねー。しょこたーん!」


メイド翔子
「いや~ん♪水着が恥ずかしい~♪」



執事 柳田
「フッ。翔子。今夜は寝かせないぜ?」


メイド翔子
「いや~ん♪」


執事 柳田
「でへへ~ 照」



≪VTR終了≫



執事 柳田
「・・・ア、アウアウ・・・汗汗(ガクガク)」


ダンスファンタジア
「・・・ふむ・・・」



執事 柳田
「お、お嬢さま!違うんですっ!汗汗」


ダンスファンタジア
「すばらしい割り切り。まさにビジネスライクだ」


執事 柳田
「あ・・あ・・・(ガクガク)」



ダンスファンタジア
「すばらしいよ・・・柳田ぁぁぁ・・・・怒」


執事 柳田
「ヒイッ!!泣 お嬢さまの顔が、魔神の形相に変わっていくっ!! ガクガク・・・泣」



魔神ファンタジア
「・・・す・・ばらし・・いよ・・・やなぎ・・・だぁぁ・・・怒」


執事 柳田
「ヒイーーッ!!・・・・(ガクガク)・・・」



魔神ファンタジア
「せ・・選択肢は・・・3つ・・・だぁぁ・・・」


執事 柳田
「・・・(ガクガク)」



1⇒沖縄の海で、人食いサメと、水中 上がり3ハロン対決
2⇒沖縄の海で、素潜りでスキューバダイビング 30分
3⇒サディスティックルームへの挑戦



魔神ファンタジア
「さあ・・・お好き・・な・・コース・・を・・・」


執事 柳田
「せ、選択の余地がありませんっ!!汗 お嬢さまっ!!汗」



魔神ファンタジア
「で・・は3番・・だなぁぁ・・・」


執事 柳田
「お嬢さまっ!!それだけはっ!!号泣」



魔神ファンタジア
「・・・では行こう・・・酸素なき世界へ・・・」


執事 柳田
「た、たぁすけてぇぇぇーーー!!!泣泣」



– つづく –








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