◆函館スプリントステークス2011予想⇒カレンチャン⇒職業に貴賎はないが、生き方に貴賎はある


【カレンチャン】

○Curren Chan
○馬名 意味由来⇒ 冠名+愛称
○4歳 女性
○父クロフネ
○総合 5-2-1-1の安定感
○芝1200は 3-1-1-0 完璧
○函館1200は昨年圧勝の舞台。洋芝モーマンタイ
○京都で準オープンを圧勝後、いきなりのG2阪神牝馬Sも制覇
○陣営は、サマースプリントシリーズを狙うために、ここを勝って弾みをつけたいと強気。



◆職業に貴賎はないが、生き方に貴賎はある



※前回までのあらすじ⇒車にひかれそうだったオウケンを助けたターゲットマシン(ロボット)は壊れてしまうが、シゲが直すのだった



≪焼き鳥シゲにて≫



オウケンブルースリ
「おおっ!!ロボっ!!喜 直してもらったのか!!」


ターゲットマシン
「・・・シゲさんのおかげで、すっかり元気にナリマシタ」



オウケンブルースリ
「よかった・・・泣」


ターゲットマシン
「・・・オウケンがイロイロ手配してくれたと聞いてイル」


オウケンブルースリ
「いや。オレなんて何も・・・泣」



ターゲットマシン
「・・・アリガトウ・・・オウケン」


オウケンブルースリ
「・・・泣 ・・・や、やめろよロボ!泣 泣かせるんじゃねえっ!!泣」



ターゲットマシン
「ナイテンジャネエ。ボケ」


オウケンブルースリ
「な、なんだとぉーー!!泣怒」



ワイワイガヤガヤ



オウケンブルースリ
「・・・それにしてもシゲさんが、昔NASAにいたとはなあ 驚」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「なんで辞めたんですか?超エリートなのに」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」



≪回想シーン 19**年 アメリカNASAにて≫



NASA研究員シゲ
「ボス!軍事用ってのはどういうことですかい!」


ボス
「・・・・」



NASA研究員シゲ
「オレたちの研究は、人類全体の幸福のためにあるんじゃねえんですかい!」


ボス
「・・・シゲよ」


NASA研究員シゲ
「・・・・」



ボス
「オマエは幼稚園児カ?」


NASA研究員シゲ
「・・・・」



ボス
「・・・ステイツは軍事力によって世界を統制スル。その意味がわからぬオマエではアルマイ」


NASA研究員シゲ
「・・・で、ですが我々は・・・」



ボス
「軍事用ロボットがアメリカを強くスル。アメリカが強くなれば、世界は幸福にナルダロウ」


NASA研究員シゲ
「そ、それは、たかだか一国の都合から見た幸福じゃねえんですかい!」



ボス
「・・・オー・・・シゲよ。それはオマエのひとりよがりのナショナリズムだ」


NASA研究員シゲ
「違うっ!」



ボス
「しょせんジャパニーズよ」


NASA研究員シゲ
「そういう話じゃねえ!」



ボス
「・・・ならヤメロ」


NASA研究員シゲ
「・・・・」



ボス
「組織の秩序を乱す者は、ここには必要ナイ」


NASA研究員シゲ
「・・・・」



≪シゲの研究室にて≫



ガチャ



アームストロング
「・・・シゲ・・・」


NASA研究員シゲ
「・・・アーム・・・」



アームストロング
「・・・辞めるってどういうコトダ」


NASA研究員シゲ
「・・・・」



アームストロング
「・・・一緒にがんばってイコウって約束シタダロガ」


NASA研究員シゲ
「・・・・」


アームストロング
「・・・オイこの野郎。ナントカ言え」



NASA研究員シゲ
「・・・人をころす仕事より・・・」


アームストロング
「・・・・」



NASA研究員シゲ
「・・・人を活かす仕事がしてえだけだぜ」


アームストロング
「・・・・」



NASA研究員シゲ
「アームな・・・」


アームストロング
「・・・・」



NASA研究員シゲ
「・・・おまえさんにこれを」


アームストロング
「・・・ん。ナンダコレ・・・」


NASA研究員シゲ
「・・・・」



アームストロング
「!!・・・コレは・・・ 驚」


NASA研究員シゲ
「・・・オレがNASAとは別に、個人的に進めていた研究データだ」


アームストロング
「・・・シゲ・・・オマエ・・・」



NASA研究員シゲ
「軍事目的ではなく、純粋に宇宙開発だけを追求した研究レポートだ」


アームストロング
「・・・・」



NASA研究員シゲ
「・・・後のことはアーム、おまえさんに任せたぜ」


アームストロング
「・・・シゲ・・・」



NASA研究員シゲ
「そのレポートがあれば、出世できるぜ、アーム」


アームストロング
「・・・オレは金には興味はネエ!オマエと同じようにナ!」



NASA研究員シゲ
「フッ。だからこそ、おまえさんに渡すんだがな」


アームストロング
「・・・これからどうするんダ?」



NASA研究員シゲ
「フッ。日本に帰って、焼き鳥屋でもやるさ」


アームストロング
「・・・人を活かす焼き鳥屋・・・カ」


NASA研究員シゲ
「そうなればいいがな」



アームストロング
「・・・ツーカ、オマエ料理とかできるノカ? 汗」


NASA研究員シゲ
「・・・これから勉強するんだぜ」



アームストロング
「・・・汗 ・・・オマエは賞味期限に無頓着だから、気をつけろヨ」


NASA研究員シゲ
「フッ。心配してくれてありがとよ」



≪回想シーン終わり。現代の焼き鳥シゲにて≫



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」


オウケンブルースリ
「ん?どした?シゲさん。ボーッとして」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・ああ。いや、なんでもねえぜ」



ガラガラッ



焼き鳥屋 店主シゲ
「ヘイ!らっしゃい!」


カレンチャン
「・・・こんにちは~・・・席、あいてますかぁ?」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・オウケンさんの隣でよろしいですかい?」


カレンチャン
「ええ。じゃあ失礼しま~す・・・」



オウケンブルースリ
「おおっ!喜 なんて可憐な女性なんだ!!喜 今日はツイてるぜ! 喜」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・ビールでよろしいですかい?」



カレンチャン
「はい・・・あ・・・めまいが・・・」


オウケンブルースリ
「か、可憐だ・・・ 照」



焼き鳥屋 店主シゲ
「ビールおまち」


カレンチャン
「・・・ありがとうございます・・・あ・・・重たい・・・」



オウケンブルースリ
「か、可憐だ・・・ 照・・・ハッ!!可憐なカレンさんに、そんな重いジョッキを持たせるわけにはいきません!!ボクがお持ちしましょう!!喜」


カレンチャン
「・・・ありがとう・・・」


オウケンブルースリ
「か、可憐だ・・・ 照」



ターゲットマシン
「・・・ソレニシテモ、シゲさん、NASAから焼き鳥屋とは、スゴイ変化デスネ」


焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ」



ターゲットマシン
「職業に貴賎はないって感じデスカ?」


焼き鳥屋 店主シゲ
「そうですねえ」


オウケンブルースリ
「やっぱシゲさんが言うと、納得だよなあ。オレが言うと誰も聞いてくれんのだが 泣」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・職業に貴賎はねえが・・・」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・生き方に貴賎はあると思うんだぜ」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・どんな仕事でも、少しでも世の中の人のためになるように。そういう意識を持ってやる仕事は、間違いなく尊いものだと思うんだぜ」


オウケンブルースリ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ。すまねえ。ちょっと昔を思い出して、熱くなってしまいやしたぜ」


オウケンブルースリ
「・・・や、やっぱシゲさん、さすがだ・・・。ね?カレンさんもそう思う?」



カレンチャン
「あ・・・シゲさんが素敵すぎて・・・めまいが・・・クラッ」


オウケンブルースリ
「か、可憐だ・・・ 照・・・あ!!カレンさんの頭がオレの肩にっ!!喜 い、いい香りがっ!!喜」



ターゲットマシン
「オウケン。どさくさに紛れて、髪のニオイをカグナ。鼻の穴に髪がハイッテルゾ」


オウケンブルースリ
「ハーックション!!」



ワイワイガヤガヤ



焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ。・・・ボス。やっぱりオレには、こっちの方が合ってるぜ」



– つづく –

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