予想結果~ ジャパンカップ(2020)ほか
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◆予想累計(2010~2020)
本線 1777回
その他 1935回
抜け 789回
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ドリームジャーニー
「さて、ゴッホさん。伝説となるであろうジャパンカップが終わりましたね」
マツリダゴッホ
「うむ。まずは、競馬ファンのために、このドリームマッチを実現させてくれた各陣営の勇気に、敬意を表したいマツリダ」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「無敗馬は、負ければ戦績に傷がつく。GI8勝馬は、負ければその記録に疑問符がつく。そんなリスクを負いながらも、出走を決断した各陣営は、男気あるなマツリダ」
ドリームジャーニー
「そうですね」
マツリダゴッホ
「ここでのトークで、ガチンコ勝負を見せろと、散々煽ったからな。陣営もこのトーク見てたなマツリダ」
ドリームジャーニー
「見てません」
マツリダゴッホ
「おーい!見てるか陣営ー!おーい! 手振」
ドリームジャーニー
「見てません」
マツリダゴッホ
「今回、一応の決着がついた形となったが、どの馬も全力を尽くした結果であり、この結果は、彼らの価値をなんら下げるものではない」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「いいレースだった。感動した!! 白髪」
ドリームジャーニー
「早く進めましょう。小泉純一郎首相」
マツリダゴッホ
「では、勝ち馬を教えようマツリダ」
ドリームジャーニー
「みんな知ってます」
マツリダゴッホ
「勝ったのは、アーモンドアイ」
ドリームジャーニー
「はい。マツリダ予想では、このレースを、アーモンドアイちゃんの1強レースと判定しましたが、まさに1強という強さでしたね」
マツリダゴッホ
「なんという結末。衝撃のエンディングだったなマツリダ」
ドリームジャーニー
「ふむ」
マツリダゴッホ
「アーモンドアイには、不安要素が山ほどあった」
ドリームジャーニー
「ふむふむ」
マツリダゴッホ
「内が伸びない芝。上がりがかかる馬場。2番枠。2400mの距離。短いレース間隔。天皇賞秋での能力落ちを感じさせる走り。など」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「しかし、そのすべてを跳ねのけて、アーモンドアイは駆け抜けた。あの走りはすごかった。感動した!! 白髪」
ドリームジャーニー
「出すぎです。小泉純一郎首相」
マツリダゴッホ
「今年のジャパンカップは、内側が伸びない馬場だったので、2番枠のルメールがどう乗ってくるか注目だったが、トップスタートから迷わず最内を選択。恐るべき度胸」
ドリームジャーニー
「ふむ」
マツリダゴッホ
「キセキが暴走気味に引っ張る厳しい流れで、4番手を堂々と先行。馬場の不安も、距離の不安も、ローテの不安も、何も関係ない。そう言わんばかりのアーモンドアイとルメール」
ドリームジャーニー
「ふむふむ」
マツリダゴッホ
「最後の直線では、馬場の真ん中に持ち出し、ラスト200mでGOサイン。一気の加速。無敗の3冠馬たちを、まるで寄せ付けない、驚異の走り」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「あれは正直、驚き。ラストランで、なんだあの強さは」
ドリームジャーニー
「すごかったですね」
マツリダゴッホ
「アーモンドアイのすべてのレースの中で、引退レースのジャパンカップが、一番強かったなマツリダ」
ドリームジャーニー
「そうかもですね」
マツリダゴッホ
「今まで、高速馬場専門だとか、タフなレースは無理とか、相手が弱いだけとか、色々言われてきたアーモンドアイ」
ドリームジャーニー
「ふーむ」
マツリダゴッホ
「しかし、そんなすべての雑音を、このラストランで覆した。彼女は、最後の最後に、自分自身のプライドを、自らの手で取り戻したのだマツリダ」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「あまりにも完璧なエンディング。事実は小説よりも奇なりマツリダ」
ドリームジャーニー
「ですね。さて、2着にはコントレイル君が差してきましたね」
マツリダゴッホ
「うむ。コントレイルのアビリティ『エリートサラリーマン』が発動したなマツリダ」
ドリームジャーニー
「それはどういう意味でしょう?」
マツリダゴッホ
「コントレイルは弱点が極めて少ない。なんでも、そつなくこなすオールマイティ」
ドリームジャーニー
「ふむ」
マツリダゴッホ
「同じ3冠馬でも、ディープインパクトやオルフェーヴルのような、120点を叩き出す、狂気の爆発力はないが、コントレイルにはどんな課題にも95点できっちり応えるオールマイティさがあるなマツリダ」
ドリームジャーニー
「ふむふむ」
マツリダゴッホ
「今回も、道中は馬場の良い所を選んで走り、勝負どころではデアリングタクトを内に押し込める完璧なプラン。ライバルを1頭潰してから、前を行くアーモンドアイを追う。仕事できるわーマツリダー」
ドリームジャーニー
「ふむ」
マツリダゴッホ
「さすが、コントレイル課長だなマツリダ」
ドリームジャーニー
「課長・島耕作のイメージですね」
マツリダゴッホ
「ただ、コントレイル課長も、95点の走りはしているんだが、アーモンドアイが100点だったので、及ばなかったなマツリダ」
ドリームジャーニー
「ですね」
マツリダゴッホ
「雑草魂のシンデレラ・デアリングタクトは、コントレイル課長に内へ押し込められ、厳しいレースだったなマツリダ」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「まるで、イジワルな継母や義理の姉たちからイジメられた、シンデレラのように」
ドリームジャーニー
「むう」
マツリダゴッホ
「だが最後は、馬群の中からデアリングタクトのアビリティ『ド根性』が発動。泥くさい走りで3着死守。彼女もまた、素晴らしい走りだったと思いマツリダ」
ドリームジャーニー
「ですね」
マツリダゴッホ
「3冠馬の2頭は、カレンブーケドールやグローリーヴェイズと僅差というのは、ちょっと物足りなかったが、まだ3歳なので、さらなる成長に期待しようマツリダ」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「来年は、アーモンドアイから、コントレイルとデアリングタクトへ、世代交代」
ドリームジャーニー
「はい」
マツリダゴッホ
「アーモンドアイの最後のアビリティ『バトン』が発動したなマツリダ」
ドリームジャーニー
「バトンタッチですね」
マツリダゴッホ
「以上、ジャパンカップの回顧でしたマツリダ」
ドリームジャーニー
「わかりましたー。ということで、土日もゴッホさんやジャーニー君と一緒に競馬を楽しんでみたい方は、『マツリダ予想』で検索♪」
マツリダゴッホ
「うむ。一緒に勝ち組を目指しましょうマツリダ」
ドリームジャーニー
「ではゴッホさん、そろそろお時間です」
マツリダゴッホ
「うむ。今週も勝負可能レースの選別に入ろうマツリダ」
ドリームジャーニー
「お願いしますね。では皆さま、今週も競馬を楽しみましょー♪」
- つづく –