◆七夕賞2011予想⇒キャプテントゥーレ⇒自己に頼るべし、他人に頼るべからず



【キャプテントゥーレ】

○Captain Thule
○馬名 意味由来⇒ 近親馬スキーキャプテン+母エアトゥーレ
○6歳 男性
○父アグネスタキオン
○中山  1-1-1-2 皐月賞勝ちを含め得意
○2000m連対率 50.0%
○右回り連対率 46.7%(左回りは0%)
○皐月賞を人気薄で逃げ切り!も、無念の骨折・・・1年の休養。父タキオンと同じくダービー出られず。
○復帰2戦目にして、ソッコー重賞制覇で復活。すばらしい精神力
○小牧Jに乗り替わってからは、逃げのスタイルを確立。強い相手と差のない競馬
○今年の七夕賞は得意の中山。宝塚記念をやめて七夕賞を選択した判断、吉と出るか。



◆自己に頼るべし、他人に頼るべからず



≪草野球:9回裏ワンナウト満塁≫



チームメイト
「0-2で2点ビハインド!でもこのチャンスにバッターは・・・!」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗汗」



チームメイト
「たのんますっ!!キャプテン!!」


キャプテントゥーレ
「お、おうよ・・・汗汗」



監督 野村
「・・・一打同点や・・・ ボソッ」


キャプテントゥーレ
「は、はい 汗」



監督 野村
「・・・おまえはチームのキャプテンや・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「サインプレーは無し。絶対に打て・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・で、ですが・・・」


監督 野村
「・・・・」



キャプテントゥーレ
「こ、ここはまず、スクイズで1点返して、次のサブローに期待する方がいいのでは 汗」


監督 野村
「・・・キャプテンのおまえがスクイズする言うんか・・・怒」


キャプテントゥーレ
「・・・いや・・・それはあのー・・・汗」



監督 野村
「・・・打て・・・ボソッ」


キャプテントゥーレ
「う・・・ 汗」



チームメイト
「キャプテン!!頼みました!!」


キャプテントゥーレ
「うう・・・ 汗」



監督 野村
「しんでも打て・・・ボソッ」


キャプテントゥーレ
「うう・・・う、うわぁぁーー!!ダダッ! 逃」



チームメイト
「ああっ!!汗 キャプテンが逃げたぞっ!!汗」


キャプテントゥーレ
「うわぁぁーー!!ダダダッ! 逃」



チームメイト
「は、早く捕まえろっ! 汗」


チームメイト
「そ、そんなこと言ったって、キャプテンの逃げに追いつけるわけないだろっ! 汗」


監督 野村
「・・・・」



≪喫茶店にて≫



キャプテントゥーレ
「ハー!ハー!・・・に、逃げてしまった・・・汗」


店員
「いらっしゃいませ。ご注文は?」



キャプテントゥーレ
「あ・・・えーと・・・じゃあカレーを」


店員
「かしこまりました」


キャプテントゥーレ
「・・・な、なぜオレはこの状況で、カレーを注文したのだろうか 汗 まあいいや・・・」



カランコロ~ン



店員
「いらっしゃいませ」


キャプテントゥーレ
「ん?・・・はうっ!!汗汗」



監督 野村
「・・・おまえ・・こんな所で、何しとるんや・・・ボソッ」


キャプテントゥーレ
「い、いや!汗 あのー!そのー! 汗」



監督 野村
「・・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・し、試合は・・・」



監督 野村
「・・・9回裏ワンナウト満塁でキャプテンが大逃げ・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



監督 野村
「しょうがないから、代打シロマティを出した」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



監督 野村
「・・・豪快なスイングやった・・・当たれば場外や」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「だがシロマティはストレートしか打てん」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「豪快にスライダーをひっかけて、ショートゴロのゲッツーで終わりや」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



監督 野村
「・・・チームのキャプテンが逃げてどうするんや・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・す、すいません・・・でも・・・」


監督 野村
「・・・・」



キャプテントゥーレ
「あの場面では、ボクがスクイズで1点返して、次のサブローに期待する方がいいと思ったので・・・落」


監督 野村
「・・・・」



キャプテントゥーレ
「だ、だって!野球はチームプレーじゃないですか!汗 だからチームメイトを信頼して・・・」


監督 野村
「・・・それは信頼やない・・・」


キャプテントゥーレ
「え?」



監督 野村
「・・・それは自己の責任を、他者に押し付けているだけや・・・」


キャプテントゥーレ
「ち、ちが・・・」



監督 野村
「ちがわにゃい」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



監督 野村
「キャプテンよぅ・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「・・・自己に頼るべし、他人に頼るべからず・・・や」


キャプテントゥーレ
「え・・・」




監督 野村
「日露戦争反対の非戦論を説いた内村鑑三の言葉や・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「内村鑑三・・・知ってるか?」


キャプテントゥーレ
「い、いえ・・・」



監督 野村
「ウッチャンやないぞ」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



監督 野村
「まあ内村の非戦論はキリスト教へのバイアスが強すぎるが、今はそういう話ではないので、置いといて」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



監督 野村
「・・・チームプレーというのは、個人個人が自分の責任を、果たし合うことから生まれるんとちゃうんか?」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「それに・・・自分の力でやってやろうっていう気合があるから、他人も助けてあげたいと感じるんや」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「・・・違うか?・・・キャプテン」


キャプテントゥーレ
「・・・う、うわぁぁーー!!ダダダッ! 逃」



バタン



監督 野村
「・・・逃げたか・・・まあそれも若さゆえの・・・ん?・・・し、支払いはワシか? 汗」



≪河川敷にて≫



キャプテントゥーレ
「ああ・・・また逃げてしまった・・・落 オレはすぐ逃げてしまう・・・落」


シロマティ
「あ」


キャプテントゥーレ
「ああっ!!汗」



シロマティ
「・・・キャプテン・・・」


キャプテントゥーレ
「シロ・・・」



シロマティ
「・・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



シロマティ
「・・・す、すみませんキャプテン・・・せっかくのチャンスだったのに、凡退してしまいマシタ 落」


キャプテントゥーレ
「え・・・」



シロマティ
「せっかくキャプテンが自分にくれたチャンスを・・・ムダにしてしまいマシタ 泣」


キャプテントゥーレ
「ち、違う・・・オレはシロに責任をかぶせて・・・」



シロマティ
「・・・ボク、キャプテンに憧れているンデス」


キャプテントゥーレ
「シロ・・・」



シロマティ
「キャプテンの美しい芦毛に憧れて、シロマティっていう登録名にしてるンデス! 喜」


キャプテントゥーレ
「え・・・じゃあ、本名は・・・」



シロマティ
「本名はクロマティです」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



シロマティ
「日曜日の七夕賞、応援に行きマスカラ! 喜」


キャプテントゥーレ
「シロ・・・泣」



シロマティ
「短冊に願いを・・・『キャプテンが逃げ切りますヨウニ』・・・と」


キャプテントゥーレ
「・・・・泣」



シロマティ
「ね!キャプテン!!喜」


キャプテントゥーレ
「・・・シロ・・・ホントはオレ・・・・シロに責任を負わせて逃げ・・・」



監督 野村
「・・・言わんでええやろ・・・ボソッ」


キャプテントゥーレ
「え?」


シロマティ
「カ、カントク!」



監督 野村
「・・・キャプテン・・・それはもう言わんでええやろう?」


キャプテントゥーレ
「監督・・・」



監督 野村
「おまえがやるべきことは、シロの心意気に応えて、七夕賞を逃げ切って見せることやろうが」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「・・・ワシも今月のおこづかい、全額つっこんで応援するわ」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」


シロマティ
「カ、カントクはおこづかい制なんデスネ 汗」



監督 野村
「・・・キャプテンよぉ・・・レースを引っ張る逃げ馬は、孤独なんやろうなぁ・・・」


キャプテントゥーレ
「・・・・」



監督 野村
「誰にも頼らず、自分の力で全馬を引っ張るんやからなぁ」


キャプテントゥーレ
「監督・・・」



監督 野村
「そんな逃げのスタイルで結果を出してるウチのキャプテンは、真に強い男やな」


キャプテントゥーレ
「・・・・泣」



監督 野村
「逃げきり。期待しとるで」


キャプテントゥーレ
「はい・・・泣 ありがとうございます 泣」



監督 野村
「それとな・・・」


キャプテントゥーレ
「はい・・・泣」



監督 野村
「890円や」


キャプテントゥーレ
「はい?」



監督 野村
「さっきおまえが食い逃げした、カレー代や」


キャプテントゥーレ
「・・・・汗」



監督 野村
「カレー代を他人に頼るな。自己に頼らんかい」


キャプテントゥーレ
「は、はい 汗 スミマセン 汗」



– つづく –

サブコンテンツ