エリザベス女王杯2016~ マリアライト『身近にいる人を大切にしない者は不幸になる』



◆エリザベス女王杯2016


【マリアライト】

○Marialite
○牝5
○父 ディープインパクト
○馬名由来⇒ パワーストーン名より

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◆身近にいる人を大切にしない者は不幸になる



≪ダンス一族 豪邸にて≫



ダンスファンタジア
「やなぎだぁぁぁぁーーーー!!!怒怒」


執事 柳田
「お、お嬢さまっ!!汗 窓ガラスにひびが入っておりますっ!汗 大声を出さないでくださいっ!汗」



ダンスファンタジア
「アタシのスマホ、どこやったぁぁーー!!怒怒」


執事 柳田
「お、お嬢さま!汗 スマホは、お嬢さまの、胸ポケットに入っておりますっ! 汗」



ダンスファンタジア
「あ。」


執事 柳田
「ふふっ 微笑」



ダンスファンタジア
「・・・柳田ぁ」


執事 柳田
「はいっ ニコニコ」



ダンスファンタジア
「・・なに笑ってんだぁ、テメーコラァ・・ 怒」


執事 柳田
「わ、笑っておりませんっ 汗」



ダンスファンタジア
「今、笑ってただろがぁぁーー!!怒怒」


執事 柳田
「す、すいませんっ 汗」



ダンスファンタジア
「・・ムカついた」


執事 柳田
「すいませんっ!!汗」



ダンスファンタジア
「・・よし柳田。アタシのこのスマホで、パズドラやっとけ。そのまま後ろを向いて立て。そして少し足を開け」


執事 柳田
「こ、こうですか? 背向」



ダンスファンタジア
「・・よし。じゃあ今から思いっきり、キ●タマを蹴る」


執事 柳田
「えぇぇぇ~~!?汗汗」



ダンスファンタジア
「振り返るな。そっちを向いて立っていろ。少し足を開いて。パズドラに集中しろ」


執事 柳田
「ド、ドSもほどほどにして下さい!お嬢さまっ! 汗」



ダンスファンタジア
「行くぞ(助走)」


執事 柳田
「ま、待ってください!汗 お嬢さま! 汗」



   ガチャ



マリアライト
「あ。こんにちわー。ピンポン押したんだけど、誰も出ないから上がらせてもらいましたー。あれ、柳田さん、パズドラやるんですね」


執事 柳田
「これはこれは。マリア様。いらっしゃいませ。これはお嬢様のパズ・・」



  ドゴンッ!! 蹴上



執事 柳田
「ドラぉふうぅぅーー!!涙汗飛」


ダンスファンタジア
「ぎゃーーははははは!!w 悶絶してるww その後ろ姿サイコー!ww 内股ww」



執事 柳田
「・・う・・はうっ・・ 息止」


マリアライト
「や、柳田さんっ! 汗」


執事 柳田
「・・・バタッ 倒」



ダンスファンタジア
「ん?お前は、今週のエリザベス女王杯に出る、マリアライトではないか。なんか用か?」


マリアライト
「あ、いえ、近くまできたので、社台の大御所の、ファンタお嬢様にごあいさつを、と」



ダンスファンタジア
「フン。ごあいさつしてる暇あったらトレーニングしろよ。我ら社台帝国に、負けは許されないのよ?」


マリアライト
「ご、ごもっともです 汗」



ダンスファンタジア
「ワインでも飲むか?といっても、柳田がそのザマだから、運ぶ奴がいねえけど」


執事 柳田
「・・・・ 倒」


マリアライト
「いえ、ワインは大丈夫です。レース前なんで 汗」



ダンスファンタジア
「あっそ。・・んで?エリザベス女王杯の自信のほうはどうなのよ。ペタペタ(爪塗)」


マリアライト
「ええ・・。私は昨年の女王。連覇がかかる一戦なので、さすがにプレッシャーはありますね…」


ダンスファンタジア
「ふーん。・・フー(爪吹)」



マリアライト
「近年、エリザベス女王杯を連覇したのは、スノーフェアリーとアドマイヤグルーヴですが、関東牝馬の連覇はない。東の女の意地を見せたいです」


ダンスファンタジア
「アタシの分も、関東代表としてがんばんなよー・・(爪見)」



マリアライト
「はい!私は重馬場が得意なので、雨さえ降ってくれれば必勝です!」


ダンスファンタジア
「晴れでも頑張れや 汗」



マリアライト
「私は、ほとんど稍重~重馬場でしか、勝っていないのです」


ダンスファンタジア
「てるてる坊主を、逆さまにしとけ 汗」



マリアライト
「・・とにかく、宝塚記念制覇に加えて、エリザベス女王杯連覇となれば、稀代の名牝…。頑張らねば・・ ブツブツ」


ダンスファンタジア
「結果はなるようにしかならないんだから、リラックスしていけばいいわよ。・・フー(爪吹)」



マリアライト
「いえ、結果は自分で掴み取るもの。ストイックに自分を追い込んでいきます!」


ダンスファンタジア
「ふーん」



マリアライト
「誰が何と言おうと自分を信じるのみ!誰の言葉も聞かない!」


ダンスファンタジア
「へー」



マリアライト
「飲み会にも行かない!友達とも遊ばない!自分にとって役立つ人としか会わない!」


ダンスファンタジア
「ストイックだなー」



マリアライト
「会ってもしょうがない人はスルー!自分にメリットを与えてくれる人だけ大切にするべし!」


ダンスファンタジア
「へー」



マリアライト
「世の中に人間(馬)は山ほどいるけど、私は、接する価値がある人にだけ優しくする方針です!」


ダンスファンタジア
「ふーん」



マリアライト
「これなら最短時間で成功できるに違いない!無駄な人間関係は邪魔でしかない!」


ダンスファンタジア
「そんなもんかねー」



マリアライト
「そう!選ばれし者は、付き合う人間も選びまくるべし!」


ダンスファンタジア
「へー」



マリアライト
「そして私は、無駄な時間を過ごすことなく、効率よくエリザベス女王杯連覇!!どうですか!この完璧なシナリオ!」


ダンスファンタジア
「ふむ」



執事 柳田
「・・・マリア様」


マリアライト
「え?」


ダンスファンタジア
「柳田。生きてたのか」



執事 柳田
「・・完璧に見えるシナリオですが、私には少し違う思いもあります」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「確かに、人間関係は煩わしい部分も多いです。人間関係が自分の足を引っ張ることもある」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「だから、人間関係を必要最小限に絞り込み、自分が目標に向かって進む時間を増やすのは、『目的達成という点においては』正しいと思います」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「ですが、その方向で進んでしまうと、目的を達成した後、何も残っていない可能性があるのです」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「人間(馬)は、人の間でしか生きられない。まあ今の社会なら、1人でも生存することは可能ですが、それだけでは真の意味で生きているとは言えない」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「人間関係は、たくさんのピンチやトラブルを引き起こす元凶です。ですがその一方で、人間関係は、たくさんのチャンスや喜びも、同時にもたらすのです」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「そして、自分の人生の転機になるようなチャンスは、日頃、何気なくそばにいる人が運んできてくれるものなのです」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「いつも何気なくそばにいる身近な家族。身近な友達。・・確かにそこには、目を見張るような、輝かしい価値を感じる事はないかもしれない」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「ですが、そのような身近な人たちも大切にする者は、自分でも気づかないところで必ず彼らに助けられ、より良い人生を歩んでいくに違いないのです」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「自分の身近な人たちすら大切にできない者が、どうして幸福な人生を送れるでしょうか」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「人間関係は、メリットだけで計れるものではない」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「マリア様。今のあなたがあるのは、いつも何気なくそばにいる、あなたが価値を感じていないような人たちが、陰で支えてくれているからなのですよ?」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「もう一度、そこをよく考えなさい。あなたなら分かるはずですよ 微笑」


マリアライト
「・・・・」



執事 柳田
「・・すみません。わたし程度の者が、偉そうなことを・・」


マリアライト
「・・いえ・・」


執事 柳田
「・・・・」



マリアライト
「・・心に響きました・・ 涙」


執事 柳田
「そうでございますか 微笑」



マリアライト
「ありがとう。柳田さん。人生の大先輩の意見を聞いて、勇気をもらいました。純粋な思いで、エリザベス女王杯がんばってきます!」


執事 柳田
「ふふっ。応援馬券、買わせていただきますよ 微笑」



ダンスファンタジア
「・・柳田・・」


執事 柳田
「はい」



ダンスファンタジア
「・・アタシからも礼を言う。ありがとう」


執事 柳田
「お、お嬢さま! 喜」



ダンスファンタジア
「・・身近にいる人をこそ大切にし、日ごろから感謝を忘れてはならない・・。うん。本当にその通りだと思うよ」


執事 柳田
「そうでございます!お嬢さま! 喜」



ダンスファンタジア
「・・うん。ホントそうだ。柳田の言う通りだ。うんうん」


執事 柳田
「はい!(ニコニコ)」



ダンスファンタジア
「・・・・」


執事 柳田
「(ニコニコ)」



ダンスファンタジア
「・・ところで柳田」


執事 柳田
「はい!(ニコニコ)」



ダンスファンタジア
「・・・うちの屋敷には防犯用の、超小型高性能CCDカメラが 528個設置してある」


執事 柳田
「は?」



ダンスファンタジア
「今日は、そのうちのひとつの映像を見てみよう」


執事 柳田
「え? 汗」



ダンスファンタジア
「VTR、スタート!」



  ≪VTR再生≫



メイド翔子
「はぁー・・ 落」


執事 柳田
「どしたの?しょこたん。お掃除が進んでないけど」



メイド翔子
「うん・・。メイドの同僚の子が、ウザくて・・ 落」


執事 柳田
「そうなの?」



メイド翔子
「うん・・。ここのメイドは、お嬢様の気まぐれに付き合わなきゃいけないから、みんなストレスが溜まってて、八つ当たりしてくる子も多いの・・ 落」


執事 柳田
「だろうね」



メイド翔子
「安月給の上に、同僚も性格悪いし、ほんとやってらんない。こんな仕事… 落」


執事 柳田
「うんうん!その通りだね!」



メイド翔子
「・・人間関係で悩んでるって、お嬢様に相談した方がいいかなあ?」


執事 柳田
「いやいや!アイツに人の気持ちがわかるわけない!相談するだけ無駄だよ!」


メイド翔子
「だよねえ…」



執事 柳田
「しょこたん!メリットのない人間関係なんか、スルーしとけばいいんだよ!しょこたんは絶対悪くないんだから!」


メイド翔子
「・・ホント?」


執事 柳田
「ホントさ!」



メイド翔子
「・・えへ。このお屋敷は、お嬢様や同僚がめんどくさいけど、やなぽんがいつも優しいから、私、がんばれるの」


執事 柳田
「任せなさい!あんなクソお嬢様のわがまま発言には、今度ボクがビッシー!と言ってやるから! 燃」



メイド翔子
「いや~ん♪やなぽん、男らしい~♪」


執事 柳田
「でへへー 照」



メイド翔子
「やなぽん大好きっ! 抱」


執事 柳田
「こ、これこれ 照 こんなところで、やめなさい 立」



メイド翔子
「・・ふふ。なんか、やなぽんには、いつも元気もらってるね」


執事 柳田
「いやー 照 しょこたんのためなら、全然いいよー 照」



メイド翔子
「・・ねえ、やなぽん・・」


執事 柳田
「ん?」



メイド翔子
「・・今日わたし・・、やなぽんのおうちに泊まりたいな・・ 照」


執事 柳田
「ふっ。今夜は、朝まで寝かさないぜ? 立」



メイド翔子
「いやーん♪やなぽんのエッチ♪」


執事 柳田
「でへへー」


メイド翔子
「うふふー♪」



  ≪VTR終了≫



ダンスファンタジア
「・・ふむ・・」


執事 柳田
「・・・ア、アウアウ・・・汗汗(ガクガク 震)」



ダンスファンタジア
「さすが最新の超小型高性能CCDカメラだ。映像も音声もカンペキ」


執事 柳田
「お、お嬢さま!違うんですっ!汗」



ダンスファンタジア
「・・もし、従業員から人間関係を相談されれば、私は、直接解決はできなくても、話ぐらいは聞くだろう。なあ柳田」


執事 柳田
「あ、お嬢様、違うんですっ!汗汗」



ダンスファンタジア
「・・『メリットのない人間関係なんかスルーしとけばいい』か。・・なるほど。お前はそばにいる人を大切にするんだなあ。やなぽんよぉ・・」


執事 柳田
「あ・・あ・・(ガクガク 震)」



ダンスファンタジア
「どうなんだぁぁ・・。柳田ぁぁぁ・・ 怒顔」


執事 柳田
「ヒイイッ!!泣 お嬢さまの顔(名前)が、魔神の形相に変わっていくっ!!(ガクガク・・・震)」



魔神ファンタジア
「・・どう・・なんだ・・。やなぎ・・だぁぁ・・ 魔顔」


執事 柳田
「ヒイイーーッ!!・・・(ガクガク 震)」



魔神 ファンタ死亜
「せ・・選択肢は・・3つ・・だぁぁ・・・ 鬼顔」


執事 柳田
「・・・あ・・あうあう・・(ガクガク 震)」



1⇒ 生肉を背負って、サバンナ横断

2⇒ キリンの真後ろに立ち、エアガンで挑発

3⇒ サディスティックルームへの挑戦



魔神 フ暗タ死亜
「さあ・・・お好き・・な・・コース・・ををを・・・ 死神」


執事 柳田
「ど、どれを選んでも確実に人生が終わりますっ!!汗 お嬢さまっ!!汗」



魔神 フ暗断死亜
「で・・は、3番・・だなぁぁ・・・ 闇顔」


執事 柳田
「お嬢さまっ!!それだけはっ!!号泣」



魔神 腐暗断死亜
「・・・では行こう・・・マゾヒスティックな暗黒の快楽の世界へ・・・ 腕掴」


執事 柳田
「た、たぁすけてぇぇぇーーー!!!泣泣」



マリアライト
「・・・・汗」



  - つづく –



※この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。

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