ゴールドシップがケガをしない理由 菊花賞 ゴールドシップ
◆ゴールドシップがケガをしない理由
≪焼き鳥シゲにて≫
オウケンブルースリ
「ふーむ。ランテは脚部不安で菊花賞回避か。やっぱ高速馬場は怖いっすね。シゲさん」
焼き鳥屋 店主シゲ
「そうですねえ。もずく酢おまち」
オウケンブルースリ
「ランテが人気を集めてコケてくれる予定だったのになぁー。こうなってくると、やはりアイツか・・」
ガラガラッ
ゴールドシップ
「そう!ボクしかいないでしょう! 喜」
オウケンブルースリ
「来たか。フネ」
焼き鳥屋 店主シゲ
「フネさん。らっしゃい」
ゴールドシップ
「・・あ、あのー、フネってやめてもらっていいですか 汗 おばあちゃんみたいなんで 汗」
オウケンブルースリ
「フネ。まあ座れや。おまえ1枠1番かよー。乗りにくいな」
ゴールドシップ
「ええ。今、作戦を考え中っす」
オウケンブルースリ
「まあよ!菊花賞を勝った大先輩のオレに、聞きたいことがあったら遠慮なく聞けや」
ゴールドシップ
「ないです」
オウケンブルースリ
「ブッ!! 吹」
ゴールドシップ
「うわっ!汗 オウケンさんービールを吹かないでくださいよー 汗」
オウケンブルースリ
「・・まあそれにしてもよ。ダービー激走のランテとエースが故障。おまえは脚、大丈夫か?」
ゴールドシップ
「フッ。ボクにはケガをしない秘策があるのです 喜」
オウケンブルースリ
「ほう」
ゴールドシップ
「これです! 喜」
オウケンブルースリ
「おおっ!!脚に湿布が貼ってある!しかも金色!」
ゴールドシップ
「そう!この湿布が疲労を回復し、ボクの脚を守ってくれているのです! 喜」
オウケンブルースリ
「ほほー」
ゴールドシップ
「金色の湿布!つまり!ゴールドシップなのですっ! 喜 どーですか!お客さん! 喜」
オウケンブルースリ
「ねえねえシゲさん。ナースのお仕事の最新作、見た?」
焼き鳥屋 店主シゲ
「いや、オレはそういうのは見ねえぜ」
ゴールドシップ
「き、聞けやぁぁーー!!怒」
オウケンブルースリ
「なんだよフネ。大声出すなよ」
ゴールドシップ
「だから!金色の湿布なのですっ! 喜」
オウケンブルースリ
「ふむ・・。湿布ってことは、パンパースか」
ゴールドシップ
「そ、それを言うなら、サロンパスだっ!!怒 パンパースはオムツじゃねえかっ!!怒」
オウケンブルースリ
「えぇっ!!汗 おまえ、オムツして走ってたのか?!汗」
ゴールドシップ
「するかぁぁーー!!怒」
オウケンブルースリ
「もしかして金色のオムツか? 汗」
ゴールドシップ
「うるさいわぁぁーー!!怒」
オウケンブルースリ
「よし。おまえのことは今度から、ゴールドパンパースシップと呼ぼう」
ゴールドシップ
「長いわっ!!怒 ミドルネームみたいに言うなっ!!怒」
オウケンブルースリ
「えー。却下?」
ゴールドシップ
「当たり前だ!怒 オレはフネだ! 怒」
オウケンブルースリ
「・・・・」
ゴールドシップ
「・・・・」
オウケンブルースリ
「・・・・」
ゴールドシップ
「・・違うっ!!フネって言うな!おばあちゃんみたいじゃねえかっ!!怒」
オウケンブルースリ
「・・ふ、ふりだしに戻る 汗」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」
- つづく –