◆新潟2歳ステークス2011予想⇒ジャスタウェイ⇒『どうすればできるか?』と24時間考える


【ジャスタウェイ】

○Just a Way
○馬名 意味由来⇒ その道(アニメ『銀魂』に出てくる武器が由来)
○2歳 男の子 鹿毛
○父ハーツクライ
○レース間隔 : 6週
○調教師2011順位:13位
○今回と同じ新潟1600でデビュー勝ち
○しかも0.8差、圧勝
○しかも上がり 33秒3
○スローの瞬発力勝負で5馬身差はなかなかできない
○馬主はアニメ『銀魂』などの脚本家
○所有馬の初出走初Vから、いきなりの重賞制覇なるか。



■本日の みどころ■

できないことを、できるようにする方法。
ゴッホさんが幼稚園で熱く語る!!



◆『どうすればできるか?』と24時間考える



≪幼稚園にて≫



ガチャ



マツリダゴッホ
「ごめんくだマツリダ」


幼稚園の先生かすみ
「え!ゴ、ゴッホさん?!汗 ど、どうされたんですか? 汗」



マツリダゴッホ
「うむ。新潟2歳Sの取材にきマツリダ」


幼稚園の先生かすみ
「そうでしたか!どうぞどうぞ。見て行ってください 微笑」


マツリダゴッホ
「うむ。おじゃましマツリダ」



幼稚園の先生かすみ
「えーと・・・あ。ジャスト君、ちょっといらっしゃい」


ジャスタウェイ
「はーい!先生!なあに?」



幼稚園の先生かすみ
「ジャスト君、よかったねー。こちらの方、知ってるでしょ?有名人よ 微笑」


マツリダゴッホ
「・・・・」



ジャスタウェイ
「・・・せんせー。このジジイだぁれー?」


マツリダゴッホ
「ジジッ・・・! 汗」


幼稚園の先生かすみ
「こ、こら!汗 失礼でしょ!汗」



ジャスタウェイ
「だってこんなジジイ知らないもーん」


幼稚園の先生かすみ
「ゆ、有名人なのよ? 汗」


マツリダゴッホ
「・・・・汗」



ジャスタウェイ
「有名人だったら、ヴィクトワールとかキングダムがよかったなぁ~ 落」


マツリダゴッホ
「くっ・・・」



幼稚園の先生かすみ
「た、大変失礼しました!汗 ホラ!ジャスト君も謝って! 汗」


ジャスタウェイ
「・・・ボク子供だから謝り方わかんないー。ねえねえゴッホ、お手本みせてー」


マツリダゴッホ
「む」



ジャスタウェイ
「謝り方のお手本みせてー」


マツリダゴッホ
「う、うむ。謝るときはこうやって・・・」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「・・・す、すみマツリダ 汗」


ジャスタウェイ
「ギャーハハハ!!ww ジジイ悪いことしてないのに謝ってる~~www」


マツリダゴッホ
「むむっ! 汗」



幼稚園の先生かすみ
「コ、コラ!!怒 ジャスト君! 怒」


ジャスタウェイ
「・・・ぷぷっ 笑」



マツリダゴッホ
「い、いや。かすみ氏 汗 大丈夫だマツリダ 汗」


幼稚園の先生かすみ
「すみませんゴッホさん・・・。ジャスト君、じゃあ絵でも描こうか 汗」


ジャスタウェイ
「えー!ボク絵、ニガテだからできなーい!」



幼稚園の先生かすみ
「簡単よー。ホラ。こうやって描くのよ。これはお馬さんよ 微笑」


ジャスタウェイ
「おおー!かすみ先生、スゲー!うまいね!ホントの馬みたいだ! 喜」



幼稚園の先生かすみ
「ほら。ジャスト君も描いてごらん? 微笑」


ジャスタウェイ
「・・・・」


幼稚園の先生かすみ
「ん? 微笑」



ジャスタウェイ
「・・・ゴッホ・・・描いて」


マツリダゴッホ
「む」



ジャスタウェイ
「お手本みせて」


マツリダゴッホ
「むむ」



幼稚園の先生かすみ
「す、すいませんゴッホさん。描いてやってもらえますか? 微笑」


マツリダゴッホ
「うむ。では・・・ワシも馬の絵を・・・カキカキ」



幼稚園の先生かすみ
「・・・・」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「・・・こんな感じだマツリダ」


幼稚園の先生かすみ
「!!」



ジャスタウェイ
「・・・プ・・・ギャーーハハハ!!ww ゴッホー絵ー超ヘターwww どこが馬だよー!!ww」


マツリダゴッホ
「むむっ!!汗」



ジャスタウェイ
「ゴッホって名前なのに、絵がヘタじゃシャレにならんだろー!!www」


マツリダゴッホ
「くっ・・・」



幼稚園の先生かすみ
「ジ、ジャスト君!汗 こ、今度は積み木でもしてあそぼっか! 汗」


ジャスタウェイ
「えー。ボク積み木ニガテだからできなーい」



幼稚園の先生かすみ
「簡単よー。ホラこうやって積んでいくの」


ジャスタウェイ
「おおー!!かすみ先生!スゲー!高いね! 驚」


幼稚園の先生かすみ
「ふふっ。やってごらん?ジャスト君 微笑」



ジャスタウェイ
「・・・ゴッホ・・・積み木のお手本みせて」


マツリダゴッホ
「む」


ジャスタウェイ
「・・・ニヤニヤ」



マツリダゴッホ
「むむっ!さすがに積み木はできるぞ。ナメんじゃねえマツリダ」


ジャスタウェイ
「お手本ー」


マツリダゴッホ
「うむ。こんなもん・・・こうやって積めばいいだけ・・・カチャカチャ」



ガラガラガッシャーン!



ジャスタウェイ
「ギャーーハハハハ!!www倒壊!!倒壊~~!!笑笑」


幼稚園の先生かすみ
「・・・・汗」


マツリダゴッホ
「くっ・・・」



幼稚園の先生かすみ
「ゴ、ゴッホさん!汗 本日は大変失礼しました!汗」


マツリダゴッホ
「い、いや・・・ダイジョウブイ・・・落」



幼稚園の先生かすみ
「さ、さあ!汗 ジャスト君は日曜日レースだから、スタート練習でもしよっか! 汗」


ジャスタウェイ
「えー。ボク、スタート練習できなーい」



幼稚園の先生かすみ
「う、うーん。じゃあ折り合いをつけて走る練習する?」


ジャスタウェイ
「それもできなーい」


マツリダゴッホ
「・・・・」



幼稚園の先生かすみ
「う、うーん。じゃあ馬群を怖がらない練習は?」


ジャスタウェイ
「できなーい」



幼稚園の先生かすみ
「こ、困ったわねえ 汗」


ジャスタウェイ
「できないもん」


幼稚園の先生かすみ
「・・・・汗」



マツリダゴッホ
「・・・『できない』と言ってしまえば、思考停止だマツリダ」


幼稚園の先生かすみ
「え?」


ジャスタウェイ
「はぁ?」



マツリダゴッホ
「・・・不可能を可能にするのは、いつだって自己への絶えざる問いかけなのだマツリダ」


ジャスタウェイ
「なに言ってんだよジジイー」



マツリダゴッホ
「『できない』ではなく、『なぜできないのか?』『どうすればできるか?』と言わねばならんのだマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「そして、『どうすれば』『どうすれば』『どうすれば』・・・起きてる間ずっと考え続けるのだマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「そのうち夢の中でも考えるようになるだろうマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「そして、ふとした時、全然関係ないものを見た時に、ふとひらめくのだマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「・・・これ使えるかも・・・とな」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「アイデアというのは、その繰り返しによって醸成されていくのだマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「それを情熱というのだマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「仕事でも勉強でも、趣味でも恋愛でも家族でも、漫然とやるより、情熱を持って向き合いたいものだマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「その方が、明日につながるからだマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「・・・だがワシの考えを、おぬしに押しつけるつもりはない。ジジイの戯言として、聞き流してくれマツリダ」


ジャスタウェイ
「・・・ゴッホ・・・」



マツリダゴッホ
「・・・かすみ氏。ちょっとお手洗いをお借りしマツリダ」


幼稚園の先生かすみ
「あ。はい。つきあたりを左です」


マツリダゴッホ
「うむ。ではちょっと失礼しマツリダ」



バタン



幼稚園の先生かすみ
「・・・・」


ジャスタウェイ
「・・・・」



幼稚園の先生かすみ
「ジャスト君。あれがゴッホさんよ 微笑」


ジャスタウェイ
「・・・うん!すごい人だね! 喜」


幼稚園の先生かすみ
「そうね 微笑」



ジャスタウェイ
「ボク!ゴッホさんみたいな競走馬になる!!喜」


幼稚園の先生かすみ
「ふふっ。目標ができたわね 微笑」



キャー!!



幼稚園の先生かすみ
「!!どうしたの?クイーンちゃん! 汗」


クイーンアルタミラ
「かすみ先生!!トイレに変なジジイが入ってきたのー!!エーン!!泣」


幼稚園の先生かすみ
「え・・・汗」



マツリダゴッホ
「ち、違うのだ!かすみ氏!!汗」


幼稚園の先生かすみ
「・・・・」



マツリダゴッホ
「つきあたりを左に曲がろうとしたんだが、ワシは左回りがニガテなので、うまく手前を替えることができず、右にっ!!汗汗」


クイーンアルタミラ
「うわぁーん!!泣 ジジイ怖いよ~~!!泣」



幼稚園の先生かすみ
「・・・・汗」


ジャスタウェイ
「・・・や、やっぱり目標はヴィクトワールにしよう・・・汗」



– つづく –

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