阪神大賞典2013トウカイトリック~人は後ろ向きな人を見ると元気を奪われる
◆人は後ろ向きな人を見ると元気を奪われる
≪焼き鳥シゲにて≫
♪しみじみ~飲めば~しみじみと~ぉぉぉ~♪
トウカイトリック
「ホッホ。やっぱり八代亜紀は最高じゃのう。ゴッホよ 喜」
マツリダゴッホ
「そうですねマツリダ」
トウカイトリック
「ワシは最近の音楽はようわからん」
マツリダゴッホ
「はい」
トウカイトリック
「TKO木下48とか」
マツリダゴッホ
「AKB48ですマツリダ 汗 木下って誰ですかマツリダ 汗」
トウカイトリック
「YMO坂本龍一48の方がよかったかのう?」
マツリダゴッホ
「・・・・汗」
トウカイトリック
「YKKチャック48の方がよかっ・・」
マツリダゴッホ
「ト、トリック先輩 汗」
トウカイトリック
「ん?」
マツリダゴッホ
「もうええっちゅうねんマツリダ 汗」
トウカイトリック
「うむ。ナイスツッコミじゃ」
マツリダゴッホ
「それにしてもトリック先輩。11歳にして今年も現役とは、恐れ入りマツリダ」
トウカイトリック
「ホッホ 笑 おまえもジャーニーもオウケンも、みんなさっさと引退しちまうから、ジジイは寂しいぞよ 笑」
マツリダゴッホ
「わ、我々も長くがんばった方なんですがマツリダ 汗」
トウカイトリック
「ワシは、ディープインパクトと、タメ年でな。3歳の時、神戸新聞杯でぶっちぎられた屈辱は忘れんよ」
マツリダゴッホ
「そうでしたかマツリダ」
トウカイトリック
「4歳の阪神大賞典では、ディープに3馬身差まで迫ったんじゃがな」
マツリダゴッホ
「そ、それは迫っているんでしょうかマツリダ 汗」
トウカイトリック
「7年の時を経て、ワシももう11歳。今度はディープの息子のベールドインパクトと、同じ阪神大賞典でガチバトルじゃよ。ホッホ 笑」
マツリダゴッホ
「・・・・汗」
トウカイトリック
「それはそうと、今日はこんなジジイ二人のツーショットで、視聴率は大丈夫かね?ホッホ 笑」
マツリダゴッホ
「そ、そうですねマツリダ 汗」
トウカイトリック
「若さとはすばらしいな」
マツリダゴッホ
「はい」
トウカイトリック
「だがゴッホよ。若き日の自分は天から与えられたもの。しかし、歳をとってからの自分は、自ら作り上げるものじゃ」
マツリダゴッホ
「はい」
トウカイトリック
「歳をとることが悲しいのではない。自分を作り上げることなく、歳をとることが悲しいのじゃ」
マツリダゴッホ
「勉強になりマツリダ」
トウカイトリック
「積み重ねた日々は裏切らない。そんな歳のとり方ができれば、歳をとっても人生は楽しいじゃろう」
マツリダゴッホ
「なるほどマツリダ」
トウカイトリック
「人生は長距離レースのごとし」
マツリダゴッホ
「はい」
トウカイトリック
「人生は一瞬では変わらぬ。だが、コツコツ積み上げれば、必ず人生は向上していくものじゃ 笑」
マツリダゴッホ
「そうですねマツリダ」
トウカイトリック
「ワシのようなジジイでも、3000mのレースをひたむきに走れば、その姿を見て感動してくれる人もいるかもしれん」
マツリダゴッホ
「必ずいマツリダ」
トウカイトリック
「人は前向きに生きる人を見ると元気になる。だが逆に、後ろ向きな人を見ると元気を奪われる」
マツリダゴッホ
「はい」
トウカイトリック
「老い先短い人生なら、せめて誰かを元気にするために生きたいものじゃな。ホッホ 笑」
マツリダゴッホ
「はい。自分もそうありたいと思っていマツリダ」
トウカイトリック
「ホッホ 笑 今日はジジイの説教ばかりで、視聴率は大丈夫かね? 笑」
マツリダゴッホ
「たぶんダメでしょうなマツリダ 汗」
トウカイトリック
「やっぱギャルがいないと華がないからのう 笑」
マツリダゴッホ
「まあこんな回があってもいいでしょうマツリダ」
トウカイトリック
「ホッホッホ 笑 怪物ゴールドシップに、同斤量57キロで立ち向かう、11歳のジジイの姿を見ておけ。ゴッホよ 笑」
マツリダゴッホ
「はい。勉強させていただきマツリダ」
- つづく –