◆関屋記念 ドナウブルー『弱き者の気持ちがわからぬ者は慕われない』



◆関屋記念 2013


【ドナウブルー】

○Donau Blue
○牝5
○父ディープインパクト
○馬名 意味由来⇒ ドナウ川の青

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◆弱き者の気持ちがわからぬ者は慕われない



≪焼き鳥シゲにて≫



ドナウブルー
「・・はぁ~。ブルーだわ~ 落」


ジェンティルドンナ
「どした?姉ちゃん モグモグ」



ドナウブルー
「去年の関屋記念を勝って以来、一度も勝てないまま1年。また関屋記念だわ 落」


ジェンティルドンナ
「なんでブルー?関屋記念をまた勝てばいいじゃん 喜」



ドナウブルー
「・・はぁ~。アンタはポジティブだわ~ 落」


ジェンティルドンナ
「ドンナ時も、後ろ向きな言葉は発しない。なぜならその言葉が、自分自身をネガティブに洗脳してしまうから! 喜」



ドナウブルー
「はぁ~。姉妹なのに、なんでネガ&ポジなのかしら・・ブルーだわ~ 落」


ジェンティルドンナ
「・・大丈夫だって姉ちゃん。今回は久々の54キロ。小柄な姉ちゃんは、54キロの時は強い 喜」


ドナウブルー
「・・・・」



ジェンティルドンナ
「ドンナ相手が来ても、だいじょうブイ! 喜」


ドナウブルー
「・・そ、そうかな? 照」



ジェンティルドンナ
「いや、わかんないけど」


ドナウブルー
「わ、わかんねえのかよっ!!怒」



焼き鳥屋 店主シゲ
「焼き鳥おまち」


ジェンティルドンナ
「お♪来た来た。やっぱシゲさんの焼き鳥は、ドンナ店よりうまいっす♪」


焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ」



ドナウブルー
「・・ところでさあ。ドンナは最近、ドンナ感じ?」


ジェンティルドンナ
「さぶっ!!汗 ダジャレっ!!汗」


ドナウブルー
「テメーだって散々言ってただろーがぁーー!!怒」



ジェンティルドンナ
「・・アタシはどうなったんだっけ?・・宝塚記念を負けて・・」


ドナウブルー
「・・・・」



ジェンティルドンナ
「あ!!」


ドナウブルー
「ん?」



ジェンティルドンナ
「アタシ!宝塚記念を負けたんだった!!汗 落ち込むの忘れてた! 汗」


ドナウブルー
「ど、どんだけポジティブだよ 汗」



ジェンティルドンナ
「とりあえず宝塚記念を負けたから、凱旋門賞はナシになって、秋はしょうがないから、天皇賞でも取るかな」


ドナウブルー
「・・・・汗」



ジェンティルドンナ
「あーあ。でもせっかく5連勝で牝馬三冠とJCを勝ったのに、連勝が止まっちゃったな」


ドナウブルー
「アタシは6連敗中よ。ブルーだわ~ 落」



ジェンティルドンナ
「人生って、山あり谷ありだけどさあ、できれば谷は無い方がいいよね」


ドナウブルー
「うん 落」



ジェンティルドンナ
「生まれてから、ずっとエリートで挫折知らず。そんな人生の人って、楽しいだろうなあ」


ドナウブルー
「だね 落」



ジェンティルドンナ
「ねえ、シゲさんは、ドンナ意見?」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」


ジェンティルドンナ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・弱き者の視点の有無・・だな」


ジェンティルドンナ
「は?」



焼き鳥屋 店主シゲ
「人生に負けが無く、エリートと呼ばれる人々は、努力を続けてきた人々だ」


ジェンティルドンナ
「うん」



焼き鳥屋 店主シゲ
「だからそれは偉大だ。エリートそのものを短絡的に否定すべきではない」


ジェンティルドンナ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「が、挫折知らずのエリートの最大の弱点は、弱き者の視点が無いこと」


ジェンティルドンナ
「弱き?」



焼き鳥屋 店主シゲ
「どんなに優れた知識や実績があっても、人を見下すオーラが出ている者は、魅力的ではない」


ジェンティルドンナ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「魅力的な人というのは、必ず一度は、底辺に落ちた経験をしている」


ジェンティルドンナ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「だからエリートというのは、自分で思うほどは、人から慕われていないことが多い」


ジェンティルドンナ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・だからよ。ドナウさんとドンナさんが負けたことも、あんたらの魅力をアップさせてるってことだぜ」


ジェンティルドンナ
「いや~ん♪これ以上セクシーになったら、ドンナ風になるかしら♪」


ドナウブルー
「・・・・汗」



焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・人生がうまくいかない時は、つらく苦しい。生きているのがイヤになることもあるだろう」


ジェンティルドンナ
「・・・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「だが、人間的魅力が磨かれるのは、そんな苦しみの時期だったりするんだぜ」


ジェンティルドンナ
「・・シゲさん・・」



焼き鳥屋 店主シゲ
「ドンナ時もな」


ジェンティルドンナ
「・・・・汗」



ドナウブルー
「・・シゲさん・・ありがとう。アタシ、もうブルーになったりしません 喜」


焼き鳥屋 店主シゲ
「そうですかい」



ドナウブルー
「・・うん。これからは、シゲさんの言葉を忘れずに、二度とブルーにはなりませんから! 喜」


焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ。がんばんなせえ」



ドナウブルー
「じゃあ帰ります。えーと、お財布は・・・あ」


ジェンティルドンナ
「ん?どした?姉ちゃん」



ドナウブルー
「・・・お、お金がない・・汗 ごめんドンナ・・か、貸して 汗」


ジェンティルドンナ
「・・・・汗」



ドナウブルー
「はぁ~・・・妹に金借りるなんて、ブルーだわ~ 落落」


焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」



  - つづく –

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