アルゼンチン共和国杯 ムスカテール『感情に流されると成功が長続きしない』


◆アルゼンチン共和国杯2013


【ムスカテール】

○Mousquetaire
○牡5
○父 マヤノトップガン
○馬名 意味由来⇒ 銃士

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◆感情に流されると成功が長続きしない



≪キャバクラにて≫



オウケンブルースリ。
「うわーい!レナたんだぁー! 喜」


No.1キャバ嬢レナ
「キャ~♪オウケンたん♪久しぶりぃ~。もう来てくれないかと思った~♪」



オウケンブルースリ。
「ボクは、レナたんのためなら、地球の裏側まで行くじょー! 喜」


No.1キャバ嬢レナ
「いやーん♪ブラジルの人~♪」



ムスカテール
「・・・・」


No.1キャバ嬢レナ
「あ。オウケンたん。こちらは?」


オウケンブルースリ。
「ああ。こいつは今週のアルゼンチン共和国杯に出る、ムスカテールだ」



No.1キャバ嬢レナ
「へー。ハンサムさんですねっ♪」


ムスカテール
「・・・・」



オウケンブルースリ。
「アルゼンチンも地球の裏側。ゆえに、アルゼンチン共和国杯のネタにつなげるこのセンス! 喜」


No.1キャバ嬢レナ
「だ、誰に説明してるの? 汗」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「ムスたんは、無口なのねっ♪」


ムスカテール
「・・・・」



オウケンブルースリ。
「おい。ムスたん。アル共杯はどうよ?自信あるのか?」


ムスカテール
「・・・カテール」



オウケンブルースリ。
「え? 汗」


ムスカテール
「カテール」



オウケンブルースリ。
「か、勝てるって言ってんのか? 汗」


ムスカテール
「カテール」


オウケンブルースリ。
「・・・・汗」



No.1キャバ嬢レナ
「へー♪自信満々なんだねっ♪レナも馬券買おうかな♪」


ムスカテール
「・・・アタール」



No.1キャバ嬢レナ
「ホント? 喜」


ムスカテール
「・・・ホンート」



No.1キャバ嬢レナ
「わーい♪」


オウケンブルースリ。
「・・・・汗」



No.1キャバ嬢レナ
「あのね。ムスたんが店に入ってきた時、お店の女の子は、みんなカッコイイねって言ってたんだよ♪」


ムスカテール
「・・・モテール 照」



オウケンブルースリ。
「・・・くっ。ねえ、レナたんー。みんなオレのこともカッコイイって言ってた?」


No.1キャバ嬢レナ
「・・・い、いや、オウケンたんは・・ 汗」


オウケンブルースリ。
「くっ・・・」



ムスカテール
「モテナーイw」


オウケンブルースリ。
「うるせえわっ!!怒 ゴロ悪いしっ!!怒」



No.1キャバ嬢レナ
「ムスたんは、女の子に人気あるねっ♪」


ムスカテール
「・・・テレール 照」


オウケンブルースリ。
「照れんなバカ」



ムスカテール
「ヒガーム」


オウケンブルースリ。
「ひ、ひがんでねえわっ!!怒」



ムスカテール
「コドーク」


オウケンブルースリ。
「だ、誰が孤独だっ!!怒 人生エンジョイしてるわっ!!」



ムスカテール
「ドウテーイ」


オウケンブルースリ。
「だ、誰が童貞だっ!!汗」



ムスカテール
「ホ●ケーイ」


オウケンブルースリ。
「・・・ガスガス!! 蹴」


ムスカテール
「イターイ 泣」



No.1キャバ嬢レナ
「まあまあ♪ふたりとも仲良くしようねっ♪」


オウケンブルースリ。
「ちっ」


ムスカテール
「・・・・」



オウケンブルースリ。
「・・・まあよ。アル共杯と言えば、オレも勝ったレースだからな」


ムスカテール
「うそツクーナ」


オウケンブルースリ。
「くっ・・・。2着までは行ったし 汗」



ムスカテール
「自分も去年は2チャーク」


オウケンブルースリ。
「ふむ。しかもオマエは、同じ東京2500mの目黒記念を楽勝してるからな。コースに適正はあるな」



ムスカテール
「この条件トクーイ 喜」


オウケンブルースリ。
「でも前走のオールカマーは、人気だったのに伸びなかったな」



ムスカテール
「・・・ノビーズ 泣」


オウケンブルースリ。
「ま、まあよ 汗 今回は得意コースだからよ」



ムスカテール
「・・・トクーイ 喜」


オウケンブルースリ。
「でも斤量が、去年は55キロだったが、今年は57.5キロだな」



ムスカテール
「・・・オモーイ 泣」


オウケンブルースリ。
「お、おまえ、喜怒哀楽が激しいな 汗」



ムスカテール
「ナキワラーイ 泣笑」


オウケンブルースリ。
「・・・・汗」


No.1キャバ嬢レナ
「・・・・」



オウケンブルースリ。
「喜怒哀楽が激しいってのは、男として魅力?ダメ?どっち?レナたん」


No.1キャバ嬢レナ
「・・・うーん」


オウケンブルースリ。
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「男としての魅力っていうのは、その女の子によって感じ方が違うと思う」


オウケンブルースリ。
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「クールな男がいいとか、明るい男がいいとか。好みだよね」


オウケンブルースリ。
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「ただ、それは別としても、『一喜一憂』っていうのは、人生を生きる上でジャマになることが多いんじゃないかな」


ムスカテール
「ジャーマ?」



No.1キャバ嬢レナ
「うん。感情表現が豊かなのはいいけど、ささいなことで狂喜乱舞する人は、逆にすぐ落ち込んだり、キレやすかったりするでしょ?」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「目の前の出来事に、いちいち喜んだり悲しんだりすることは、人間らしくもあるけど、ストレスがハンパないのよ」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「だからそのストレスによって、また感情が抑えられなくなり、一喜一憂し・・・っていうループね」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「馬券に限らず、何事も結果を出す人って、感情に流されない強さがあるよね」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「やるべきことは淡々とやる。自分がやりたいか、やりたくないかは、後回し。みたいな強さ」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「感情に流されてうまくいくこともあるけど、それはたぶん長続きしない。これは馬券でも全く同じことが言える」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「だからレナは、喜怒哀楽に支配されないように、いつも自分の行動を見つめ直すんだ♪」


ムスカテール
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「えへ♪なんちゃって♪ちょっとカッコイイ、レナたんでした♪」


オウケンブルースリ。
「うん。さすがレナたんだ。なあムス」



ムスカテール
「・・・・」


オウケンブルースリ。
「ん?」



ムスカテール
「・・・ホレータ 照」


オウケンブルースリ。
「・・・・汗」



ムスカテール
「レナさん・・・。スキデース 照」


No.1キャバ嬢レナ
「ありがと♪」



ムスカテール
「・・・チュウスール! 喜」


No.1キャバ嬢レナ
「いやーん♪チューは禁止だじょ♪」



ムスカテール
「チュウスール!!喜 チュウチュウ!!迫」


No.1キャバ嬢レナ
「ちょ、ちょっと 汗 ムスたん 汗汗」



支配人
「・・お客様。ちょっとこちらへ 怒」


ムスカテール
「ひ、ひっぱルーナ! 汗」


No.1キャバ嬢レナ
「・・・・汗」



オウケンブルースリ。
「・・・あいつ・・当分、出入り禁止だな 汗」



  - つづく –

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