ジャパンカップダート ホッコータルマエ『アメリカのダートは左回りダシ』
◆ジャパンカップダート2013
【ホッコータルマエ】
○Hokko Tarumae
○牡4
○父 キングカメハメハ
○馬名 意味由来⇒ 樽前山より
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◆アメリカのダートは左回りダシ
≪焼き鳥シゲにて≫
オウケンブルースリ。
「1番人気になっちゃうんじゃね?」
ホッコータルマエ
「どうすかねえ」
オウケンブルースリ。
「去年まで、ほとんど1番人気になんか、なったこともなかったタルタルがなあ」
ホッコータルマエ
「ソースみたいに言わないでください 汗」
オウケンブルースリ。
「まあしかし、今年のジャパンカップダートは、いいメンバーだな」
ホッコータルマエ
「そうっすね。ボクもまだ、中央のダートで実績あるわけじゃないんで、胸を借りるつもりで行きますよ」
オウケンブルースリ。
「マジメっ 汗」
ホッコータルマエ
「・・・ディフェンディングチャンピオンの、ニホンピロアワーズさんには、アンタレスで勝っているとは言え、あの時は2キロ差ありましたからね」
オウケンブルースリ。
「そうだなあ。今回は同斤量だもんな」
ホッコータルマエ
「新興勢力のベルシャザールさんも、武蔵野Sでの抜けてくる脚は、ジーワン級だったし」
オウケンブルースリ。
「あいつは大物感あるな」
ホッコータルマエ
「あとは・・・」
ガラガラッ
パンツオンファイア
「HAHAHAーー!!ワタシを忘れてイマセンカー! 喜」
ホッコータルマエ
「え?」
オウケンブルースリ。
「は?」
パンツオンファイア
「ジャパンカップダートに久々の外国馬参戦デスヨーネー! 喜」
オウケンブルースリ。
「・・タルタルよ・・誰だコイツ 汗」
ホッコータルマエ
「し、知りません 汗」
パンツオンファイア
「FUFUFU。ワタシの名前は、パンツオンファイア! 喜」
オウケンブルースリ。
「な、なんておいしい名前なんだ 汗」
ホッコータルマエ
「・・・・汗」
パンツオンファイア
「ワタシのアビリティ。つまり特殊能力を知ってイマスカ?」
オウケンブルースリ。
「知らん 汗」
パンツオンファイア
「ワタシのアビリティは、『パンツファイヤー』デスヨー!!喜」
オウケンブルースリ。
「キ、キャンプファイヤーみたいだな 汗」
ホッコータルマエ
「エピファネイア君の、『ケツファイヤー』とも、ちょっとカブってますね 汗」
パンツオンファイア
「・・・ワタシは、ゲートでスタートする瞬間、調教師がパンツに火を着けるヨー! 燃」
オウケンブルースリ。
「危なっ! 汗」
パンツオンファイア
「ゲートの中で、パンツオンファイア! 燃」
オウケンブルースリ。
「・・・・汗」
パンツオンファイア
「ダカラ、ゲートがオープンすると、ロケットスタートするデスヨー!熱いからネー 燃」
オウケンブルースリ。
「そ、そうなんだ 汗」
パンツオンファイア
「アメリカのダートレースは、超超超ハイペースダヨー!」
オウケンブルースリ。
「そうらしいな」
パンツオンファイア
「そんな超超超ハイペースの流れでも、ワタシは逃げることがデキルヨー! 速燃」
オウケンブルースリ。
「ふむ。そのテンの速さは怖いな」
パンツオンファイア
「超超超!ハイペース♪超超超超イイカンジ♪ 歌」
オウケンブルースリ。
「ど、どっかで聴いたことあるな 汗」
パンツオンファイア
「恋もして~♪仕事して~♪パンツ燃やして~オンファイヤー!!喜燃」
オウケンブルースリ。
「歌うな 汗」
パンツオンファイア
「ジャパンカップダートの賞金で、パンツをカウヨー! 喜」
オウケンブルースリ。
「パンツを燃やして賞金ゲットして、またパンツを買うのか? 汗」
パンツオンファイア
「ダートの本場アメリカに比べレバ、ジャパニーズダートなんか、ガキの砂場あそびダヨー 笑」
オウケンブルースリ。
「ほう」
パンツオンファイア
「阪神コースなんか、ヨユーオンファイヤーdayoー 喜」
オウケンブルースリ。
「・・・・汗」
ホッコータルマエ
「・・・ひとつ聞いていいですか?ブリーフさん」
パンツオンファイア
「だ、誰がブリーフヤネン!汗 人を江頭みたいにイウナ! 汗」
ホッコータルマエ
「パンツさん。あなたは阪神コースを走ったことがありますか?」
パンツオンファイア
「ハァ?」
ホッコータルマエ
「・・・ボクは阪神コースは、去年のジャパンカップダート以外、負けなしです」
パンツオンファイア
「ホホウ」
ホッコータルマエ
「パンツさんは?」
パンツオンファイア
「・・・・」
ホッコータルマエ
「・・・・」
パンツオンファイア
「・・フッフッフ。ワタシは・・」
ホッコータルマエ
「・・・・」
パンツオンファイア
「・・・阪神コースどころか、右回りすら初めてでゴワッス! 喜」
オウケンブルースリ。
「お、終わったな 汗 ギャグキャラ決定か 汗」
ホッコータルマエ
「・・・・汗」
パンツオンファイア
「アメリカのダート競馬は、左回りナンダヨーン! 喜」
オウケンブルースリ。
「・・コイツは馬券から最初に除外だな 汗」
パンツオンファイア
「フッフッフ。そんなこと言っててイイノカ?変な顔のオマエ」
オウケンブルースリ。
「だ、誰が変な顔だっ!!怒 イケメンだっ! 怒」
パンツオンファイア
「・・何を隠そうワタシは、ブリーダーズCを制した、ムーチョマッチョマンに勝ったことがあるノダ! 喜」
オウケンブルースリ。
「だ、誰なんだっ!!怒 アメリカの馬は、全員ヘンな名前かよっ!!怒」
パンツオンファイア
「・・オマエも十分、変な名前ダシ」
オウケンブルースリ。
「だ、誰が変な名前だっ!!汗 カッコイイだろ!汗」
ホッコータルマエ
「・・・・汗」
パンツオンファイア
「・・・トコロデ・・」
オウケンブルースリ。
「ん?」
パンツオンファイア
「・・・ナンカ、コゲ臭くないカ?」
オウケンブルースリ。
「・・そうだな。なんだコレ」
パンツオンファイア
「・・ン?ワタシのイスから、コゲ臭いニオイガ・・」
オウケンブルースリ。
「・・イス?・・・ああっ!!汗 バカ!おまえそれ、イスじゃなくて七輪じゃねえかっ!!汗」
パンツオンファイア
「ウ、ウオォォウ!!汗汗 燃えテル!!パンツ燃えテルヨォォウ!!汗汗」
オウケンブルースリ。
「パ、パンツオンファイヤーになってるぞ!!汗」
パンツオンファイア
「ヒ、ヒゲのオッサン!!消火オンファイヤーしてくだサイ!!汗汗」
焼き鳥屋 店主シゲ
「あ、あいよ 汗」
オウケンブルースリ。
「・・・やっぱコイツは真っ先に、消去オンファイヤーだな ボソッ」
- つづく –