◆ローズステークス2011予想⇒マルセリーナ⇒他人にイライラした時は自分を省みる良い機会だったりする


【マルセリーナ】

○Marcellina
○馬名 意味由来⇒ 女性名
○3歳 女の子 鹿毛
○父ディープインパクト
○レース間隔 : 17週
○調教師2011順位:12位
○阪神芝 2-0-0-0
○全成績 3-0-1-1
○単勝回収率 160%
○複勝回収率 174%
○桜花賞は後方から4角でインに突っ込むナイス騎乗で、接戦を制する。
○オークスは逆に、大外を回すブエナみたいな乗り方になり届かず。やっちまった。
○今回、乗り替わりで福永Jがどの位置につけるかがポイント。



◆他人にイライラした時は自分を省みる良い機会だったりする



≪オウケン宅にて≫



オウケンブルースリ
「ま、また負けたぁ~! 泣」


レッドディザイア
「マルちゃんは、オセロ強いねえ 微笑」



マルセリーナ
「えへへ! 喜」


オウケンブルースリ
「レッドもオレも完敗だからなー。オセロ最強はマルちゃんだな」


マルセリーナ
「やったー! 喜」



ガチャ



テスタマッタ
「マッタ!!」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「まだボクが残っているっ!!」


オウケンブルースリ
「・・・いやぁーホントにマルちゃんはオセロ強いよなあ」



テスタマッタ
「マッタ!!」


オウケンブルースリ
「なんだよ」


テスタマッタ
「無視せんといて」



オウケンブルースリ
「マルちゃん、おなかすいたんじゃないか?メシでも行く?」


テスタマッタ
「マッタ!!」



オウケンブルースリ
「だからなんだよ! 怒」


テスタマッタ
「ボクに勝ってから行け!」



オウケンブルースリ
「マルちゃんは和食と洋食、どっちが好き?」


テスタマッタ
「マッタ!!」



オウケンブルースリ
「焼肉も好きかい?」


テスタマッタ
「クッパ!!」


オウケンブルースリ
「うるせえよっ! 怒」



テスタマッタ
「ボクに勝ってから行け!」


オウケンブルースリ
「・・・あのなあ、マルちゃんはおなかがすいてるんだよ。まだ昼メシ食ってないもんな?マルちゃん?」



テスタマッタ
「クッタ!!」


オウケンブルースリ
「おまえじゃねえよっ!!怒」


マルセリーナ
「・・・・汗」



オウケンブルースリ
「それよりマルちゃん!オセロで肩こったんじゃないか?マッサージしてあげようか?でへ 喜」


レッドディザイア
「・・・オウケン・・・怒」


オウケンブルースリ
「す、すみません 汗 マルちゃんが、肩こったかなと思ったので・・・汗」



テスタマッタ
「コッタ!!」


オウケンブルースリ
「おまえに聞いてねえよっ!!怒 あっち行ってろよ!!怒 大体おまえはなんもしてないのに、なんで肩こってんだよっ!!怒」



マルセリーナ
「オ、オウケンさん、ケンカしないで 汗」


オウケンブルースリ
「お、おう 汗 ごめんな、マルちゃん」



テスタマッタ
「そうだ!謝れ!」


オウケンブルースリ
「テ、テメーが謝れや!コラァーー!!怒」



マルセリーナ
「あ。そうだ!オウケンさんとレッドさんに、おみやげがあるんです♪」


オウケンブルースリ
「マジ? 喜」



マルセリーナ
「これ!行列ができる、どら焼き!貴重なんですよ! 喜」


オウケンブルースリ
「おおっ!ありがとう!マルちゃん! 喜」



マルセリーナ
「でも1個しか買えなくて・・・落」


オウケンブルースリ
「ふむ・・・」



レッドディザイア
「・・・いいよ。オウケンくん食べなよ」


オウケンブルースリ
「マジで! 喜 サンキューレッド! 喜 じゃあちょっとお茶を持ってくるぜ! 喜」


テスタマッタ
「・・・・」



オウケンブルースリ
「えーと・・・お茶を入れて・・・と。よし!準備OK! 喜・・・・ん?」


テスタマッタ
「・・・モグモグ」



オウケンブルースリ
「あぁーー!!汗 お、おまえ!一個しかない、貴重などら焼きを・・・」


テスタマッタ
「・・・モグモグ・・・ゴックン!」


オウケンブルースリ
「お、おまえ・・・怒」



テスタマッタ
「クッタ!!」


オウケンブルースリ
「コ、コラァーー!!怒」



マルセリーナ
「・・・・汗」


オウケンブルースリ
「テメー!許さんぞコラァ!なんとか言ってみろやー!!怒」



テスタマッタ
「モット!!」


オウケンブルースリ
「もうねえよっ!!怒 テメーが、ラスイチ食っちまったからな!!怒」



テスタマッタ
「ブー!」


オウケンブルースリ
「こ、この野郎・・・怒 謝れ・・・ちゃんと背筋を伸ばして謝れ!!怒」



テスタマッタ
「・・・ふー。わかった・・・背筋を伸ばして謝るよ・・・背筋を・・・よいしょ・・・あっ!!」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「ツッタ!! 汗」


オウケンブルースリ
「背中つってんじゃねえかっ!!怒 どんだけ運動不足だよっ!!怒」


マルセリーナ
「・・・・汗」



オウケンブルースリ
「はぁー・・・どら焼き食べたかったなあ・・・テメーは食ったからいいけどよ・・・落」


テスタマッタ
「モット!!」


オウケンブルースリ
「だから!もうねえよっ!!怒」



テスタマッタ
「ブー!! 怒」


オウケンブルースリ
「うるせえっ!!怒」



テスタマッタ
「キック!!」


オウケンブルースリ
「い、痛てえなっ!!怒 何してんだコラァー!!怒」


テスタマッタ
「ケッタ!! 喜」



オウケンブルースリ
「な、なんで蹴るんだコラァー!!怒」


テスタマッタ
「どら焼きモットくれ」


オウケンブルースリ
「もうねえって!!怒」



テスタマッタ
「キック!キック!!」


オウケンブルースリ
「い、痛てえな!!やめろコラァーー!!怒」


テスタマッタ
「あ!!」



オウケンブルースリ
「ど、どうした? 汗」


テスタマッタ
「・・・ツッタ!! 汗」



オウケンブルースリ
「あ、脚つってんじゃねえかっ!!キックしたくらいで、つってんじゃねえっ!!」


マルセリーナ
「・・・・汗」



オウケンブルースリ
「・・・ハアハア・・・汗 つ、疲れた・・・コイツが来てからメチャクチャだ・・・落」


テスタマッタ
「ブー!ブー!!」



オウケンブルースリ
「ご、ごめんな、マルちゃん・・・バタバタしちゃって・・・」


マルセリーナ
「いえいえ!私は大丈夫ですから! 汗」



オウケンブルースリ
「はぁー・・・オレのこのストレスは、どうすりゃいいんだ・・・落」


マルセリーナ
「・・・・」


オウケンブルースリ
「・・・・落」



マルセリーナ
「・・・昔・・・」


オウケンブルースリ
「ん?」



マルセリーナ
「昔ね、お母さんに教えてもらったことがあるんだ」


オウケンブルースリ
「何を?」



マルセリーナ
「・・・『他人にイライラした時は、自分を省みる、いい機会なのよ』って」


オウケンブルースリ
「ほう」



マルセリーナ
「・・・『だから他人に感情を乱された時は、自己を客観視するチャンスでもあるのよ』って」


オウケンブルースリ
「なるほど」



マルセリーナ
「・・・もしかしたら・・・マッタさんは、それをオウケンさんに教えるために・・・」


オウケンブルースリ
「・・・そ、そうか!」



マルセリーナ
「きっとそうよ!」


オウケンブルースリ
「・・・そうだったんだな、マッタよ・・・おまえはあえて自分を悪者にして、オレにメッセージを伝えようとしてくれてたんだな!そうなんだろ?マッタ?」



テスタマッタ
「・・・ソッポ!!」


オウケンブルースリ
「そっぽ向いてんじゃねえっ!!怒」



テスタマッタ
「ソッポ!ソッポ!!」


オウケンブルースリ
「くっ・・・テメー!ぶっころすぞコラァァーー!!怒」



テスタマッタ
「逃げる!」


オウケンブルースリ
「逃げんなコラァー!!怒」



テスタマッタ
「あ!!」


オウケンブルースリ
「ん?」



テスタマッタ
「・・・ツッタ!! 汗」


オウケンブルースリ
「脚つってんじゃねえよっ!!運動しろやぁぁーー!! 怒」


マルセリーナ
「・・・・汗」



– つづく –

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