天皇賞秋~エピファネイア『自分の欠点はユーモアで包むと愛される』


◆天皇賞秋2014


【エピファネイア】

○Epiphaneia
○牡4
○父シンボリクリスエス
○馬名 意味由来⇒ クリスマスから12日目にあたる1月6日「公現祭」

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◆自分の欠点はユーモアで包むと愛される



≪キャバクラにて≫



オウケンブルースリ
「イェーイ!レナたん、今夜も素敵な時間を過ごしに来たじょー♪ 喜」


No.1キャバ嬢レナ
「あー♪オウケンたん♪ご・ぶ・さ・た♪」



オウケンブルースリ
「でへへ~ 照」


No.1キャバ嬢レナ
「うふ♪」


エピファネイア
「・・・・ 汗」



オウケンブルースリ
「あ。レナたん。紹介するよ。こいつは今週の天皇賞秋に出走する、エピ夫だ」


エピファネイア
「スネ夫みたいに言わんでください 汗」



No.1キャバ嬢レナ
「はじめましてー♪エピ夫たん♪」


エピファネイア
「エピ夫ゆうな 汗」



オウケンブルースリ
「まぁ今年の天皇賞秋は、蛯名正義のお手馬、イスラボニータとフェノーメノの対決が見どころだから、コイツは脇役。プッw」


エピファネイア
「くっ・・・」



オウケンブルースリ
「オマエは菊花賞を圧勝したところまでは良かったが、今年の春の2戦がしょうもなかったからなw」


エピファネイア
「フン。今年の春の2戦は『エピファイヤー』が発動しなかった。ご存知でしょ?」


オウケンブルースリ
「ぞ、存じねえけど 汗」



エピファネイア
「では、『エピファイヤー』の解説から入りましょう」


オウケンブルースリ
「いや、もういいって 汗」



エピファネイア
「エピファイヤー。それはオレのアビリティ」


オウケンブルースリ
「しょうがねえから聞いてやるか・・・ボソッ」



エピファネイア
「発動すれば、異次元の急加速。ニトロみたいなもんです」


オウケンブルースリ
「ふーん」



エピファネイア
「でも、エピファイヤーにも弱点があるっす」


オウケンブルースリ
「ほう」



エピファネイア
「エピファイヤーは、道中で折り合いを欠くと、ニトロが全部こぼれちゃうのだ」


オウケンブルースリ
「・・・・汗」



エピファネイア
「皐月賞は外枠でスタートして、かかりまくったので、道中でエピファイヤーが全部出ちゃった。ニトロダダ漏れ」


オウケンブルースリ
「・・・・汗」



エピファネイア
「ダービーは、道中で前の馬のケツに突撃して、つまづいた時に、エピファイヤー放出(※これをケツファイヤーと言う)」


オウケンブルースリ
「・・・・汗」



エピファネイア
「ということで、発動さえすれば、デビュー戦や菊花賞の時のような、異次元の超加速が可能。それがエピファイヤー」


オウケンブルースリ
「な、なるほど」



エピファネイア
「でも5レースに1回くらいしか発動しない」


オウケンブルースリ
「ダメだろ 汗」



エピファネイア
「鞍上を岩田にしてください」


オウケンブルースリ
「オレに言うな 汗」



No.1キャバ嬢レナ
「ねえねえ、エピ夫たん♪お飲み物はどうしますかぁ?」


エピファネイア
「じゃあ、エピファイヤーを1杯ください」


オウケンブルースリ
「エ、エピファイヤーはニトロだろ 汗 飲み物じゃねえわ 汗」



No.1キャバ嬢レナ
「かしこまりましたー♪」


オウケンブルースリ
「かしこまっちゃったよっ!!汗」



No.1キャバ嬢レナ
「はい♪レナ特製、エピファイヤー完成ですっ♪」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「レナの愛情と、レナの秘密のアレが入ってるよ♪」


エピファネイア
「ひ、秘密のアレって? 汗」



No.1キャバ嬢レナ
「それは、ヒ・ミ・チュッ♪」


エピファネイア
「・・・カ、カワユス 照」


オウケンブルースリ
「・・・ギガントカワユス 照」



No.1キャバ嬢レナ
「・・・ねえねえ・・エピ夫たん・・。・・の・ん・で♪ 唇近」


エピファネイア
「はうっ!汗 オ、オウケンさん!エピファイヤーが出そうです! 汗」


オウケンブルースリ
「エ、エピファイヤーはニトロだろ 汗」



エピファネイア
「と、とにかくですね!秋天は、オレのエピファイヤーを炸裂させますよ!」


オウケンブルースリ
「ほう。東京コースはどうよ?」



エピファネイア
「フッ。左回りは任せてください。ダービーで、かかりまくって前の馬にケツファイヤーを炸裂させた実績がありますからね」


オウケンブルースリ
「ダ、ダメじゃんか 汗」



エピファネイア
「今回は、人気のイスラボニータを直後でマークして、4角でケツファイヤー発動。イスラボニータを掃除して、直線でエピファイヤー発動。圧勝。というシナリオです 喜」


オウケンブルースリ
「ねえねえ、レナたんー。ひじゃまくらしてー 喜」


No.1キャバ嬢レナ
「コラー 汗 当店は、ひざ枕禁止だじょ 汗」


エピファネイア
「き、聞けやぁぁーー!!怒」



オウケンブルースリ
「でもよお。オマエは大阪杯で、キズナに完敗した上に、トウちゃん(トウカイパラダイス)にも負けてんだぞ? 膝寝」


No.1キャバ嬢レナ
「ちょ、ちょっとオウケンたん 汗 ひざ枕禁止だってば 汗」


エピファネイア
「・・・・」



オウケンブルースリ
「大阪杯のオマエは、キズナをおさえて単勝1倍台。そしてエピファイヤー不発。5回に1回の発動じゃあ、ファンも離れるっつーのw」


エピファネイア
「くっ・・・」



オウケンブルースリ
「なにがケツファイヤーだw 反省したまへ。反省をw 膝寝」


エピファネイア
「うう・・・。オレはダメ男なのか・・ 落」



オウケンブルースリ
「ねー。レナたんもそう思うっしょ? 膝寝」


No.1キャバ嬢レナ
「・・・・」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「・・・いいんじゃないかな♪」


エピファネイア
「え?」



No.1キャバ嬢レナ
「自分が失敗したことを、ケツファイヤーとか、ユーモラスに笑いに変えていく人は、失敗を恐れないからどんどん新しいことに挑戦していけるよねっ♪」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「『失敗してもネタにすればいいや!』と思える人は、失敗しても不必要に落ち込まないし、新しいことに挑戦する恐怖を少なくできるよね」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「過去の失敗や、自分の欠点が改善できない類のものなら、いっそユーモアにして笑ってしまえばいい」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「自分の欠点にうじうじしている人と、逆に、自分の欠点をネタにして、周りの人を明るくしている人とでは、魅力の度合いが全然違うよね」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「だから、エピ夫たんは、すっごくカッコいいなって思うよっ♪」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「自分の失敗や欠点を見せるのって、すごく恥ずかしいけど、そんなユーモアは周りの人を明るく、楽にしてくれるよね」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「逆に、『自分をよく見せよう!』と構えてる人って、一緒にいると少し疲れるよね」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「だから、エピ夫たんは、ダメ男なんかじゃない」


エピファネイア
「・・・・」



No.1キャバ嬢レナ
「ね? 微笑」


エピファネイア
「・・・・ 涙」



No.1キャバ嬢レナ
「・・・ごめん・・。傷つけちゃったね・・」


エピファネイア
「・・・いや・・」



No.1キャバ嬢レナ
「・・・・」


エピファネイア
「・・・ありがとう・・ 涙」


No.1キャバ嬢レナ
「エピ夫たん・・」



エピファネイア
「・・・アンタのおかげで元気が出た。自信が持てた。秋天はアンタのために・・いや・・・レナ・・さん、のために走るよ 照」


No.1キャバ嬢レナ
「あ・・。名前・・」



エピファネイア
「・・・もし秋天でエピファイヤーが発動して勝ったら・・・ひざ枕・・してくれますか? 照」


No.1キャバ嬢レナ
「うんっ♪ナマ足のサービスしちゃうじょ♪」



エピファネイア
「はうっ!!汗 ナマ足!! 汗」


オウケンブルースリ
「えー!!レナたん!エピ夫ばっかりずるいーー!!怒」



エピファネイア
「・・・な、なまあし・・ひざ枕・・ 喜」


オウケンブルースリ
「エ、エピ夫・・・汗 大丈夫か? 汗」



エピファネイア
「・・・だ、大丈夫じゃないっ!汗 エピファイヤーが出そうですっ!オウケンさん! 少出」


オウケンブルースリ
「エ、エピファイヤーはニトロじゃねえのか? 汗」


No.1キャバ嬢レナ
「・・・・汗」



  - つづく –

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