有馬記念2014~ エピファネイア『やり続ける者こそ最強』
◆有馬記念2014
【エピファネイア】
○Epiphaneia
○牡4
○父シンボリクリスエス
○馬名 意味由来⇒ クリスマスから12日目にあたる1月6日「公現祭」
==========
◆やり続ける者こそ最強
≪焼き鳥シゲにて≫
オウケンブルースリ
「メリークリスマース! 杯」
焼き鳥屋 店主シゲ
「メリークリスマスだぜ 杯」
オウケンブルースリ
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」
シーン
オウケンブルースリ
「な、なんてわびしいクリスマスイヴなんだ!シゲさんと二人っきりなんて! 泣」
焼き鳥屋 店主シゲ
「ま、まあよ。今日はクリスマスイブだから、お客さんはみんな、こじゃれた店に取られちまってな 汗」
オウケンブルースリ
「やっぱ、レナたんのキャバクラに行く! 逃」
焼き鳥屋 店主シゲ
「オ、オレを1人にするんじゃねえぜ 掴」
オウケンブルースリ
「あーあ。可愛い女の子のお客さんでも来ないかなあー 落」
ガラガラッ
オウケンブルースリ
「おおっ!お客さんがっ! 喜」
焼き鳥屋 店主シゲ
「へい!らっしゃい!」
エピファネイア
「メリーエピファイヤー!!喜」
オウケンブルースリ
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」
エピファネイア
「・・・・」
オウケンブルースリ
「あ。シゲさん。なまこ酢を」
焼き鳥屋 店主シゲ
「あいよ」
エピファネイア
「メリーエピファイヤー!!パン!パン!(クラッカー)」
オウケンブルースリ
「今年も、もう終わりだねー。シゲさん」
焼き鳥屋 店主シゲ
「そうですねえ。早いですねえ」
エピファネイア
「・・・メリーエピ・・」
オウケンブルースリ
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」
パタン
オウケンブルースリ
「か、帰っちゃった 汗」
焼き鳥屋 店主シゲ
「シ、シカトしたのは、まずかったかもだぜ 汗」
ガラガラッ
オウケンブルースリ
「お!今度こそ、可愛い女の子のお客さんか? 喜」
エピファネイア
「メリーエピファイヤー!!喜」
オウケンブルースリ
「うるせえよっ!!怒 ウケるまでやり続けるんじゃねえっ!!怒」
エピファネイア
「メリーエピファイヤー?」
オウケンブルースリ
「聞くな! 怒」
エピファネイア
「かまってください」
オウケンブルースリ
「知るかっ!メリーエピファイヤーってなんだよ 怒」
エピファネイア
「ふっ。メリーエピファイヤー。それは、聖なるイヴの夜にだけ発動する、ボクのアビリティ 喜」
オウケンブルースリ
「エピファイヤーは、ニトロだろ 汗」
エピファネイア
「ちなみに、大晦日の夜には、『良いお年をファイヤー』が発動します」
オウケンブルースリ
「・・・・」
エピファネイア
「そして、お正月には、『あけましておめでファイヤー』が発動し・・」
オウケンブルースリ
「ねえねえ。シゲさんは、有馬記念、どれを買うの?」
焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ。枠順が出ないと決められねえぜ」
エピファネイア
「き、聞けやぁーー!!汗」
オウケンブルースリ
「なんだよ、うるせえなあ。『エピファイヤー』を知らない人には、なんのことだかさっぱりわからんぞ」
エピファネイア
「わかりました。エピファイヤーの説明から入りましょう! 喜」
オウケンブルースリ
「いや!いい!汗 それいいから! 汗」
エピファネイア
「説明しよう!!喜」
オウケンブルースリ
「早口で頼むぞ 汗」
エピファネイア
「エピファイヤー。それはボクのアビリティ!」
オウケンブルースリ
「うん。何回も聞いたし 汗」
エピファネイア
「エピファイヤーが発動すれば、異次元の急加速。ニトロみたいなもんです」
オウケンブルースリ
「うん。いつも聞いてるし 汗」
エピファネイア
「でも、エピファイヤーにも弱点があるっす」
オウケンブルースリ
「・・・・」
エピファネイア
「エピファイヤーは、道中で折り合いを欠くと、ニトロが全部こぼれちゃうのだ」
オウケンブルースリ
「・・・・汗」
エピファネイア
「皐月賞は外枠でスタートして、かかりまくったので、道中でエピファイヤーが全部出ちゃった。ニトロダダ漏れ」
オウケンブルースリ
「・・・・汗」
エピファネイア
「ダービーは、道中で前の馬のケツに突撃して、つまづいた時に、エピファイヤー放出(※これをケツファイヤーと言う)」
オウケンブルースリ
「・・・・汗」
エピファネイア
「ということで、発動さえすれば、デビュー戦や菊花賞やジャパンカップの時のような、異次元の超加速が可能。それがエピファイヤー!」
オウケンブルースリ
「な、なるほど」
エピファネイア
「でも5レースに1回くらいしか発動しない」
オウケンブルースリ
「ダメだろ 汗」
エピファネイア
「鞍上をずっとスミヨンにしてください」
オウケンブルースリ
「無茶を言うな 汗」
エピファネイア
「前走のジャパンカップで、すでにエピファイヤー発動済み。・・・エピファイヤーは連射がきかないんですけど、有馬記念、どうしましょう?」
オウケンブルースリ
「知らんがな 汗」
エピファネイア
「今回は、中山コースです」
オウケンブルースリ
「おう。オマエは中山コースはどうよ?」
エピファネイア
「はい。弥生賞では、かかりまくった上に、ビュイック騎手の、びゅいっくりするような壮絶な早仕掛けで、ニトロダダ漏れ4着。皐月賞もさっき言った通り、かかりまくってニトロダダ漏れで2着っす。ちなみにどっちも外枠でした」
オウケンブルースリ
「ダメじゃんか 汗」
エピファネイア
「ボクは内枠を引かないと、折り合いがつかないんですもん」
オウケンブルースリ
「成長しろよ 汗」
エピファネイア
「あと、重馬場キボンヌです」
オウケンブルースリ
「わがままだな 汗」
エピファネイア
「まぁとりあえず、今年の有馬記念は豪華メンバーなので、盛り上げてきたいと思います!」
オウケンブルースリ
「うん。そうだな。ジャパンカップでエピファイヤー放出したけど、もしかしたら、まだちょっと残ってるかもしれないしな」
エピファネイア
「はい!今年1年を締めくくるべく、エピファイヤーをひねり出してきますよ! 燃」
オウケンブルースリ
「まぁ頑張れよ。じゃあ最後に、シゲさんから、まとめの言葉をなんかください」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」
エピファネイア
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・より良い人生にするための、最も重要な要素の1つが、やり続ける、ということだ」
エピファネイア
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「今年も、もう終わりが近づいているが、新年から淡々と何かをやり続けてきた人は、やり続けることができなかった人より、やはり多くのものを得ただろう」
エピファネイア
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「これは人生全般、仕事でも趣味でも恋愛でも、長く続けなければ見えてこないものがある」
エピファネイア
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「人生は長い。今年はあまり良い年ではなかった人も、来年は自分に合った何かを見つけて、それをやり続ければいい。人生は、いつからでも再出発が可能だ」
エピファネイア
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「馬券も人生も、派手さはいらねえ。長期スパンで自分の目標を定め、地味にクールにコツコツとやり続けることが、長い目で見れば、良い結果に繋がるのかもしれねえな」
エピファネイア
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「フッ。すまねえ。偉そうに言っちまって」
エピファネイア
「・・・いえ・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」
エピファネイア
「・・・心に響きました」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・」
エピファネイア
「ボクも、これからの人生を、近視眼的にならず長い目で見て、自分のやるべきことを長く続けていこうと思えました!」
焼き鳥屋 店主シゲ
「そうかい。がんばんなせえ」
オウケンブルースリ
「はっはっは。まあ、まずは有馬記念がんばれよ。エピ夫。じゃあオレは帰るぜ」
カタン
エピファネイア
「ん?オウケンさん。何か落としましたよ?・・・DVD?」
オウケンブルースリ
「ああ。拾ってもらっちゃってスマンな。・・・はうっ!!汗汗」
⇒『大人のナースのお仕事~ 長く続けてほしいのかい?女王さま続けてくださいって、お言い!このブタ野郎!!』
エピファネイア
「・・・・」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」
オウケンブルースリ
「ち、違うんだ!汗 こ、これには深いワケがっ! 汗汗」
エピファネイア
「・・・オウケンさん・・」
オウケンブルースリ
「ち、違うんだ!エピ夫! 汗」
エピファネイア
「・・・このDVD・・・貸してください・・」
オウケンブルースリ
「え? 汗」
エピファネイア
「うぉぉーー!!見たいっす!コーフンして、エピファイヤーが出そうですっ!オウケンさん! 少出」
オウケンブルースリ
「エ、エピファイヤーはニトロじゃねえのか? 汗」
焼き鳥屋 店主シゲ
「・・・・汗」
- つづく –