◆京都大賞典2011予想⇒ローズキングダム⇒ウワサ話は自分の品格を下げる


【ローズキングダム】

○Rose Kingdom
○馬名 意味由来⇒ バラの王国
○4歳 男性 黒鹿毛
○父 キングカメハメハ
○レース間隔 : 15週
○調教師2011順位:22位
○京都芝 1-1-1-1
○全成績 5-2-3-3
○単勝回収率 153%
○複勝回収率 130%
○58キロ以上 0-0-2-2
○春天こそ大敗したが、京都は得意
○58キロ以上では連対なしも、このメンツには負けてほしくないところ。



◆ウワサ話は自分の品格を下げる



≪ダンス一族 豪邸にて≫



ダンスファンタジア
「やなぎだぁぁぁぁーーーー!!!怒怒」


執事 柳田
「お、お嬢さまっ!!汗 屋敷中の液晶テレビにヒビが入って入っておりますっ!汗 大声を出さないでくださいっ!汗」



ダンスファンタジア
「アタシのパピコどこやったぁぁぁーーー!!怒怒」


執事 柳田
「パ、パピコ? 汗 アイスのことでございますか?汗」



ダンスファンタジア
「そうだぁぁぁーー!!怒」


執事 柳田
「お、お嬢さま!汗 パピコは先日、ご自分で食べてましたが 汗」


ダンスファンタジア
「パピコは2本入りだろうがぁぁぁーーー!!!怒」



執事 柳田
「そ、その後に1本、食べてしまったのでは? 汗」


ダンスファンタジア
「・・・・」


執事 柳田
「・・まあ自分で食べたかどうか、わからなくなることもありますよね。ふふっ」



ダンスファンタジア
「やなぎだぁ・・・怒」


執事 柳田
「は、はい! 汗」



ダンスファンタジア
「・・なに笑っとんじゃコラ・・ 怒」


執事 柳田
「わ、笑っておりませんっ! 汗」



ダンスファンタジア
「今、笑っただろうがぁぁぁーーー!!!怒」


執事 柳田
「す、すみませんっ! 汗」



ダンスファンタジア
「・・まあいい・・」


執事 柳田
「・・・ホッ」



ダンスファンタジア
「それより・・なんでアタシの復帰戦が、ポートアイランドSなんじゃコラ・・ 怒」


執事 柳田
「そ、それは、お嬢さまは近走不振だったので、まずは適性を探るために・・ 汗」



ダンスファンタジア
「なんで秋華賞じゃないんだコラァァーー!!怒」


執事 柳田
「せ、先生がそのようにと・・ 汗汗」



ダンスファンタジア
「・・フン・・」


執事 柳田
「・・あ!そういえば!今日はお嬢さまに、スペシャルゲストをご用意しておりますっ! 喜」


ダンスファンタジア
「んあ?」



ガチャ



ローズキングダム
「どーもー。ご用意されたゲストでーす。・・・いやちょっと柳田さん。オレの方が格上でしょうが 汗」


執事 柳田
「お嬢さま!どうですか!このビッグゲスト! 喜」



ダンスファンタジア
「・・キングダム。久しぶり」


ローズキングダム
「おお。ファンタちゃん。子供の頃はよく一緒に遊んだよなー」



執事 柳田
「そうですっ! 喜 お二人は超良家のお坊ちゃま、お嬢ちゃまですからっ! 喜」


ローズキングダム
「ファンタちゃん。ポートアイランドSは、よくがんばってたじゃん」



ダンスファンタジア
「ケッ。このアタシがなんであんな地味なレースに・・ブツブツ」


ローズキングダム
「まあそれにしても、このへんも変わらないよなあ。懐かしいぜ」



ダンスファンタジア
「あ、そういえばさあ、子供の頃、この近所で一緒に遊んだ、あつしとかいう子いたじゃん?」


ローズキングダム
「ああ」



ダンスファンタジア
「なんか今、ヴァーゴウちゃんと付き合ってるらしいよ」


ローズキングダム
「へー」



ダンスファンタジア
「あんま似合ってないカンジ?プッ 笑」


ローズキングダム
「ふーん」



ダンスファンタジア
「そこらへんのコンビニで仕事してるから、今度、行ってみなよ」


ローズキングダム
「ああ」



ダンスファンタジア
「なんかさ、「いらっしゃいましー」とか言ってんの 笑 ププッ 笑」


執事 柳田
「・・・お嬢さま」


ダンスファンタジア
「あ?」



執事 柳田
「・・・人のウワサ話は、お嬢さまの品性を下げてしまいます」


ダンスファンタジア
「あぁ?」



執事 柳田
「人のウワサ話をヒソヒソしていると、お嬢さまの品格が失われてしまうのです」


ダンスファンタジア
「・・・・」



執事 柳田
「出すぎたことを、すみません・・ですが、お嬢さまは高貴な女性でなければなりません」


ダンスファンタジア
「・・・・」


執事 柳田
「・・・・」



ダンスファンタジア
「・・柳田・・」


執事 柳田
「はい」



ダンスファンタジア
「・・わかったよ」


執事 柳田
「お、お嬢さま! 喜」



ダンスファンタジア
「ウワサ話は、品格を下げる・・か」


執事 柳田
「はい! 喜」



ダンスファンタジア
「・・・いい言葉だね」


執事 柳田
「はい! 喜」



ダンスファンタジア
「・・・それは、翔子の受け売りかい?」


執事 柳田
「え? 汗」



ダンスファンタジア
「・・・うちの屋敷には防犯用の、超小型高性能CCDカメラが528個設置してある」


執事 柳田
「は?」



ダンスファンタジア
「今日も、そのうちのひとつの映像を見てみよう」


執事 柳田
「え? 汗」



ダンスファンタジア
「VTR、スタート!」



≪VTR再生≫



メイド翔子
「はぁー。今日も、メイドのお仕事、大変だなぁ・・」


執事 柳田
「だ、大丈夫?しょこたん?」



メイド翔子
「うん♪やなぽんと一緒だから、大丈夫♪」


執事 柳田
「でへへー」


メイド翔子
「うふふー♪」



執事 柳田
「あ!そうだ!しょこたん!パピコ食べまちゅか? 喜」


メイド翔子
「食べたーい♪」



執事 柳田
「じゃあコレ。1本残ってるから、食べよっかー」


メイド翔子
「えー。でもそれ、お嬢様のパピコじゃない?」



執事 柳田
「そうだおー」


メイド翔子
「ヤバくない?」



執事 柳田
「大丈夫だおー。お嬢さまは、あんぽんたんだおー」


メイド翔子
「いやーん♪やなぽんったら、恐れ知らずの男って感じで、素敵♪」



執事 柳田
「大体さあー、お嬢さまはわがまますぎだおー」


メイド翔子
「まあねー」



執事 柳田
「だから男性からモテないんだおー」


メイド翔子
「あ。やなぽん!人のウワサ話をすると、やなぽんの品格が下がるんだぞ♪」


執事 柳田
「そうなの?」



メイド翔子
「うん。だからウワサ話はダ~メ♪」


執事 柳田
「さすがしょこたんだおー 喜」


メイド翔子
「えへへ♪」



執事 柳田
「でへへー。じゃあ1本のパピコを、二人で食べよっかー 喜」


メイド翔子
「いやーん♪やなぽんエッチ♪」



執事 柳田
「ふっ。実は、パピコはもう1本あるんだぜ?」


メイド翔子
「いやーん♪やなぽん、読者さんが減るから、下ネタはダメ♪」



執事 柳田
「でへへ~」


メイド翔子
「うふふ~♪」



≪VTR終了≫



執事 柳田
「・・・ア、アウアウ・・・汗汗(ガクガク)」


ダンスファンタジア
「・・・ふむ・・・」



執事 柳田
「お、お嬢さま!違うんですっ!汗汗」


ダンスファンタジア
「すばらしい品格。さすが柳田だ」


執事 柳田
「あ・・あ・・・(ガクガク)」



ダンスファンタジア
「すばらしいよ・・・柳田ぁぁぁ・・・・怒」


執事 柳田
「ヒイッ!!泣 お嬢さまの顔が、魔神の形相に変わっていくっ!! ガクガク・・・泣」



魔神ファンタジア
「・・・す・・ばらし・・いよ・・・やなぎ・・・だぁぁ・・・怒」


執事 柳田
「ヒイーーッ!!・・・・(ガクガク)」



魔神ファンタジア
「せ・・選択肢は・・・3つ・・・だぁぁ・・・」


執事 柳田
「・・・(ガクガク)」



1⇒パンイチ(白ブリーフ)でエベレスト登頂
2⇒パンイチ(白ブリーフ)でトリプルアクセルに挑戦
3⇒サディスティックルームへの挑戦



魔神ファンタジア
「さあ・・・お好き・・な・・コース・・を・・・」


執事 柳田
「パ、パンツ一丁では無理ですっ!!汗 お嬢さまっ!!汗」



魔神ファンタジア
「で・・は3番・・だなぁぁ・・・」


執事 柳田
「お嬢さまっ!!それだけはっ!!号泣」



魔神ファンタジア
「・・・では行こう・・・パンツなき世界へ・・・」


執事 柳田
「た、たぁすけてぇぇぇーーー!!!泣泣」



– つづく? –


ローズキングダム
「つーかさ、主役のオレの出番が少なくね? 怒」


筆者
「てへっ 照」


ローズキングダム
「てへじゃねえよ 怒」



– 完 –

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