◆天皇賞秋2011予想⇒ブエナビスタ⇒昨日の必勝法は、今日の必勝法ではない


【ブエナビスタ】

○Buena Vista
○馬名 意味由来⇒ 素晴らしい景色、絶景
○5歳 女性 黒鹿毛
○父スペシャルウィーク
○レース間隔 : 18週
○調教師2011順位:23位
○東京芝 4-1-0-0(JCは1着扱い)
○全成績 8-8-3-1(馬券圏外はドバイWC)
○単勝回収率  68%
○複勝回収率 113%
○国内ではデビューからすべて1番人気の現役最強馬
○ちょうど1年前の秋天を勝ってから、勝ち星なしも、東京は大得意
○相手は最強4歳軍団。蹴散らして現役最強を証明できるか?



◆昨日の必勝法は、今日の必勝法ではない



≪ブエナ組 本部にて≫



トントン
ガチャ



ペルーサ
「姐さん!失礼しやす!!」


ブエナビスタ
「・・・なんや」



ペルーサ
「押忍!姐さんに!お茶をお持ちしやしたっ!!汗」


ブエナビスタ
「・・そうか。ありがとうな」



ペルーサ
「押忍!一応!玄米茶をお持ちしやしたが!緑茶かウーロン茶の方がよろしかったでしょうか! 汗」


ブエナビスタ
「・・まあ緑茶の方が好きやな」



ペルーサ
「た!大変失礼しやしたっ!!汗 かくなる上は!自分の小指でオトシマエを!!汗泣」


ブエナビスタ
「・・ペルーサや」


ペルーサ
「押忍!自分の!こここ!小指で!落とし前を!! 汗震」



ブエナビスタ
「・・ペルーサ」


ペルーサ
「押忍!こ、小指で・・」



ブエナビスタ
「・・おまえの小指はいらん」


ペルーサ
「お、押忍!汗 すいやせん!!汗」



ブエナビスタ
「・・ペルーサな・・おまえはマジメすぎや」


ペルーサ
「お、押忍! 汗」



ブエナビスタ
「・・マジメなのは良いことや。だが、心が固ければ、体も固くなってしまう」


ペルーサ
「・・・・」



ブエナビスタ
「おまえはそれほどの能力がありながら、ジーワンを勝てんのは、心の固さも一因や」


ペルーサ
「お、押忍! 汗」



ブエナビスタ
「人生は、もっと力を抜いて・・気楽に生きればええんや 微笑」


ペルーサ
「お、押忍! 照 自分にはもったいないお言葉ですっ!!照汗」


ブエナビスタ
「ふっ 微笑」



ペルーサ
「・・・ん?姐さん、これは書道ですか?」


ブエナビスタ
「ああ。そうや。精神統一の良い訓練になる・・ 筆流」



ペルーサ
「おおっ!カッコイイっす!姐さん!!喜」


ブエナビスタ
「・・文字を書く前に墨を磨り・・真っ白な紙に、心を映す・・ 筆流」


ペルーサ
「ほぉ~・・ 惚」



ブエナビスタ
「・・まあこんな感じや」


ペルーサ
「おおっ!これは・・『絶景』・・と書かれたのですか?」



ブエナビスタ
「そうや。ブエナビスタとは絶景の意・・・」


ペルーサ
「・・・・」



ブエナビスタ
「今週の府中は、絶景となるか・・どうや。ペルーサよ」


ペルーサ
「も!もちろんです!!喜 昨年と同じく!姐さんの独壇場の絶景となりやすっ!!喜」


ブエナビスタ
「ふっ。ありがとうな」



ペルーサ
「この秋も!ブエナ組による、関東制圧!秋天ワンツーといきましょうやぁぁーー!!喜大声」


ブエナビスタ
「・・・・」



ペルーサ
「うぉぉーー!!姐さんー!!喜騒」


ブエナビスタ
「・・ペルーサな・・ (筆置)」


ペルーサ
「押忍! 喜」



ブエナビスタ
「・・・・ (外見)(目細)」


ペルーサ
「・・・・」



ブエナビスタ
「・・昨日、勝てた方法が、今日も勝てる方法とは限らん・・」


ペルーサ
「え?」



ブエナビスタ
「確かにものごとには『コツ』というもんがある」


ペルーサ
「・・・・」



ブエナビスタ
「仕事でも馬券でも人間関係でも、コツをつかめば、良い結果が出やすくなるやろう」


ペルーサ
「・・・・」



ブエナビスタ
「だがな、永遠に優位性の在り続けるコツなどないんや」


ペルーサ
「・・・・」



ブエナビスタ
「・・世の中は変化し続ける・・。学びを止めた者は、勝ち続けることはできない」


ペルーサ
「・・・・」



ブエナビスタ
「・・自分に絶対の自信がある時でも、明日は変化するかもしれないという危機感を、常に頭の片隅に入れておけ。ペルーサ」


ペルーサ
「お、押忍!!」



ブエナビスタ
「勝ち続けるには、進化し続けるしかないんや」


ペルーサ
「押忍!!泣 心に響きました!姐さんっ!!涙流」



ブエナビスタ
「ふっ。おまえの心は、素直な良い心やな 微笑」


ペルーサ
「あ、姐さんっ!! 涙鼻水流」



ブエナビスタ
「・・書道・・やってみんか?ペルーサ 微笑」


ペルーサ
「お、押忍!泣 ぜひに!」



ブエナビスタ
「うむ。では筆はこれを持って・・」


ペルーサ
「・・・・ (筆持)」



ブエナビスタ
「・・よし。書いていいぞ。ペルーサ」


ペルーサ
「お、押忍!汗 ききき、緊張するっス!!汗」



ブエナビスタ
「・・ふっ。ただ、ありのままの心を映せばええんや 微笑」


ペルーサ
「・・・・ 汗」



ブエナビスタ
「・・・・」


ペルーサ
「・・・・ 汗震」



ブエナビスタ
「・・・・」


ペルーサ
「・・・・ 汗流震」



ブエナビスタ
「・・・・」


ペルーサ
「・・・・ 汗鼻水流震」



ブエナビスタ
「・・ペルーサ」


ペルーサ
「お、押忍! 汗」



ブエナビスタ
「・・はよ書けや 怒」


ペルーサ
「た!大変失礼しやしたっ!!汗 かくなる上は!自分の小指でオトシマエを!!汗泣」


ブエナビスタ
「・・・・汗」



– つづく –

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