◆エリザベス女王杯2011予想⇒レーヴディソール⇒為せば成るるる


【レーヴディソール】

○Reve d’Essor
○馬名 意味由来⇒ 飛翔の夢
○3歳 女の子 芦毛
○父アグネスタキオン
○レース間隔 : 36週
○調教師2011順位:22位
○京都芝 1-0-0-0
○全成績 4-0-0-0
○単勝回収率 162%
○複勝回収率 110%
○2歳のJFでは、ホエール以外は相手にならず。3連勝で余裕のジーワン制覇
○チューリップ賞を圧巻の0.7差で圧勝し、三冠間違いなしの声が高まる頃、無念の骨折ですべて白紙に。
○今回、ローテーション的には無理。だが、逆境を越えてこそカリスマ。



◆為せば成るるる



≪回想シーン ~1年前~ 教室にて≫



高校教師 武田
「・・・で、あるからして~・・・ここの部分の副詞は比較級になるからして~・・・」



ホエールキャプチャ
「なあなあ!ディソール!おまえのオススメの尾崎のシェリー!いい曲だな! 喜」


レーヴディソール
「ホ、ホエールちゃん 汗 私語は先生に怒られるよ 汗」



高校教師 武田
「・・いいかぁ~おまえらぁ~。ここ大事だからなぁ~ チラッ」


ホエールキャプチャ
「・・シェリー♪いつになればぁ~♪ 喜」


レーヴディソール
「ホ、ホエールちゃん 汗 先生が見てるよ 汗」



ホエールキャプチャ
「なあディソール!今日カラオケ行かね?! 喜」


レーヴディソール
「ホ、ホエールちゃん 汗 先生が・・ 汗」



高校教師 武田
「オイコラー!!そこのバカチン二人!!私語を慎まんかいっ!怒」


ホエールキャプチャ
「ヤ、ヤバッ!汗」


高校教師 武田
「・・おまえらみたいに人の話を聞かないバカチンは、この文章を英訳せい~!このバカチンがぁ~! 怒」



◆問題:『彼女には何を言ってもムダである。あなたの言うことを聞こうとしない』



高校教師 武田
「さあ英訳せい!このバカチンがぁ~! 怒」



ホエールキャプチャ
「ホエー!!汗 そんなのわかりませんっ!!汗」


高校教師 武田
「人の話を聞かないから、わからないんでしょーがぁー!!怒」


ホエールキャプチャ
「ス、スミマセン 汗」



高校教師 武田
「おまえらみたいなバカチンは、二人で廊下に立ってろ!このバカチンがぁ~! 怒」


ホエールキャプチャ
「は、はい 汗 い、行こうぜディソール 汗」



レーヴディソール
「・・・There is no use telling her anything. She won’t listen to you.」

高校教師 武田
「え? 汗」


ホエールキャプチャ
「!!」



レーヴディソール
「先生、私語すみませんでした。以後、気をつけますので・・・」


高校教師 武田
「あ、ああ 汗 まあこれからは気をつけたまえよぉー 汗」


レーヴディソール
「はい・・・」



おぉ~!!(歓声)



男子生徒 鈴木
「カ、カッコイー!!喜 ディソール!オレと付き合ってくれぇ~!!」


高校教師 武田
「オイコラ鈴木ぃ~。優等生のディソールがおまえと付き合うわけなかろうがぁ~!このバカチンがぁ~!」


男子生徒 鈴木
「えぇ~ 泣」



高校教師 武田
「ディソールは来年のクラシック三冠、間違いなしだからなぁ~!」


レーヴディソール
「えへ 照」



高校教師 武田
「クラスメイトがクラシック三冠なんて嬉しいことでしょうがぁ~! 喜」


男子生徒 鈴木
「うぉぉー!ディソール!三冠、応援してるぞぉー! 喜」



ホエールキャプチャ
「・・あーあ。結局ディソールがおいしいとこ持っていくんだからなぁ・・ 落」


レーヴディソール
「ふふっ。ホエールちゃん。一緒にクラシックを盛り上げようね♪」



ホエールキャプチャ
「おうよ!がんばろうぜ!ディソール! 喜」


レーヴディソール
「うん♪」



≪回想シーン終了 ~河原にてディソールひとり~≫



レーヴディソール
「・・・シェリー♪俺は転がり続けて、こんなとこに~たどり着いた~♪」



カァカァ(カラス)



レーヴディソール
「・・・フゥー 落」


謎の声
「・・・シェリー♪俺は焦りすぎたのか、むやみに何もかも~捨てちまったけれど~♪」


レーヴディソール
「!?」



ホエールキャプチャ
「・・懐かしい曲だな。ディソール」


レーヴディソール
「ホエールちゃん・・」



ホエールキャプチャ
「昔、教室でおまえとウォークマンで聞いてて、金八に怒られた記憶がある 汗」


レーヴディソール
「・・・・」


ホエールキャプチャ
「・・・・」



レーヴディソール
「私も今・・その頃のこと・・思い出してた」


ホエールキャプチャ
「そうか」



レーヴディソール
「・・三冠確実・・」


ホエールキャプチャ
「・・・・」



レーヴディソール
「・・のハズだった・・」


ホエールキャプチャ
「・・・・」



レーヴディソール
「・・私は転がり続けて・・こんなとこにたどり着いた」


ホエールキャプチャ
「・・・・」



レーヴディソール
「三冠どころか、クラシックを走ることもできないままで」


ホエールキャプチャ
「・・・・」


レーヴディソール
「・・・・」



ホエールキャプチャ
「・・おまえなら大丈夫だよ」


レーヴディソール
「・・・・」



ホエールキャプチャ
「な?」


レーヴディソール
「・・・勝てるわけない・・」


ホエールキャプチャ
「・・・・」



レーヴディソール
「こんなローテで・・」


ホエールキャプチャ
「・・大丈夫だよ」



レーヴディソール
「大丈夫なわけないじゃない!無理よ! 怒」


ホエールキャプチャ
「・・・・」



レーヴディソール
「どれくらい無理かと言えば!そこを流れる、目の前の冷たい冷た~い川に飛び込んで、クジラを捕獲してくるぐらい無理よ! 怒」


ホエールキャプチャ
「・・・・汗」



レーヴディソール
「それくらい無理なのよ!わかるでしょ?!ホエールちゃん! 怒」


ホエールキャプチャ
「・・・・」


レーヴディソール
「・・・・ 怒」



ホエールキャプチャ
「・・わかった」


レーヴディソール
「・・・・」



ホエールキャプチャ
「っしゃぁーー!! 走」


レーヴディソール
「え?猛ダッシュでどこ行くの?ホエールちゃん! 汗」



ホエールキャプチャ
「とーう! 飛」


レーヴディソール
「ホエールちゃん!!汗」



ザブーン!!



レーヴディソール
「!!」


ホエールキャプチャ
「ぎ、ぎぃやぁぁーー!!泣 つつつ!冷てぇーー!! 泣」


レーヴディソール
「ホエールちゃん!!汗」



ホエールキャプチャ
「ディディ!ディソール!まま、待ってろよ!今!クジラを捕獲するから! ガチガチ 震」


レーヴディソール
「・・ホエールちゃん・・」



ホエールキャプチャ
「く、くっそー!クジラはどこにいるんだぁぁー!!ガチガチ 震」


レーヴディソール
「・・ホエールちゃん・・クジラは川には・・」



ホエールキャプチャ
「かかか、必ずクジラ捕獲すっからよ!!待ってろ!ディソール!!ガチガチ 震」


レーヴディソール
「・・・・」



ホエールキャプチャ
「つつ、つーか、クジラって川にいるんだろうか?ガチガチ 震」


レーヴディソール
「・・・・」



ホエールキャプチャ
「いや!いる!いるに違いない!いると思えばいる!なせば成るるる!為さねば成らぬぬぬ!なな、何事もももっ!!ガチガチ 震」


レーヴディソール
「・・・・ 涙」



ホエールキャプチャ
「まま、待ってろ!ディソール!待ってろろろ!!ガチガチ 震」


レーヴディソール
「・・ホエールちゃん・・涙 あなたはどうしていつも・・そんなに・・涙 ・・・ダダッ 走」



ホエールキャプチャ
「・・そそ、そろそろ出てきておくれよぉ~クククジラ~ ガチガチ 震」



ザッパーン!



ホエールキャプチャ
「ぷぁっ!!汗 な、なんだ?!ま、まさか!ディソール!?オイ!なんでおまえまで飛び込んでんだ! 汗」


レーヴディソール
「・・どうしてあなたは・・そんなにバカなの? 涙」


ホエールキャプチャ
「バ、バカて! 汗」



レーヴディソール
「・・・えいっ! バキッ 蹴」


ホエールキャプチャ
「ぐわぁー! ザッパーン!」



レーヴディソール
「キャーハハハ! 笑 ホエールちゃん、ずぶ濡れ~! 笑」


ホエールキャプチャ
「ぷはぁー!泣 ・・・な、なにさらしとんじゃコラァー! 怒」



レーヴディソール
「ていっ! 投」


ホエールキャプチャ
「うわぁー! ザッパーン!」



レーヴディソール
「キャーハハハ! 笑 ウケる~! 笑」


ホエールキャプチャ
「・・ほう・・。貴様・・アタシのバックドロップ食らいたいらしいな・・ 怒」



レーヴディソール
「キャー!助けて~! 笑」


ホエールキャプチャ
「待てコラー! 笑」



レーヴディソール
「キャーハハハ! 笑」


ホエールキャプチャ
「アッハハハ! 笑」



♪シェリーいつになれば、俺は這い上がれるだろう

♪シェリーどこに行けば、俺はたどりつけるだろう

♪シェリー俺は歌う。愛すべきものすべてに・・・



– つづく –

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