人生の一切の事件はほとんどそのすべてが自己の心で解決される
◆『人生の一切の事件はほとんどそのすべてが自己の心で解決される』◆
悩み事というものは
環境が変わってくれれば消えるものだが
環境を自力で変えることは困難だ。
また、環境が変わっても
自分自身の本質が変わっていない限り
また同じような問題が発生してくる。
「嫌いな人が上司になった」
「会社が倒産した」
「試験に落ちた」
このような逆境に直面したとき
我々は茫然とショックを受ける。
が、それがいいことか悪いことかはその時点ではわからないものだ。
それによるメリットも多くの場合、存在している。
環境が変化したときは
それによるメリット面だけを見て
次の手を考えるのが良策。
11R 第12回 サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス(GIII)
1着 アブソリュート
2着 マルカシェンク
3着 マイケルバローズ
アブソリュートは前走の安田記念を引きずっていた。
シンガリから直線大外に出すも伸びず13着。。。
初めてのG1挑戦は夢と消えた。
「僕なんてこんなものなのかな。。。」
ラチにもたれながらたそがれていた時、
マルカシェンクがポテトをつまみながら話しかけてきた。
「アブちゃんどうした?
安田記念はあれはあれでよかった面もあるじゃん。
あそこでアブちゃん勝ってたら
今日は57キロでは出走できなかったんだしさ。
俺も近走不振だから今日は56キロなんだ。
メリットだけを見て、今日もがんばろうよ」
アブ「そうだよね。G1のタイトルは欲しいけど
タイトルを獲れない代わりに
G3で軽い斤量で出てお金稼げるというメリットもあるよね。
ありがとう、マル男くん」