自分を誇示したい気持ちが少なくなるほど心は平和になる


◆『自分を誇示したい気持ちが少なくなるほど心は平和になる』◆






人間は人の間でしか生きられないものであると同時に

その間で「俺が上だ」「いや私の方が上よ」

と、無意識に自己顕示の張り合いが行われている。


他人にすごいと思われたい。

誰もが無意識にそう思っている。

自己顕示欲は成長へとながる面があるから

それは悪いことではない。


でもそれが行き過ぎて

「俺を見よ!」「私を見て見て!!」

と、なりすぎてしまうと

心はどんどん疲れ果ててしまう。

他人との勝ち負けを気にしてへとへとになる時が来てしまう。


自分は自分にできる努力をしているなら

「俺はすごいだろう!」と力を誇示する必要はない。

自分が自分自身を認めてあげているならそれでいい。









11R 第12回 サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス(GIII)






1着 アブソリュート
2着 マルカシェンク
3着 マイケルバローズ(15番人気)

5着 ザレマ





マイケルバローズは隣で大勢の取材を受けるザレマを横目に

一人ぽつんと座っていた。

「ザレマ嬢はいつも人気者だのう」


ザレマ
「そろそろ調教に行かなきゃいけないので
 取材は終わりにしてもらっていい?」

サイレントプライド
「おお、ザレマ~相変わらず美人で人気あるなあ。
 ん?そこにいるのはマイケルバローズさん。
 そんなとこに一人でいないでこっちくれば?」

マイケルバローズ
「ああ、でもまあわしに取材はこないからのう」

サイレントプライド
「いやでも前走の朱鷺Sは14番人気での激走。すごかったっすよ。
 こ、今回は15番人気っすか(汗 
 もっと自己アピールしてもいいんじゃないっすか?」


マイケルバローズ
「いやいや、わしはもう8歳だし、アピールはしないよ。
 わしは自分にできる努力はやってきたと思うから
 自分の価値は、自分だけがわかっていればいいと思っとるよ。ホッホッ」



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