◆アーリーロブスト 自分にはできないと思っていたことをやってのけた時、その自信は大きい



◆『自分にはできないと思っていたことをやってのけた時、その自信は大きい』◆






誰にも得意分野と苦手分野がある。

生きる上において効率だけを重視するなら

得意分野に特化した方が成果が出るのは早いし

ストレスにもならないから、

基本は得意分野を伸ばすべきだろう。


しかしながら効率だけではない部分がある。

自分の苦手分野、避けて通りたいこと、

そんなことに直面したとき

逃げないで立ち向かい

苦手だったことをやってのけたなら

効率だけを追求し、

最短だと思った道を来た時には得られなかった自信が

心に芽生えたことに気付くだろう。










11R 第52回 毎日放送賞スワンステークス(GII)







1着 キンシャサノキセキ
2着 アーリーロブスト (16番人気)
3着 マルカフェニックス







クラシックを期待されながら

皐月とダービーを共に16着と惨敗したアーリーロブストは

本田優調教師と居酒屋にいた。



本田優
「まあ飲めアーリー」

アーリーロブスト
「は、はい。いただきます!」

本田優
「アーリー、クラシックは残念だったな」

アーリーロブスト
「ええ。。。で、でもここで休養して秋の
 神戸新聞杯では勝ちますから!」

本田優
「アーリーな、おまえは休養はしない。
 次は札幌でダートをつかう。
 その次は金沢で地方競馬だ。もちろんダートになる」


アーリーロブスト
「ええ~??ダ、ダートですか??
 で、でも僕は芝が得意でダートは苦手なんです!
 ダートなんか走ったって効率が悪いですよ。。。」

本田優
「なあアーリー。世の中には効率だけでは測れないことがある。
 お前が苦手なダートを走ってのけたとき
 おまえの心に新しい自信が生まれるだろう」



(札幌 しらかばステークス 9着)


アーリーロブスト
「先生、やっぱりだめです。僕はダートは・・・」

本田優
「大丈夫だ。さあ次は金沢の地方競馬だ」


(金沢 白山大賞典 3着)


アーリーロブスト
「せ、先生、3着になりました!僕ダートでも走れた!」


本田優
「よくがんばったな、アーリー。
 休養もさせず、苦手なダートを2回も走らせてすまなかった。
 でもこれでおまえは変わった。少し遠回りしたが
 おまえは強くなった。
 次は芝をつかう。スワンSだ。
 今のおまえなら、きっと大丈夫だ。がんばってこい」






        完

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