◆~ミヤビランベリ~自分を笑う者は人に笑われない



◆『自分を笑う者は人に笑われない』◆






誰しもプライドがあるから

自分を強く見せたいし、人に甘く見られると不快だ。

お笑い芸人は笑われれば「おいしい」が

我々一般人は、笑われれば気分が悪いだろう。


ただ、自分を強く見せるために

等身大の自分以上の自分を作ろうとしてしまうと

本人が苦しくなってくるし

なにより、そういった虚飾は、

多くの場合、他人は気付いているものだ。

「ああ、あの人ムリしてるなー」と。


でも最初から隠しきれない自分の弱さは自分で笑ってしまえば

他人は逆に陰で笑ったりはしないものだ。












11R 第47回 アルゼンチン共和国杯(GII)







1着 ミヤビランベリ (11番人気)
2着 アーネストリー
3着 ヒカルカザブエ







アル共杯のパドック周回中、

ミヤビランベリはクールな眼差しで自分のオッズを見ていた。


吉田隼人
「ランベリが11番人気だなんておかしいよね!
 だって1番人気のジャガーメイルには
 ランベリは春の目黒記念で
 同じこの東京2500mという舞台で
 なんと5馬身差もつけて勝ってるのに!」


ミヤビランベリ
「あはは。いやいや僕はどうにも華がないというか。
 好走してもいつも人気にならないんですよねー。あは」


ジャガーメイル
「ランベリさん、どうも。
 目黒記念では完敗でしたが、あのときは不良馬場。
 それに今回はあのときとは斤量が2.5キロも違いますからね。
 今日は負けませんよ」


ミヤビランベリ
「あはー。その通りだよねージャガー。
 その辺はファンの方の結論としてオッズに表れてるよねー。
 11番人気だもんー。
 僕は今日は11着以上を目指すよー。えへ」


スマートギア&モンテクリスエス
「ランベリさん、今日はがんばりましょう!
 ランベリさん、終わったら飲みに行きましょうね!!」


吉田隼人
「へー。ランベリは人望があるなあ。
 やっぱり自分を無理に良く見せようとしないところが魅力なんだね」


ミヤビランベリ
「えへ。みんなやさしくて、ぼくは毎日、幸せです」






        完

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