◆~ラナンキュラス~長い目で見れば人生に無駄はない ファンタジーステークス


◆『長い目で見れば人生に無駄はない』◆








今まで自分が生きてきた過去を振り返って

「あのときなんでもっと頑張らなかったんだろう」

と悔むことは多い。


あの無駄な時間にもっとがんばっていれば

今頃、自分はもっと幸せになっていたのに、と。


しかしながら、無駄に過ごしてしまったと思っていることが

今の自分に成長させてきたこともまた事実であると言える。


その無駄だと思っている時間を

仮に過去に戻ってやり直したとしても

今の自分以上の自分に本当になれるのだろうか。


無駄な時間だったと悔むような過去が

実は今のあなたの魅力を作っているのだ。












11R 第14回 KBS京都賞ファンタジーステークス(G3)







1着 タガノエリザベート
2着 ベストクルーズ
3着 グレナディーン
4着 ラナンキュラス(1番人気。ファレノプシスの娘)





ラナンキュラス
「あーあ負けちゃったな。
 やっぱりレース中にメイク直してたのがまずかったかな。。。」


グレナディーン
「ラナンちゃんお疲れ~。
 初めて負けちゃったね。
 残念。でもまたがんばろうよ」


ラナンキュラス
「うん。。。でも私は超良血でみんなに注目されて生まれてきて
 だから無敗で進んでいかなきゃいけなかったのに
 なんか無駄な負けがついちゃったな、って」


グレナディーン
「まあフリスク食べな。はい。
 うーんそうねえ、ラナンちゃん
 ノースヒルズマネジメントの先輩の
 スティルインラブさん知ってるよね?
 スティル先輩は偉大な牝馬3冠獲ったんだけど
 前哨戦のトライアルレースはいつも負けてたのよ?
 スティル先輩はその敗戦を無駄だとは思わずに
 本番は修正して3冠を獲ったのよ!」


ラナンキュラス
「そうだったんだ・・・。
 スティル先輩。。
 私は後輩。
 同じ勝負服。
 この敗戦を明日につなげて
 スティル先輩のあとに続こう!」




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