◆~シャラナヤ~あなたが真から落ち込んでいて誰かに話しかけてほしい時は、誰もあなたの友達になりたいと思ってはくれない エリザベス女王杯
◆『あなたが真から落ち込んでいて誰かに話しかけてほしい時は
誰もあなたの友達になりたいと思ってはくれない』◆
なにもかもうまくいかなくて
もうどうればいいかわからない。
誰か助けて、誰か話しかけて。
そう思う時には、誰も話しかけてくれなかったりする。
一方で、自力でやろうと覚悟を決めて
地道にコツコツと淡々と努力しているとき
人が周りに集まってきたりする。
愚痴愚痴いうだけで
泣きごとばかりの人と一緒にいて楽しい人はいない。
なにもかもうまくいかなくても
文句ひとつ言わずにがんばっている人に
人間は魅かれる。
11R 第34回 エリザベス女王杯(GI)
1着 クィーンスプマンテ
2着 テイエムプリキュア
3着 ブエナビスタ
4着 シャラナヤ(フランス)
~エリザベス女王杯 2週間前 関西空港~
調教師デルザングル
「よーしついたぞシャラナヤ。ここが日本アルヨ」
シャラナヤ
「先生、ワタシ初めてのヒコウキで調子がワルイヨ・・」
調教師デルザングル
「なーにいってんだ。おまえはアガ・カーン殿下様の馬だ。
日本から殿下にいい知らせを届けようじゃナイカ。
さっそく調教に入るアルヨ」
シャラナヤ
「で、デモ体重がゲッソリと減ってシマッタ・・。
走れませン。。」
調教師デルザングル
「いいから行け、GOGO!」
シャラナヤ
「ヒーン 涙」
~調教後 マクドナルドにて~
シャラナヤ
「エート、ベーコンレタスバーガーセット。
ドリンクは赤ワインでお願いシマス」
店員
「も、申し訳ございません。
当店では赤ワインは・・・」
シャラナヤ
「ソ、ソウナンデスカ・・
母国フランスではいつも赤ワインだったノデ・・。
では白ワインでお願いシマス」
店員
「・・・・」
~なんとか注文完了 席へ~
シャラナヤ
「ハァ~結局コーヒーかあ。
日本人とは好みが合わないワ・・。
お友達も誰もいないし体調不良だし
もうカエリタイ・・・涙」