◆~アニメイトバイオ~タダで手に入るものはない
◆『タダで手に入るものはない』◆
世の中の原則は等価交換。
そろそろさぶいから毛布が欲しいなあ。
と思ったら、あなたは毛布を手に入れる代わりに
お金を渡すことになる。
あの大学に入りたいなあ。
あの資格がとりたいなあ。
と思ったら、
あなたは資格を得る代償として
自分の時間と交換することになる。
しかし人生を生きていると
一見、タダで手に入るものがあったりして
そのときはラッキーと思う。
でも世の中の仕組みとして
完全に一方的なエネルギーの流れというものはなく
一見タダに見えても、必ず何かしらの代償を
払っている可能性があるということを
意識したほうがいい場面は多いだろう。
11R 第45回 京王杯2歳ステークス(G2)
1着 エイシンアポロン(2歳牡馬)
2着 アニメイトバイオ(2歳牝馬)
3着 ツルマルジュピター
~ジャスコにて~
エイシンアポロン
「アニメちゃん、なんで昨日帰っちゃったんだよー。
泊ってくっていったじゃん~」
アニメイトバイオ
「だってまだ2歳だもん。
お父さんに怒られるし」
エイシンアポロン
「まあいいか。今日また会えたし♪
アニメちゃん、今日はなに食べる?」
アニメイトバイオ
「うーんどうしようかな」
謎の店員
「あ、お兄さん!ちょっと試食していってよ!
これ新発売の「超生キャラメル」だよ。
生すぎてほとんど液体なのが特徴でね~」
エイシンアポロン
「キ、キャラメルっていうより
完全に飲み物みたいになってますよね・・
これほんとにおいしいんですか、オジサ・・・
あれ??
コスモバルクおじさん???」
コスモバルク
「はうっ! バ、バレた!に、逃げ・・・」
アニメイトバイオ
「バルクおじさん、逃げなくてもいいよ。
私たち誰にも言わないから。」
コスモバルク
「・・いや最近成績が芳しくなくてねえ。。。
JC有馬と出たいんだけど賞金微妙だったから
バイトして貯めてたんだよ」
アニメイトバイオ
「そうだったんだ。
バルクさんならきっと大丈夫だよ!」
コスモバルク
「ありがとね~アニメちゃん。
あ、これ食べていってよ。超生キャラメル」
アニメイトバイオ
「あ、ありがとうバルクおじさん・・お、おいしいです。。
じゃあひとつ買わせて頂きますね。
タダでもらいっぱなしにするわけにはいかないので」
コスモバルク
「アニメちゃんはしっかりしてるねえ。
そう考えられるなら、きっとこの先も
幸せに生きられるよ」
完
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